こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
4月27日より山梨でサンクチュアリーのFC店として開業する仁科を見送り
「ふ~・・・ やれやれ」と、思ったのも束の間・・・
今度は福岡県でのサンクチュアリー直営店 開業準備に追われる日々が・・・
福岡店で店長を務める梅田は今月17日まで本店勤務をしてますが、梅田自身
移動の為の準備に追われて相当くたびれております (;^_^A
まぁ
何か新しい事に挑戦するって、こんなもんです ( ̄▽ ̄;)
当の梅田と言えば、最後の最後まで本店で実務を進めようと孤軍奮闘中!
福岡店の準備を進めつつ、多数のRCM製作を諦めずに取り組んでおります。
このマシンも、そんな梅田が複数台担当しているRCMの中の一台。
広島県在住のT・Mさんからオーダーを頂きました、RCM-631 Z1-R!
(その2)です!
(その1)でお見せしたディンクスでのコンロッドコンバートリビルドクランクを
ケースアッパーにセット。
New6速クロスミッションもアッセンブリで搭載し、左右それぞれ側面パーツを
規定トルクで組み付けてシフト作動確認の準備にまで至りました。
リプレイス品としてコンロッドを新品に交換しつつ、ベアリングやスラストシムも
新品に替えたフルリビルド。
各種多様な内燃機加工を行う会社の代表として語りますが、クランクリビルドとは
すなわち、優れた”専用治具と施工する者の技術” こそが全てあると思います。
これまでも何十本と言うZ系クランクのリビルドを見て来ましたが、ようするに
部品ありきではなく ”設備と腕” が完成度を決めると言う事。
ディンクス十八番 リビルドクランクの滑らかな回転フィーリングを 是非ご自身で
感じて頂きたいです (^^ゞ
ミッションは側面部品をきっちり締結する事で 各パーツが本来の位置に来ます。
クラッチハブ&ドライブスプロケットそれぞれをダミーパーツで組み付けてから
スライド後のドグの噛み合い、ニュートラルファインダーの作動等を確認します。
クランクケースが組み上がった所で、トロコイドオイルポンプの組み込みに。
このトロコイドポンプも、今ではRCMオーダーを頂いている全ての人達から
リクエストされる様になりました。
深底オイルパンKITへのアップデートも面白いですから、いずれその性能を
体感して頂きたいですね ♪
ディンクスから順を追って内燃機加工ものが仕上がって来ました。
向うの部門も忙しいですから あまり無理は言えないんですが、精度と同じくらい
納期も大事なんですと本当に毎日がんばってくれてます。
内燃機加工はエンジンオーバーホール完成度の決め手となる重要な工程ですから
施工する技術者達の考え方も大切なんですよね。
内燃機加工部門に負けじと、組み付け側もがんばります。
ダイヤルゲージとタイミングホイールを用いてハイカムのバルブタイミングを設定。
バルブタイミングは測定時の誤差による僅かな見落としがないかを何度も確認し
ヘッドカバーを被せれば、これにてエンジンコンプリートです!
早速フレームに搭載。
こうしている間も、福岡店に設備される旋盤やフライス盤の話を業者としており
とにかく慌ただしい一日が過ぎ去るの繰り返しでして・・・
機械業者さんとの電話やメールが終った後、ふたたびマシンに対峙する・・・
おそらくは休日も色々な事を考えている事でしょう。
まぁ
何か新しい事に挑戦するって、こんなもんです (^_^;)
モトコルセさんが輸入するSTMスリッパークラッチKITを取り付けました。
Z1000J/R系クラッチハウジング用のラインナップがある所がありがたい
STMスリッパークラッチKITはイタリア製品。
イタリアと言えば、中村は今年もイタリアの各メーカーから「来ないの?」と
お呼びが掛かりそうで 今からヒヤヒヤしてます (^ ^;)
ヒヤヒヤなのは梅田も同じでしょう。
4月17日までは本店で勤務し、その後19日から福岡にてオープンの準備に
終われる梅田・・・
サンクチュアリー福岡店はノーブレストの福岡支店ですので、現地で今までの
実務を継続して行うのですが、27日オープンまでの約一週間は店舗の準備に
追われて作業が出来ませんから本当に大変なんですよね・・・
T・Mさん
当初ご希望されていた納車予定から遅れており、本当に申し訳ありません。
福岡店での最終ラウンド
もう少しですので、何卒よろしくお願い致します <(_ _)>