こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCMはオーダーを頂くにあたって、納車時に大きく金額が変わったりしない様
精密で細かいお見積もりを出しています。
「最初は〇〇万円だと言っていたのに、最後は何で✕✕万円なの?」なんて事が
どこそこであったなんて話を たまに耳にしますが、そう言う出口での対応が違う
状況にならない様に とにかく細心の配慮をしているんです。
最初からしっかりしたお見積もりをご提示していれば、よほどの事でもない限り
完成時の金額ズレは殆どありませんから、結果的にはお客さんには喜ばれるもの ♪
コンプリートマシンの様に大きな金額だと 尚更見積もりの精度は大事だと言える
ので、RCMは見積もりもマシン造りに負けない位 カッチリやってます・・・
ちなみに時々間違えてミスしているなんて事もありますから、その時は遠慮なく
ご指摘を頂けますか。
何せ常時20数台のRCMをほぼ自分一人で引き受けており 見積もりのPC操作
担当の佐藤と二人で切り盛りしてるんですが、ぶっちゃけ 毎日パンクしてまして
ごく稀に うっかりなんて事もあるもんですから・・・ (;^ ^A
これからもより細かく、より正確に行きたいと思いますよっ! (^^)/
神奈川県在住 Y・Hさんの、RCM-514 Z1100GP(その6)です。
前回組み上がったエンジン腰下に続き、流れに乗って一気に腰上まで完成させたい
RCM-514のエンジン・・・
シリンダーライナーはおなじみPAMS製ESTスリーブですが、奥のピストンは
ヴォスナー製のハイコンプシリーズになります。
このRCM-514に使用したヴォスナーピストンは問題ないんですが、実は色々
ありまして・・・
今はプラスアルファーさんが輸入元を務めるピスタルレーシング製のピストンを
分けて頂き、ヴォスナーピストンと併用しております。
その「色々ありまして」と言うのは、またいずれ改めて ご説明させて頂きますね。
また画像を撮り損ねましたが、ヘッドまで組み上がりバルブクリアランスチェックが
行われておりました・・・
この湯浅も ある意味中村と同じで、常に7~8台ものRCM製作を任されてますから
日々せわしなく仕事と取り組んでおります。
メカニック達は毎日 自分達から率先して中村と打ち合わせをしに来るんですが
この湯浅との打合せは、打ち合わせからして せわしい・・・(苦笑)
でも、パワーがあるのは認めざるを得ません。
中村同様 パンクしてるけど・・・ (^^;)
エンジンが完成しました。
単に組み立てただけでなく、ノウハウを持って精密調整に時間をかけ組み上げられた
エンジンですから、見た目だけではない ひと味違う仕上がりですよ (^^) v
フレームに搭載 完了!
エンジン重量の追加による1Gで フロントフォークがわずかに沈むと、本来
イメージしていた車体姿勢が見えて来ました。
前回削り出したジュラルミン製のエンジンマウントスリーブも、ブラックアルマイト
処理されて 御覧の通り収まってます。
クランクケースと同色なので わかりずらいですが、ケース側穴径に対してビシビシ
精度で仕上がっており、マウンティングボルトもスルスルと気持ちよく入りました。
これにリアエンジンマウントの最新の補強が組み合わさると、以前の様にエンジンが
前後に動く事もなく 走り終わった後にドライブチェーンがダラダラに緩んでるなんて
事もなくなりますから、かなり良い構造だと自信が持てる仕様になってます。
いいですね!
ほんと・・・ 年々進化してます (^_-)-☆
ここでリアホイール回りの本組みを行うべく、同時にリアサスも取り付けました。
Y・Hさんのリクエストで、ナイトロン製R3シリーズリアショックをチョイス。
電装プレートなど 小物も同時進行で製作・・・
実はこのRCM-514 地味にワンオフものが多く、そこは本領発揮の部分でも
あるんですが、図面書いて 造って試しての繰り返しになるんで、やたらと時間が
掛かってるのも確か・・・
その分 凄いマシンになるとは思いますけど・・・ (;^ω^)
前後サスペンションがエンジンを始めとする構成パーツの自重でわずかに沈み
如何ですか、この17インチホイールシャシーのディメンション・・・
まだ外装が取り付けされてないのでピンと来ないかも知れませんが、中村は既に
「う~~~ん・・・ いいねぇ~~~・・・」と、唸りました ♪
でも この後もワンオフものが山ほどあって、ここまで来ても何となく先が遠い
感じがするのは なぜ? ( ̄▽ ̄;)
Y・Hさ~ん!
今湯浅が手一杯で 週イチペースでの作業となっておりますが、中村もしっかり
カバーをしておりますので ご安心下さいねーっ!!