こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
この春オーダーを頂いた新規のRCMをご紹介し始めていた所ですが、ちょっと
ワンクッション置きまして ここで継続シリーズをお見せしたいと思います。
「えっ! 次あたり俺のだったんじゃ!?」 なんて思った方もいると思いますが
完成近いマシンが数台ありまして・・・
このまま行っちゃうと「完成しちゃいました~!」なんて事になりかねないので
ご理解のほどお願い出来ればと思います <(_ _)>
それでは、そんな完成が見えて来た内の1台・・・
九州は大分県在住 K・Aさんの Z1-R、ベース車両お持ち込みでの RCM製作
(その4)です!
フレームマウント固定用のアッパーカウルブラケットが出来上がりました。
既にフレームヘッドパイプ側にはベースのプレートが取り付けられており
そこに連結させる形でのヘッドライト&メーターセクションのパーツです。
材質はジュラルミンA2017Sで まだアルマイト処理は施されてません。
早速組み付け、暫定でアッパーカウルを合わせてみました。
サンクチュアリーではこのビキニカウルのフレームマウント固定に拘りが
あって、とにかく【前に出過ぎない様にする事】・・・ これにつきます。
ステアリングを切っても ビキニカウルは前方を向いたまま動きませんから
カウルのえぐれ部分で左右マスターシリンダーのレバーを逃がしてるんですが
前に出過ぎない様にすると そのえぐれた部分にレバーが干渉してしまうので
カウル側も若干カットしつつ アッパーカウルの固定位置を決めて行くんです。
車体装備もそろそろ全パーツを取り付けて行きたいところ・・・
SUNSTAR製 RCMコンセプトプレミアムFディスクを組み立てます。
リアショックもようやく入荷して来ましたので 前後シャシーが概ね完成。
いいですね~! (^^)
これだけ組み上がって来ると、カラーリングなど色んなイメージが沸いて
来るというもの・・・♪
アッパーカウルブラケットの主要部も仮り組みをして ここまでは良し!
複数ピースを組み立てる構造で一部アジャスト機能も設けてありますから
最終的にカウル位置を微調整できる様になっています。
かなりゴツいルックスに見えますが、各部の肉抜きとC面取りを徹底して
行っており 実際には意外に軽いブラケットです。
ヘッドライトの固定はラバーマウントで、Z1-R特有のノーマルライトリムが
必要ない スタンダードなライトケースが使用できる寸法で製作しました。
後ろ側のライトケースがあればライト後部がむき出しにならず、雨に打たれても
ライト周辺ハーネスやカプラが濡れないですし、夜間 ヘッドライトから漏れる
光が後ろに反射して来ませんので視認的にも違和感を感じません。
ワンオフもの特有の見た目のカッコ良さだけでなく 構成されるパーツも含めて
機能アップを図った構造になっているんです (^^)v
カウルステー主要部は完成しましたが、ここからカウルロアーブラケットの
製作と左右ミラー取り付け部のブレース製作に ライト光軸調整用のステーと
フロントウインカーブラケットの製作もしなければならず・・・
ワンオフもの後半に入る前に、先ほどの左右レバー逃がし部を加工・・・
実は中村、ここの形にもかなりの拘りがありまして、佐々木が作業する中
横から「あ~でもない! こ~でもない!」と口出してまして (^^;)
「ここの形状にうるさくなって やっと始めてZ1-Rがやれるんだ!」などと
訳わからん事言われてる佐々木は さぞかしたまったもんじゃないでしょうな。
まぁ まぁ・・・ ( ̄▽ ̄)
どうやら逃げ部の加工が出来た様で 早速取り付けに・・・
この位カットを深くしてやれば ステアリングを左右に目いっぱい切っても
マスターレバーがギリギリで干渉しません。
ミラーブレースも暫定ですが取り付けし、よりリアルなシチュエーションで
確認しました・・・
ちなみに中村、この画像を見て逃げ部のカットラインがまだ気に入りません。
上のラインはもう少し大きなRで、よく見ないと判断できない位の緩やかな
カーブラインが欲しいですね。
う~~~ん、 あと 一番奥の丸い部分も わずかにRが大きいといいかな~
まぁ とにかく、この後も佐々木に頑張って貰いましょう (-ω-)/
K・Aさ~ん!
製作期間の長かったこのRCM-526も いよいよ完成が見えて来ました!
外装カラーリングは決まりましたか?
またご連絡、お待ちしておりますよ~! (^^ゞ