こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
すみませんっ!
ただ ただ・・・ すみません・・・ ( ;∀;)
7月4日を最後にまたブログ更新が出来ておらず、一週間もあけてしまいました。
月初の時期と言うのは、月刊ヘリテイジ&レジェンズの連載コラム原稿を書いており
更に今月は久々のRCMオーナーズクラブROCの企画立案も重なって、いつもより
テキストの書きものが多く、また相変わらず続くRCMのお見積もり依頼に追われて
結局ブログが犠牲になってしまったと言う・・・
言い訳です <(_ _)>
まだご紹介できてないRCMシリーズ・・・
ほんと、まだまだ これが沢山 ありましてね~・・・ ( ̄▽ ̄;)フ~
茨城県在住 H・Kさんが所有されていた、お持ち込みでのNinja!
RCM-587 スポーツパッケージ TYPE-Rです!
このマシンのオーナー H・Kさん 実は随分前、それこそ20年位前からのお客様で
その頃もRCMのNinjaで、すみません シリアル忘れましたが・・・ (^^;)
ここ数年 来ないなと思っていたら、どうも前のバイクを手放された後に 海外勤務が
入ってしまい、ようやく少し前に帰国されて またNinjaを買ったとの事でした。
「久しぶりにまたNinjaで」と言う事でお預かりし、その製作模様をブログで
お見せしようと思っていたんですが!
ご察しの通り、壮絶なる忙しさの渦中に巻き込まれ、延々と目の回る日々を過ごし
結局まるっきし ご紹介する機会もなく今日に至った次第です・・・ (-_-;)
いきなり エンジン搭載された所まで飛びましたが・・・ (;^ ^A
エンジンはNewTYPE-Rのフルメニューで フルオーバーホールを敢行しています。
旧TYPE-R時代では、Ninjaの中古車が まだそれほど痛んでいない個体も多く
走行距離も1~2万kmくらいの車両が見つかったんですが、今はとんでもない・・・
エンジンフルオーバーホールする事を前提とした状態の ベース車ばかりとなったので
全分解してガンコート塗装をし、精密内燃機加工もフルコースで施すのが当たり前と
言うのが、Ninjaの中古車に多く見られる傾向でしょう。
エンジンは「分解した今がチャンス!」とばかり、傷んだ塗装を剥離してブラストで
下地処理し、新たにガンコートする事で蘇ります (^^♪
精密内燃機加工ありきのオーバーホールですが、同時に見た目の再生も行ってあげる
のは、実はとても喜ばれる事・・・
画像に写ってるオイルラインやクーリングパイプなども全てきれいにコーティングし
まるで新車のエンジンが如きビジュアルへと仕上げています。
ホイールはO・Zレーシングホイールの、今年から残念ながら取り扱い中止になった
ラインナップ、アルミ5本スポークのPIEGAをチョイス。
SCULPTURE製スイングアームには スタビライザーを上側に溶接していますが
よく見るとモナカ合わせの中空ブラケットに、めくり穴 バーリングが施されていない
シンプルなスタイルで、これはオーナー H・Kさんからのリクエストです。
バーリング加工自体は、モナカ合わせの箱剛性を上げる為の有効手段ですが、それが
施されてなければいけない訳ではないので、お好みにあわせて加工しました (^^)v
ハンドルバーとグリップエンドは、デイトナさんからオリジナルリリースされている
RCMコンセプト!
如何に水冷エンジンのNinjaとて、車体回りの振動はそれなりに発生しますから
ボルトでしっかり締め付けできるヘビーウェイトタイプのRCMコンセプトグリップ
エンドは大変優れものです ♪
画像の色合いが実写と違って見えますが、美しく澄んだキャンディグリーンカラーの
外装ペイントもオーナー H・Kさんからのご要望・・・
持ち込まれたベース車がノーマルライムグリーンの外装だったんですが、キャンディ
カラーでリメイクされて 重厚感と透明感の二つが強調されたように思います。
右上に純正フューズボックスが見えますが、配線や各リレーなど電装系はノーマルを
そのまま使用しています。
NewTYPE-Rですと、ここも後期モデルの純正電装系にフルコンバートしており
全て現行企画の新品になるんですが、ベース車の電装系がそれほど痛んでいなかった
事から、それなら無理して交換する事もないでしょうと言う事になったんです。
旧TYPE-Rと NewTYPE-Rのハイブリッドみたいな仕様ですが、臨機応変に
対応すればコストを抑えられますので、これもアリだと思います。
しばらくして、エンジンに火を入れる瞬間・・・
外は猛暑で熱帯のようですが、工場内は空調が効いていて 非常に快適・・・
でも、火入れする時は扉を開放する決まりなので、エアコンを一時停止するルール。
節電です! 節電!
ムワッとした熱気が入って来たと同時に、エンジン一発始動!
まずはバランサーギヤのバックラッシュ音が工場内に響いて、それを調整した後は
オーバーホールされた調子の良いエンジン音とエキゾーストノイズだけが残ります。
ふむふむ・・・
いい感じですよ! (^_-)-☆
H・Kさ~ん!
ここまで全然ご紹介ができず、本当に申し訳ありませんでした。
でも、本当にまだまだご紹介できてない製作中のRCMが山ほどあるんです (^_^;)
いよいよ今週 本撮影をして、ロードテストが終われば納車となるんですが、なんだか
天気が怪しいですねぇ・・・
なるべく早めにお渡しできる様、頑張ります!!!