こんにちは、サンクチュアリー福岡店 店長の梅田です。
福岡では盆を過ぎて朝晩共に少し涼しくなってきています。
日々、バタバタと忙しく業務に追われていますが熱い気持ちにて心折れる事なく
楓君と力を合わせて頑張ってます!
さて、本題に入りまして・・・
福岡店にご来店いただいた方々や、お電話の問い合わせにて
『RCM以外のバイクも整備してくれるの?』と質問される事が良くあります。
なので、改めて福岡店の業務を少しお伝えできればとブログを書きました。
(画像多めにて紹介します)
まずはGSX1100Sカタナ Y様のフレーム単体での加工依頼です。
フレーム補強(5か所)&左側ピボットブラケットの修理にて依頼を頂きました。
左側ピボットブラケット部の修理は大変でしたね・・・
画像にてご紹介させてください。
サビによる腐食が凄いです・・・
恐る恐るブラケット部分を切開して作業を進めていくと
カタナでは左側ピボットブラケット部内の水抜きがしっかりと出来ないと
長年内部に水が溜まり、ブラケット下側が錆によって腐食します。
今回はブラケット部&フレームパイプ側も腐食が凄い事になっていたので
パイプ側も含めてしっかり修復させて頂きました。
(今後は水がしっかり抜けるような対策も施しています)
無事に修理完了。
この手の作業は本店時代に何度も作業経験して来ましたので任せてください!!
お客様にてフレーム塗装を行うとの事で お引き取りお待ちしております<(_ _)>
次はZ1 A様
今回の作業依頼はフレーム加工(ワイドレイダウン加工&フレーム塗装)
エンジンのオーバーホールのご依頼などにてお預かりさせて頂きました。
車体をテンポ良く分解していくと
スイングアームがフレームから外せないんです・・・(汗)
楓君にも手伝ってもらい、二人でパンタジャッキで少しづつ広げながら
なんとか外すことが出来ました。
なかなかスイングアームが外れず、けっこうな大変さで!!
恐らくですが・・・
以前、フレーム加工された際にピポットシャフト部分に治具を入れずに
補強を行ったのが原因だと思います。
治具なしで溶接してしまうと、溶接の収縮により寸法が狭く縮んでしまい
今回の様なことが起こりますので注意が必要です。
追加作業にてピポットシャフトの幅を戻してあげる事にしました。
改めてお見せ出来るタイミングがあればご紹介しますね。
次はKZ1000MK-Ⅱ A様
エンジンから異音がするとのことでご依頼を頂きました。
診断をしながらエンジンを分解していくと
カムチェーン伸びと、純正アイドラー(画像左)の粉砕が異音の原因でした。
異音の修理内容としては、弊社のサンクチュアリーメカニックブランド製
リジットアイドラーオールワンパッケージ(画像右)にて、対策組み立てを
実施しています。
エンジンは以前、ショップさんにてオーバーサイズのピストンを使用して
組み立てしているとの事でしたので、ピストンは精密測定後に再使用可能か
判断したいと思います。
そして、無事に組立てが終わり盆前に納車させて頂きました。
納車後、差入れも頂きありがとうございます。
次はタイヤ交換ですね!
リフレッシュしたエンジンにてバイクライフを楽しまれてください。
作業内容の一部をご紹介させて頂きました!
まだ毎日がパンク気味ですので事前に打合せを行いながら順次となりますが
作業を進めて行きますので宜しくお願い致します。
サンクチュアリー福岡店 店長梅田より