こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
また1台・・・
納車してからのご紹介となったRCMが、また1台。
最近 こんなパターンばっかで・・・ ( ̄▽ ̄;)スミマセン
ご紹介しましょう。
茨城県 H・Kさんの、RCM-587 Ninjaスポーツパッケージ TYPE-Rです。
キャンディライムグリーンとブラックのツートンカラーは、オーナーH・Kさんからの
リクエストで、中村は個人的に好きな色・・・ カワサキらしい! (^_-)-☆
H・Kさん 実は相当昔からのお客さんで、江戸川区時代まで遡るから10年以上前?
その頃も同じく RCM Ninja(確かフォーミュラパッケージ)に乗っておられて
その後 そのFパケは手放されたんですが、およそ10年ほど経って 久々にひょっこり
Ninjaでご来店・・・
聞けばしばらく海外に赴任していたらしく、少し前に帰国したのでまたNinjaを
手に入れ、車両お持ち込みにてRCM スポパケTYPE-R化したと言う経緯でした。
旧TYPE-R? それともNewTYPE-Rなの? と、思われてるでしょう・・・
そうですね、このRCM-587は 実はハイブリッド的なメニューで造られています。
ご存知かわかりませんが、旧TYPE-Rは まだNinjaの中古車が程度良いもの
ばかりだった時代に エンジンオーバーホールや電気系統のリフレッシュなど行わず
足回りや吸排気&冷却系のチューニングだけで完成と定義していたもの・・・
ところが10年程前から程度の良い中古車がめっきり見つからなくなって、とうとう
Ninjaもエンジンフルオーバーホールと電装系入れ替えまでフルメニューで施す
形になったのが NewTYPE-Rでした。
このRCM-587は オーナーH・Kさんが、なかなか程度の良い中古車を手に入れ
持ち込みされた車両だった為「旧TYPE-Rでも行けるかな?」と 思ったんですが
エンジンだけはここでしっかりオーバーホールしておこうと言う判断に至りました。
ただ 電装系だけは「まだそんなに劣化していない」と言う事で、そのままに・・・
と そんな訳で、新旧ハイブリッド仕様のTYPE-Rになった訳なんです (^^)
お持ち込み車両でRCMを製作する場合は その車両の状態を見極めて、無理に交換を
する必要がない部品は そのまま再使用したりします。
更には、既にカスタムパーツが取り付けられており、それらが特に問題ないものなら
再使用すると言うのもセオリーで、その辺りはお客さんの予算感を配慮しつつ柔軟に
対応してる訳なんです。
前後17インチホイール化された足回りは、NOBLESTのオリジナルパーツを
組み合わせたOHLINS正立ExMパッケージを基軸に、SCULPTURE製
ステアリングステムでフレームフィッティング・・・
ホイールはもちろん、世界選手権ご用達のイタリア O・Zレーシング製ホイールで
つい先日ラインナップ落ちしてしまった5本スポークPIEGAをチョイスしました。
SCULPTUREスイングアームには 上取り付けでのスタビライザーを溶接・・・
モナカ合わせの通称 ”包丁” と呼んでいる形状になりますが、剛性アップの為の加工
バーリングレスの個性的な形状にしています。
ブラックコーティングのスイングアームに グリーンアルマイトされた関連パーツが
このマシンのコンセプトカラーとして更に個性を演出してますね (^^)v
自分がこの画像を見て感じるのは、ドライブチェーンのインライン処理が施されて
いる点です・・・
アルミの凸型ナットを削り出し、ドライブチェーンをオフセットした際に干渉する
フレーム下側ナットを取り除いてチェーンが干渉しない様にする、インライン処理。
これによりドライブチェーンローラースライダーが不要になるので、動力伝達系の
よけいなフリクションロスは大幅に低減できる・・・
Ninjaでリアタイヤを180サイズ以上にしてるなら、このインライン処理は
施工する価値ある加工だと思います。
ハンドルもRCM化に伴い、デイトナRCMコンセプトハンドルバーに変更しました。
シリアルナンバープレートもジュラルミン削り出し専用ホルダーでの配置となります。
最も目につくコクピット回り、そしてステアリング周辺のビジュアルも大きく変わり
マシンにまたがった瞬間の印象も全く違ったものになった事でしょう。
この画像 サンクチュアリー本店のすぐ近くで撮影をしており、いつもの公園では
ありません・・・
実は撮影を予定していた日が雨降りで中止となり、納車を目前に控えていた事から
急遽「それなら近所で!」と、富樫カメラマンに撮影して貰いました。
背景はいつもと違っていますが、せっかくのRCMですからプロカメラマンによる
画像を残しておきたかったんです。
RCM-587 Ninjaスポーツパッケージ NewTYPE-R・・・
電装系は従来のままではありますが、NewTYPE-Rと呼ぶに相応しい仕様だと
思いました。
H・Kさ~ん!
いや~~~ 時間がかかってしまい、本当に申し訳ありませんでした~ (;^ ^A
また昔の様に楽しんで頂けたら幸いです。
= RCMオーナーズクラブROC10周年記念ミーティング =
だいぶ参加表明が増えてまして 10周年に相応しい大きなイベントになりそうです。
イベント初参加のRCMオーナーさん、かなり遠方からの参加など、予想外の展開に
ちょっとビックリしてますが、もちろん!大歓迎です! (^^)v
RCMオーナー達による、RCMオーナーの為のイベントです。
まだ参加枠に空きはありますので、皆さんこぞって お待ちしておりますよ ♪