こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
バイクブーム到来?
もうそうとしか思えないほど 溢れんばかりの車両台数、そしてヘビークラスの
仕事が山積みになっているサンクチュアリー本店。
聞けば サンクチュアリー福岡店も相変わらずの業務過多状態で、つい最近では
ワークデイを月曜と火曜だけでなく、金曜もワークデイにしたらしく (;^ ^A
更にはFCグループ店達も熟し切れない量の業務に取り組んでいるとか・・・
バイクブーム到来? としか表現の仕様がない
そんな日々の中、またブログ更新がマメに出来てない泥沼にはまっております。
そして本日
第二木曜は本店の休業日と言う事で、やっとブログを書く事が出来たんですが
今回は最近気になっているテーマであるRCMについて語りたいと思います。
何が気になっているかと言うと、実はお客様から「この車両RCMですか?」と
いう質問が以前より多くなったように感じているからです。
画像付きでのメールで質問が来るんですが、他の中古車屋さんの画像であったり
オークションの画像であったりと様々でして。
明確な回答を送ろうと画像を見てみるも、何せこの25年間で700台ほどの
RCMを輩出して来ましたから、中には納車後 数年が経過してからオーナー様
自身によりペイントを変えていたり、パーツを追加してたりするケースもあって
意外にもパッと見では判断しにくいんです。
そこで今回は「これがRCMです」と言うポイントを改めて皆さんにお伝えします。
まずは何と言っても、RCMシリアルナンバープレートでしょう。
2000年~2002年位にかけた初期のRCMで、二ケタ台のシリアル車は
製作時に取り付けされてませんが、数年後ステアリング回りのメンテナンスを
行う際に良い機会だからと後から付けた車両も多くあります。
このシリアルナンバープレートこそは、唯一無二。
同じシリアルナンバーの車両が2台存在する、と言う事は断じてありません。
ノンカウル仕様の車両では、多くの場合 ステアリングヘッドに固定されます。
RCM-571までは【REAL COMPLETE MACHINE】を略称した
RCMでしたが
RCM‐572以降は、アメリカLAに設立したRCM USAの名前の由来である
【Radical Construction Manufacture】の名を
襲名してRCMとしました。
アッパーカウル付きの車両、例えばZ1-Rなどではメーターパネルにビルトイン。
アルミ削り出し専用ホルダーを用いて、さり気ない存在感でアピールしています。
Ninja系などは、SCULPTUREトップブリッジにブラケットを介し
これまた専用の削り出しホルダーで固定。
メーターの視認性を犠牲にしないレイアウトに拘った取り付け方ですね。
ちなみに、RCM USA A16のシリアルプレートは全台数分となる30枚
この様に全てのRCMにはシリアルナンバーがあり、そのナンバープレートは
必ず車体に付帯されています。
他にもオーナーズアイテムとして、シリアルナンバーカードが付属された専用の
車検証入れがあります。
そして、シリアルナンバープレートと同格扱いになっているオーナーズアイテム
こそが、この
RCMシリアルナンバーキーホルダーです。
これも全車分 作りました。
番号違いのプレートが固定されたキーホルダーを製作してれる業者をやっと見つけ
依頼したところ、相当高額なものだったので悩んだんですが、車体に付帯される
証明と同格のオーナーズアイテムが欲しく、思い切って全車分製作をしました。
これ、皆さん無くさないで下さいね。
車体につけてるプレートはまず無くならないでしょうけど、オーナーズアイテムは
紛失する事がありえるからです。
RCMの再販売車両でも「キーホルダーあり・なし」と、必ず明記する必要性に
迫られて来ているほど存在感を増しつつあるものなので、大切にして頂きたいと
思います。
シリアルナンバープレート、そしてシリアルナンバーキーホルダー。
対となった二つのRCM証明アイテムがあれば、それは正真正銘RCMです。
700台も世に出せば、様々な経路で転売されているRCMも出て来るでしょう。
その時は これらの証明アイテムが在るかを判断材料にして頂ければと思います。
正規ディーラーたるサンクチュアリーのグループ店から購入された場合でしたら
間違いはなく納車後の保証も付けていますが、中古車屋さんやオークション等で
購入をされた車両でも、これらRCMの証明アイテムが付帯していたなら
それは列記とした真のRCMです。
是非、参考になさって下さいね。