サンクチュアリー中村です。
頑張って、現地ミラノで更新しております (その3)です。
こうしたミーティングも、過去 数えれば20回以上に渡るでしょう・・・
弊社は日本のアフターマーケットのみを扱う、それはもうちっぽけな存在ですが
彼らはこの10数年で世界を席巻し、今ではオートバイホイールメーカーとして
世界一に輝きました。
けして大袈裟な話ではなく、それは圧巻の偉業であり
大いなる足跡を残したと思っています。
これは直近のミラノショー、エイクマで配布されたOZのカタログのページ・・・
見ただけで、そりゃも~~~ 感動ものですよ ( ;∀;)ウゥ
これらのマシンと同じホイールを履いているRCMオーナー達の誇らし気な気持ち
理解できますよ。
【車輪には性能がある】
実はホイールによって性能差があると言う事を、彼らから学びました・・・
そして、あるものを見つけます。
こ、 これは
うぅ すごい・・・ すごすぎる (;^ ^A
久々に ジ~ンと来るほどの迫力を・・・ 理屈抜きの迫力を感じました。
テレビでしか見た事がない、これが現行 MOTO-GPマシンのマグネシウムホイール。
その名も ”Cattiva 8R(エイトアール)” と呼ばれている 正に本物です。
こう言う稀な逸品を直に手にして見れる、それだけで特別なんだと思いますね。
普通なら世界選手権での本物のホイールなんて、手に出来ないですから・・・
ですが、感動ばかりではありません。
なかなか厳しい現実的なシビアな話もあり、避けては通れず・・・
ミラノに通って、早や16~17年・・・
それだけお互い、歳を取った訳でもあるんです・・・
どれほど優れた技術者であっても、老いは誰にも訪れるもの・・・
コロナ過で4年も会えなかったんですから、その4年で意識も随分変わっており
いつまでも同じでは無かった事が互いに同じ認識としてありました。
気が合うと言えばそうなんですが、同時に歩調が合った虚しさも感じましたね。
5月末のイタリアはサマータイムですから、これでも夕暮れではなく夜なんです。
これまた4年ぶりとなるレストラン、ラ・ルオータへ。
思えば今から16~17年前の冬・・・
ミラノマルペンサ空港に着いて右も左もわからず、何とかミラノ市街に移動して
初めて連れて来られたレストランが、ここラ・ルオータでした。
まだ40歳だった自分に取って未知の経験ばかり
時間なんてアッと言う間に経過してしまうもの
40歳でも(年齢的にちょっと遅かったんだろうなぁ)と、今では思える・・・
そんな旅から全てが始まりました。
まぁ! お互い すぐ引退って訳じゃありませんわ!
しかもOZでは既に5年~10年先の後継者準備までしており、当分は安泰な感じ。
「ノーブレスト社はどうなんだ?」と聞かれましたが、今はノーコメント・・・
最もたまたまですが 自分も後継者育成に意識が移行しており、これまた偶然ですが
彼らと同じ気持ちを共有していたんです。
どこでも こんな感じなのかも知れませんね。
昔ならペロリと完食できた好物の ”いかわたパスタ” だって、今では残す始末。
く~~~
あぁ 情けない・・・ ( ̄▽ ̄;)
砂糖をドッバドバ! 容赦なくエスプレッソに入れるイタリアの飲み方・・・
自分はカプチーノ派だったんですが、最近では食後のエスプレッソの美味しさが
少しわかって来た様な気がします。
時間の流れは好みまで変えるんですねぇ・・・ (^_^;)
(その4)に続く