こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
ご紹介できてない RCMシリーズ~っ!!
と まぁ、こんな具合の開き直りで・・・ ( ̄▽ ̄)フッ
でも、ここに来てだいぶ遅れを取り戻せつつあるのか、進展著しいマシン達が
何台か出て来ており「ありがたいなぁ~」と 切実に思っております。
世界的な枯渇から、中古車が激減して相場価格が跳ね上がった空冷Z系車両達。
MK-Ⅱを台頭に Z-1やZ1-Rも、もはや ”秒読み段階” 位の感じです・・・
引っ張られてKZ900&1000&1000J等も、ま~ 高い 高い (;^_^A
そんな訳で、久々に製作依頼を頂いた希少派 KZ1000でのRCM・・・
東京都在住 Y・Gさん の、RCM-574 KZ1000です!
このRCM-574、実は昨年の6月にオーダーを頂いてたんですが、工場業務が
爆発的な激務量になっていた事から ここまで遅れてしまいました・・・
どの車両から手をつければいいのかパニックで、なんだかんだで半年もの時間が
経ってしまい、オーナーのY・Gさんには大変申し訳ない限り・・・
おまけにマメなブログ更新も出来なくて、反省している次第です <(_ _)>
フレームのレーザー測定と修正ストレッチを終え、ステージⅡ補強やレイダウン
インライン処理など一通り加工を施し パウダーコートされたのが8月の終わり。
それから暫くして・・・
ようやく正真正銘のRCMたる証である RCMシリアルプレートを打ち付けまして
”魂注入” まで、随分と時間が掛かりました。
佐々木が腕まくりなんかして、今現在とは若干 季節感の違いを感じさせられます。
何せ この時の空調は冷房・・・ 今は、暖房・・・ (^_^;)
外装ペイントは一足早く塗り上がっておりました。
カラーリングはY・Gさんからのリクエストで、KZ1000拘りの純正色です。
タンクだけZ-1の新品に替えて、あとはKZ1000の雰囲気を残したいと言う
そんなコンセプトにて製作が進みます。
で、この8月以降・・・
この頃から中村がむちゃくちゃな忙しさに襲われて、画像すらも撮る事もできず
いきなり
ここまで飛んでしまい、もはや 猛省・・・ (-_-;)
手間取っていたシリンダーヘッドの精密内燃機加工が完了した時点から、一気に
作業ピッチが上がり、みるみるこの状態に・・・
ハンドルバーも、当初より予定してた ”デイトナ製 RCMコンセプトハンドル” に
変更されてますね ♪
しなりに強いスチール製のハンドルバーで、Z1-Rの様なハンドルバーの高さが
アッパーカウル位置に影響するケースを除いて、殆どの方がこのハンドルバーを
ご指定してくる様になりました。
そうなれば当然、バーエンドも ”RCMコンセプトグリップエンド” となります。
このグリップエンドは実際手にするとわかるんですが、ズシリと重たい・・・
ハンドルバーに伝わって来るエンジンのバイブレーションを低減する効果絶大で
普通の軽量なアルミバーエンドよりも遥かに振動を感じなくなります。
取り付けもM8ボルトで強くトルクを掛けられますから、走行中の脱落も防げて
見た目もカッコ良く、久々感動したハンドルバーとグリップエンドでしたね。
いやぁ~ ほんと、 デイトナさん! ありがとうございます !(^^)!
ブレーキホースを繋げましょう。
ここもRCMご用達、イタリア Allegri社製 ショルトシステムを採用しています!
その場で車体に合わせて鉸めるブレーキホースは フルードリーク防止だけでなく
ルックス的にもミリ単位でベストフィットできるので 本当に助かってます (^^)v
ほぼ 完成しました。
昨年の秋から進行が停滞しておりましたが、12月に入ってからとんとん拍子で
進み、このブログをアップする事にはエンジンにも火が入っている事でしょう。
久々のKZ1000、RCM-574。
Y・Gさ~ん!
来週には登録検査できると思いますので、もう少しですからね~~~!!!