こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
この秋 何台ものRCMが無事に完成し、晴れてオーナーの元へと納車されました。
皆さん本当に喜んでくれて製作サイドとしても冥利に尽きると言うもの ♪
完成して納車されると一安心・・・ と言う心境に なるはずなんですが・・・
今年はなぜか?RCMのオーダー依頼が猛威を振るってまして、造って納車しては
また造って納車しての繰り返し・・・
全く、 数が減りません・・・ ( ̄▽ ̄;)
と言う訳で まだまだご紹介できていないRCM・・・
それもかなり凄い仕様のマシンが何台もありまして、今回からご紹介するMK-Ⅱも
フルコース仕様の力の入った1台・・・
ここまで全然ご紹介できておらず、大変お待たせ致しました!
埼玉県在住 S・Aさんの、RCM-565 KZ1000MK-Ⅱです!
少し前の画像になるんですが、湯浅が取り組んでいるのは MK-Ⅱのフレーム・・・
もう昨日今日の事ではないですが、空冷Z系のベース車はとにかく数が減っており
特にKZ1000MK-Ⅱは 全然見つからなくなりました・・・ (-_-;)
とはいえ「MK-Ⅱで!」と言う方達は後を絶たず、ならばとロスのRCM USAや
知っている業者さん達に依頼し 年にわずか数台ですが 何とかMK-Ⅱのベース車を
確保してる・・・ そんな日々が ず~~~っと続いています。
フレームは必ずレーザー測定して、修正ストレッチを行ってから補強します・・・
補強する前に必ず測定&修正を行わないと、後から修正が必要だとわかった時には
すでに遅しで、せっかくの補強を全部引き剥さないといけないハメになりますから
最初から計画的に手順を踏んで しっかりと造ってあげるべきなんです。
やがて2週間後、フレームが美しくパウダーコーティングされて戻って来ました。
これより立ち上げ作業に入りましょう! (^^)/
もはや儀式化とも呼べる 魂の注入、RCMシリアルナンバープレートの取り付け。
シリアルナンバーが ”565” ですから、565台目のRCMと言う事になります。
今まで海外に輸出された10数台のRCMも含め、どのマシンも1台1台 異なる
シリアルナンバーとなるRCM・・・
この565は S・Aさんのマシンだけに与えらたシリアルナンバーです (^_-)-☆
ステアリングロックの加工は、シリンダーを挿入した後になるべくガタつきが
出ない様にするのが大切・・・
ちなみに中村は その昔、当時乗っていたZ750FXのハンドルロックを掛け
ロック解除するのを忘れて走り出し すっこけました・・・ (^^;)
変な話はおいといて・・・
OHLINS製 正立フロントフォークはゴールドをチョイスし、ホイールは
O・Zレーシング製 GASS RS-Aのブラックとしました。
ゴールドのフォークならブラックホイール、ブラックのフォークならゴールド
ホイールと言う、それぞれ色が違う方が 逆に色が映えるものなんですよね!
そしてこの前の、めちゃめちゃご来店された方が多かった日曜日・・・
S・Aさん、ご来店!
先日のブログでも書きましたが、この日は朝から晩まで 人でごった返しており
メカニック達は皆、ほぼ 作業が出来なかったほど。
中村もあれだけお客さん達が来たと言うのは、江戸川区時代でも経験した事が
なかったんで、閉店時にはグッタリでした・・・ (;^ ^A
でも湯浅は良い機会なので、パーツの仕様など 直接確認をしておりました。
お客さんには電話やメールで各部の希望を確認し、その上で作業を進めて
行くんですが、こうして直接聞けるのが 一番早くて間違いないですからね ♪
各部の仕様や色が一通り聞けた所で、今度はS・Aさんの方から提案が・・・
よりアップグレードさせたい!との事で TW社製6速クロス&EVOシステムに
トロコイドローター式オイルポンプ、その他にも妥協なきメニュー全部盛りに近い
フルコースのリクエストを頂きました!
RCM-565 KZ1000MK-Ⅱ・・・
うぅ~~~む・・・ かなり凄いマシンになりそう・・・ ( ̄▽ ̄;)
S・Aさ~ん!
来年の春まで暫くの間、お付き合いのほど よろしくお願いしますね~!!!