新年あけましておめでとうございます。
サンクチュアリー本店の中村です。
2025年が始まりました。
自分は恒例の参拝をするべく、いつもの市川真間山の弘法寺に。
近年のバイクカスタムで流行り傾向のゴールドアルマイト?がキツく (;^_^A
目がチカチカしましたが・・・
無事に元旦の初詣を終えました。
本年2025年、実はサンクチュアリーを創業して30年を迎えます。
思うところありまして、自らに強く誓った祈願でした。
あけて翌日
元旦すぎれば、正月の三が日だろうが何だろうが全く関係ありません。
仕事の遅れを取り戻すにはこうするしかなくて、一人で出勤。
試しに福岡店の梅田に連絡したら、なんと梅田も仕事してまして・・・
やれやれ・・・
さすがに休みなさいって ( ̄▽ ̄;)
昨年から構想して進めて来た遮蔽機能付きオイルキャッチタンクの開発を
するべく、試作を造っていました。
これは量産を見越し進めている仕掛り品で、中が空洞になっているだけの
素のキャッチタンクにあらず、吹き返し防止の遮蔽機能を持たせたもの。
誰もいないし、誰も来ないから、もの凄く仕事は捗ってるんですが・・・
うぅ~~~む・・・
ダメだなこれ、根本的に見直しが必要だ。
曲げ込み材と合わせ溶接の概念を全く異なる設計に変更したいと思います。
失敗の試作ですが、試作とはそう言うもの。
おかげで次の構想が見えて来ましたから、意義のある一日になりました。
さて、新春を迎え
世間に対して感じている自分なりの意見を書きますと・・・
昨年は物価高に振り回された一年でしたが、今年はどうなる事やら・・・
30年間もデフレだったのに、わずか3年でインフレにされたんですから
そりゃ、歪みますわな
あと2年で還暦を迎える おじさんに説教臭い事を言わせれば
高い割合で青年層の人間力脆弱化が顕著になっていると感じます。
〇✕ハラスメントなる言葉を、そこかしこで見聞きする様になりました。
本音が言えない社会・・・ 顔色ばかり窺った教育・・・
本当の暴言と、責任感からの叱咤が 同じ括りにされてしまった世の中。
変な例えですが、抗生剤を飲んで腸内の悪玉菌は退治はできたが、同時に
善玉菌まで死滅させちゃった・・・ みたいな?
この例え、変ですか (^_^;)
自分は故 梶原一騎先生の漫画で育った世代です。
自分にとっては教科書の如くであり、男の星座は今も大切にしています。
旧いアニメ、タイガーマスクのOPで最初に語られるあのナレーション。
星一徹の父親から我が子への愛の形、矢吹ジョーのストイックな生き方。
大賀誠の見返りを求めない孤独な戦い、番場晩の鉄の左腕の折れるまで
そして、故 大山倍達氏の生き方と語る言葉に影響されて育って来た世代。
だから、命を懸けてまで仕事に取り組む男の姿と情熱がカッコ良くて
そんな、かつての日本人がカッコ良くて・・・
こんな話、今じゃ「何言ってんだよ」って非難されてしまうけど (;^ ^A
でも 少しでも自分もそうありたいと思う、原点はそこにあったんです。
とにかく言える事は
かつての日本民族・・・ 特に男子は大きく変わったかな。
企業は・・・
大手はともかく、中小零細では働き方改革が加わって悲鳴をあげている
現場が多いと聞いています。
特に製造業の現場では ”絵に書いた餅” の如き労働の仕方で、年長者達が
率先して一番働いているなんてのが当たり前だと聞き及びます。
年長者の それもごく一部のエキスパート達が懸命に働き、その他の多勢は
なんだかんだ理屈っぽい事を主張してマイペースにしている。
仕事って、本当はもの凄く楽しいものだと思うんですけどねぇ・・・
そう思わない人間が増えたから会社を支えて行くのが大変な時代なのかも。
所謂「アリの法則」傾向がより強くなっているのかも知れませんね。
会社を力強く牽引して来た一握りの働き者が引退したら、一体どうやって
経営や生活を成り立たせて行くのか?
生きる力が不足してる者ばかりの社会が来るのでは?と、危惧しています。
今年のテーマは ”返” です。
返し技の”返” 切り返しの”返”
ここでは折り返しや返却と言った使い方の意味ではありません。
大どんでん返しの”返”
新巨人の星で 飛雄馬が実は生来右利きだった・・・ 大どんでん返し
この例え、変ですか (^_^;)
”返”
そこへ向かって来た、この5年間。
自分が行う ”返” を・・・
これからの数年間を見守っていて下さい。
創業30年を迎えるサンクチュアリーのクライマックス章もいよいよ大詰め。
行きますよ
やりますよ! 2025年!