まずは元旦の能登半島地震、現地で被災されている多くの方々本当に大変な事かと
思います。
頑張って下さいと言葉でしか応援できませんが、一刻も早く収束しまた安心できる
日々が少しでも早く戻る様、願っております。
あけましておめでとうございます。
昨年に引き続き 年賀状の発送を行っておりませんので、皆さんにはホームページ
待ち受け画面やブログの場を借りまして新年のご挨拶とさせて頂いております。
新しい年を迎えました。
皆さん 年末年始と言う名の一つのイベント、どうお過ごしでしたか
12月31日から1月1日に日が移り変わっただけかも知れませんが、それでも
ひとつの節目 切り替えとして、気持ちを入れ替える為の機会なのかと思います。
暖かかった元日、中村は恒例 市川真間山の弘法寺を訪問。
コロナ禍では見られなかった参拝の賑わいが戻ってるなぁと思いました。
初詣祈願の間で見る装飾の色が、どうにも最近のカスタムパーツ系色に見え始め
不謹慎ながらも目がチカチカしだす始末・・・
RCMはストイックな都会的センスを重視してますが、それでも多少は遊び心で
キンキラ系のパーツを控え目気味に使ってます。
最近のカスタムはと言えば、右を向いても左を向いてもキンキラキン☆ (;^ ^A
時代の好みに合わせなければいけない事はわかってるんですが、自分の中にある
本音は(一点主張しすぎは逆にチープに見えるよなぁ)なんて感じたり・・・
一年の計は元旦にあり
いつもならば祈祷祈願に専念してる自分がいるのですが、今年はなぜか念頭から
邪念?めいた思考で(いかん!いかん!)と、我振り返る。
自分の意識下に「57歳はまだまだ若輩者」と言う思いがあるのですが、それでも
人生57年も積み重ねれば何事にも慣れてしまうのかなと・・・
そんな風に今の自己採点をして、同時に反省せねばと痛感した初詣でした。
”激”と定めて臨んだ昨年でしたが、社会情勢も含め本当に”激”なのは もしかして
今年なのでは・・・
ならば2024年は「激Part₋2だ」なんて考えも頭に浮かびましたが (^_^;)
本年は ”承” と定めました。
承諾の”承” 継承の”承” 伝承の”承”
それこそ受け取り方は色々・・・
最初は辰年に架けた”昇”が浮かんだんですが、”承”の方がしっくり来たんです。
コロナ禍から解放されつつあると感じた昨年ですが、社会は問題が山積・・・
【戦争】【円安】【物価高】そして、相変わらずの【人口減少・少子高齢化】が
昨年から今年に持ち越しになったなと言う印象が強かった様に感じていますが
どれも言ってみれば、すぐ解決できる類のものではありません。
ただ物価高騰に関しては円安が緩和する事で容認できる水準に落ち着く可能性が
ありますから、為替介入と言う一時的投薬行為ではなく抜本から対策して欲しいと
そう願うばかり。
自分達のカスタム・アフターマーケット業界は ニッチな市場であるにも関わらず
【戦争】や【円安】が影響しており、意外にグローバルな一面も持っています。
これは何も、サンクチュアリーの母体であるノーブレストだけにあらず、多数の
商社が海外メーカーの代理店業をしており、ここ数年の仕入れコストの負担増は
深刻と言えるでしょう。
衰退する日本の経済。
間もなく日本のGDPは世界第3位から4位に下がるとかなんとか?
しかも10~20年後には、更に世界20位とかまで落ちるなんて聞きます。
為替の影響なのか生産年齢人口の減少なのか要因はわかりませんが、一つだけ
言える事は、やれやれ また落ちるんかいと (;^_^A
自分が十代だった頃に生きてた世の中から随分変わったなと、痛切に感じます。
自分達のカスタム・アフターマーケット業界だけに絞った狭い視野で言うなら
自分で画像をアップし、公開して思い出して後悔 ( ̄▽ ̄;)
若気の至りか・・・ 我が愛機のエンジンからオイルホースがこれでもか!と
生えてます(すみません~)
話を戻しましょう。
人口減少・少子高齢化が如何に影響しているのかは不明ですが、1995年の秋
自分がACサンクチュアリーを創業した頃は業界にも活気があふれ、皆元気で
新しいカスタムショップが次々誕生したり、新しいバイク雑誌が創刊されたりと
それこそ生き生きして希望に満ちていました。
自分自身「独立して好きな仕事で人生を全うしよう」と、志を立てたのですから
そりゃあ 自分が営んで来た今の業界を愛してやまず、発展して欲しいと思うのは
当然の事。
ところが、ここ10年程は・・・
業界は年々鎮静化。
唯一 コロナ過で盛り上がった業界でしたが、バブルが弾けたら途端に元さやへ
昨日~今日始まった事ではありませんが、この衰退の背景にあるものとは?
【人口減少・少子高齢化】が原因なのか・・・
だとするなら多少の違いはあれど
どんな業界・職種であれ、日本経済全体が北風に向かっているのは間違いない。
どこにも逃げられないでしょう。
2030年、2035年と更に時代が進み、世の中が様変わりしたとて・・・
ガソリンエンジンの乗り物を殆ど見かけなくなって業界人口が激減したとしても
それまでに、自分に与えられた使命を全うする。
出来得る限りの尽力つくして業界の存続に貢献する。
次世代が今までと同じ事業を続け歳を重ねて生き続けて行ける為にも、古参組に
出来る事は、姿形を変えてでも活躍できる場の肥しを撒いて退くこと。
それでもダメだったら?
いやいや、ダメにならない様に頑張って欲しいんですよね
まだ暫くは自分も皆さんと同じ様に沢山働くので、ずっと建設的でいて欲しい・・・
自分もまだまだ、すんげ~働きますから (^_^;)
2012年に掲げた ”起” の、起承転結の二番目の文字 ”承”
長い長~い時間が掛かる意の言葉でもありますから、何も今年に限った言葉では
ないんですが・・・
やっとこの文字を出しても良いかなって思ったものですから・・・
サンクチュアリー本店は、2024年も全てに全力で臨みます!
皆さん本年もよろしくお願い致します。
サンクチュアリー本店 株式会社ノーブレスト 代表取締役 中村博行