こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
すみません・・・
またまたブログが遅れ気味になってしまいまして、面目ありません <(_ _)>
繰り返しとなりますが、とにかく業務量が多くて一般メンテナンスや車検修理、
エンジンオーバーホールやキャブ交換に加え カスタムリメイクなど、も~~~
全く収支が付いておりません・・・
特にRCMは かつて経験ない台数と対峙しており、本来であれば3~4ヵ月で
完成するものも半年以上と言う かなり長期の納期になっております。
半年以上って、確かに中にはそういう特殊なマシンもありますけど、ごく普通に
作業してれば 本当はそんなに掛かるものじゃないんですわ・・・ (;^_^A
今回ご紹介するマシンも、だいぶ時間が掛かってる1台で (すみません (^^;)
佐賀県在住 Y・Tさんの、RCMー570 Z-1です!
はるばる佐賀県から運ばれて来た、Y・Tさんの愛機 Z-Ⅱ・・・
聞けば何でも お父さんの形見とかで、今回「ビシッとさせたい!」との事から
お預かりしたんですが 「あれ?」っと、ちょっと気になる所が見つかりまして
この車両ではないベースで仕切り直しする事になったんです。
お父さんから譲り受けたのならと、なるべくこの車両から使用できるパーツを
移植するべく、細かくチェックしながら車体を全分解・・・
足回りは17インチホイール化にフルコンバートしますから、そこは気にせず
進めて行きます。
これらのパーツは、全て次の車両に再使用・・・
なるべく沢山のパーツを移植したいと考えていたのですが、意外に再使用できる
ものが少なくて「うぅ~~~~ん・・・」と 言った感じ・・・ (^_^;)
見た目は痛みが酷いですが、この辺りの部品はブラスト処理してパウダーコート
してあげれば、かなりリフレッシュできますね ♪
フロントに取り付けされていたブレンボ製キャリパーも、もちろん再使用ですが
僅かにフロントホイールセンターがすれていたのか? あるいはスポークの張りに
左右で誤差があったのか? 左キャリパーの裏側にスポークが干渉していた痕跡が
ありました・・・
でも これは機能的に問題ないので、軽くタッチアップしてあげれば良いでしょう。
新たなベースとして、こちらでご用意させて頂いたのは Z-1。
だいぶ前にフレームは加工が完了しており、既にパウダーコーティング工程へと
行っておりました。
ただ単に、中村がブログでお見せ出来てなかっただけでして・・・ ( ̄▽ ̄;)
サンクチュアリーオリジナルのフレーム補強 STAGE-Ⅱを施し、リアサスは
17インチホイールに伴う295mmワイドスパンのレイダウン。
そして ドライブチェーンラインの大幅オフセット化に対応した、フレーム内側
インライン処理を施して、ドライブチェーンの通過軌道を確保しております。
更に このRCMー570は、アメドリさんのアッパーカウルを装備する事になり
アッパーカウルステーのフレームマウント側ブラケットを溶接・・・
左下に見えるスリーブ状のナットも、旋盤で削り出して溶接した カウルステー
ロアーブラケット用のマウントで、ここも左右対照の精度で追加しています。
最重要となる補強部位、ステアリングヘッドパイプ後部からダウンチューブへと
追加されたパイプも しっかりフィニュシュ済み・・・
ここ、きっちり補強してないと ちょっとブレーキ掛けただけでもヘッドパイプが
おじぎしようと動いてますから最重要な補強でして、ぶっちゃけフルノーマルの
車体でも ここは補強しておいた方が良いと捉えています。
完成したRCMー570のフレーム・・・
いや、もうだいぶ前に完成してた RCMー570のフレームですか (;^_^Aフ~
そして・・・
数日前の画像ですが、今現在こんな感じです!
佐賀の Y・Tさ~ん!
今まで中々ブログでご紹介ができず、大変お待たせ致しました~!
報道を見ており、佐賀県も水害が酷い状況かと思います・・・
くれぐれも安全第一で注意して頂き、ご無理なさらずにお過ごし下さいね。
= お知らせ =
コロナウィルス感染防止の一環として、サンクチュアリー本店では どうしても
ご来店が必要な場合を除いて なるべくご来店をさけて下さいとお願いしています。
送りたいパーツなどがありましたら宅急便をご利用頂いたり、車両に関しては
【引き取り】や【配達】など 機動力を駆使して動きますので、緊急事態宣言下の
間だけでもご配慮下さい。
お問い合わせやご相談等はメール または電話でも承っておりますので、なるべく
ご来店されずに済むやり方を取って頂ければと思います。
大変ご不便をおかけしますが、よろしくお願い致します <(_ _)>
サンクチュアリー本店 (株)ノーブレスト代表 中村 博行より