こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
突然ですが本日16日、私中村 誠に勝手ながらお休みを頂いております・・・
ですが自宅にてブログは更新しており、現在の2日に一回ペースを死守して
おります! (^^)/
約2日ね・・・ (苦笑)
大阪府在住 M・Hさんの、RCM-531 Z-1!(その3)です!
ただ単に組み立てると言う行為ではなく、精密な微調整や確認作業を積み重ねて
組み上げられた ノウハウの集約とも言えるエンジンは、カムシャフトをヘッドに
載せて 間もなく完成する段階・・・
エンジンは同じパーツで組んだとしても、どう組んだかで その完成度が異なる
シビアなものだけに、ボルト一本の締め付けに至るまで 徹底した注意と配慮で
作業を進める・・・
佐々木は それこそ年間で30機以上ものエンジンをオーバーホールしているが
一機 一機、どれをとっても全力で取り組んでいる所が 実に良いと感じる・・・
組み上がったエンジンを 早速フレームに搭載・・・
実はこの作業を行っている1週間後に検査&登録を予定してまして、ここからの
作業を流れる様に 滞りなく進めなくてはなりません。
工期 そして納期を意識しながら作業するのは、さけられないパッケージと言った
とこですな・・・ (^^;)
エンジンが搭載されたと言うのに オイルパンを外してました・・・
なるほど これですな、 ハイプレッシャーオイルポンプ(右)
オーナー M・Hさんから最後の最後に「お勧めのパーツや作業はありますか?」と
聞かれ、それなら迷わずこれですとお勧めしたのが このオイルポンプKIT・・・
最近ブログでも時々ご紹介しているこのオイルポンプは 今年の春先に正式発表して
依頼、つい先日90個目のロットが入荷して半年でおよそ70個以上出荷しました。
ご購入頂いているのは日本全国のバイク屋さんはもちろん 意外に個人の方も多くて
中にはYRPレーシングさんが販売してた頃からのファンの方がおられたほど (^^♪
交換後の効果はと言うと、少々月並みな表現ですが 最高性能・・・
トロコイドローターを採用した構造により 油圧はノーマルギヤポンプの約5倍。
吐出量もトロコイド曲線ならではの安定感で油温上昇の制御は体感ができるもの。
問題は納期で ここまで多くの問い合わせや注文を頂けるとは思っていなかった為
事前でのパーツ入手 見通しがあまく、この半年間 何となく慢性的に欠品している
感じがあって、このペースで続くとまずいなと言うのが正直なところです・・・
製品が優秀で 沢山の人達から支持されるのは本当にありがたい事なんですが
M・Fさん用に社内発注したこのポンプも、実はたまたま在庫があったので
良かったと ホッとしたケース・・・ ( ̄▽ ̄;)
よくないですよね・・・
欲しいと言ってくれる人達が凄く大勢いるのに、 売り切れ気味って (;^ ^A
今後は安定した在庫が確保できる様に 課題として取り組みたいと思います。
ハイプレッシャーオイルポンプKITと一緒に アップグレードで追加された
点火系、ASウオタニSP‐Ⅱ・・・
M・Fさん、これにてかなり充実した仕様の装備になりましたよ! (^^)v
最後にヨシムラデジタルテンプメーターを取り付けして、このあとエンジンに
火を入れるべく、最後の大物パーツ取り付けに・・
ナイトロレーシング製 ウェルドクラフト3Dチタン フルエキーゾストです。
火が入る前のウェルドは チタン素材 新品の美しさがありますが、ひとたび火を
入れると、溶接目ごとに自然な焼け色が浮かび上がり、それもまた美しい (^^)/
フロントフォークのフルボトム時、タイヤとエキパイのクリアランスマージンを
設ける為に エキパイが湾曲されて溶接されてるって、ご存知でした?・・・
M・Fさ~ん!
次回 完成したRCM-531、バッチりお見せしますからね~っ!!