こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
最近はグチから始まる、サンクチュアリー本店ブログ・・・
巷では「そうでもしないと辛いんだろね」などと 言われているとか・・・
い~や いや (^^ゞ
そんな~~~
その通りです ( ̄▽ ̄;)
まぁ 忙しいにもほどがあって
もういい加減、何とかせにゃいかんと思っております・・・ (;^ ^A
シリアルナンバー RCM-534、Z900RSのRCM計画
画像多めにて(その8)です!
佐々木がしげしげ のぞき見してるのは、オリジナルリアフェンダーレスKIT。
表面処理まで出来上がり、ようやく本組み出来ました。
RCM USA A16シリーズでよく採用している、スーパースポーツ車系の
イメージをフォルム化しました。
フェンダーレスでありながらも、コンパクトでシャープなリアフェンダーを
ベースブラケットとしての役割で装備し、そこにウインカーステーやナンバー
ブラケットが別体で取り付けられる構造に・・・
拘りはスタイリングだけでなく、ナンバーブラケット本体がリアフェンダー面を
上下にスライドする機能を持ち合わせており、好きな位置に調整できるのですが
更に・・・
こんな風に角度もアジャスト変更できる機能を持ち合わせています (^^)/
あとはスモールステーを製作して、ライセンスランプを取り付けすれば完成。
5月には製品ラインナップされてると思いますので、お問い合わせ下さいね。
さて・・・
ここらで大物パーツ達を進めない事には、どうにもなりませんな・・・ ( ̄▽ ̄;)
Z900RS用の大物オリジナルパーツラインナップですが
【1】SCULPTURE製 アルミスイングアーム
【2】ナイトロレーシング製 アルミダウンチューブKIT
【3】ナイトロレーシング製 ワイドラウンドラジエータKIT
の、3種を予定しているんですけど
その大物パーツの内の一つで、皆さんから「まだですか~!?」と期待度高い
いや プレッシャーかけられてる (;^_^A ダウンチューブKITを着手する事に。
既に構想と下準備までは出来ていたんですが、しっかり時間を取れる時でないと
できないレベルの作業で、ここに来てようやく集中できる日が作れた訳なんです。
曲げ込んだジュラルミン7N01角パイプは、Ninjaのダウンチューブに
使用しているものと同じ材料で、この角パイプも押出しダイスから型抜きして
造られたもの。
型押し用のダイスはサンクチュアリーの母体となるNOBLESTの所有物で
これがまた高額なんですが、角パイプにわずかにRが付いているものが欲しく
またジュラルミン7N01材にも拘った事から 奮発して造ったダイスなので
NinjaだけでなくZ900RSにも使えるなんて ラッキーでした! (^^)/
「よっこらせと」
最近 歳とって来たせいか 「よっこらせ」とか言っちゃうんです (;^ω^)
フライス盤で削っているのは、ダウンチューブのモデルとなるゲージのパーツ。
いきなり本製品を造るのではなく、まずは寸法や形状を確認する為のゲージを
造ってみてからになります。
Z900RSはNinjaと違って フレームの一部が左右対称になっておらず。
フレームとの連結部ブラケットが左右で異なる形になるんですが、それだけでは
なく、右と左とでダウンチューブ軌道のオフセットも異なる事から今回ばかりは
簡単ではありません・・・
形状だけでなくオフセットが大きく異なる事から、まずはそれを測定したく
こんな風にアルミ板を切り抜いて、色々なピースを用意しました。
角パイプとピースとの繋ぎ合わせ部は、足を差し込むラグ合わせ構造にして
精度と強度を出すんですが、逆に言えばラグ合わせにする事で ちょっとした
角度や軌道の融通は効かなくなる・・・
つまり ほぼ設計図通りの寸法と形状で出来てしまうから、最初の各部測定と
今造っているゲージの精度がとても重要なんです。
小さいピースも角パイプに差し込まれる部分だけ厚みを調整し、このあと重ねて
溶接して行く・・・
ラグ合わせの部分は角パイプ内径寸法とし、ピースを階段状に重ねて溶接すれば
実際の製品の様な状態にできるから、このゲージ製作は大切な工程なんです。
こうしてピースを追加しては 車体側に取り付けして確認するを繰り返す・・・
わかって来たのは 右と左で相当違うダウンチューブになると言う事で、やはり
Ninjaの時の様に すんなりとは行きませんねぇ・・・
いやぁ~~~ こりゃ、 大変かもな~~~・・・
でもこの日は半日以上 この作業に集中できたんで、それが何より良かった ♪
こんなの集中できなきゃ 無理ですから (^_^;)
右は形になりました・・・ が、 これはまだゲージの段階・・・
それでも「なるほど こんな感じのシルエットなんだ」と言うのはわかります。
でも本製品はもっとボリューム感があって、立体的に 凝った肉抜きなんかも
加わりますから、かなりカッコいいものになると思いますよ ♪
本製品の完成は・・・
う~~~~ん
5月かな~ ( ̄▽ ̄;)