こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
福岡県在住、RCM-515 MK‐Ⅱのオーナー T・Oさん・・・
つい先日 奥さん専用機 RCM-545 Z1‐RⅡが完成しましたが、それ以前に
オーダー頂いておりました 息子さん専用機、RCM-535のブログ更新が全く
出来ておらず・・・
遡って見たら、今回でまだ(その2)だったのかと 改めて反省。
とは言え 他にも更新が滞ってるRCMが何台もあって、も~ どうしたもんかと
正直 テンパっております・・・ (◎ ◎;)
すみません、 改めてご紹介いたします。
今年夏頃に撮った画像からご紹介を始めますが、この数ヵ月間 作業は水面下で
進んでおり、あと一ヵ月ほどで完成する見通し・・・
息子さん専用機! RCM-535 Z‐1(その2)です!
パウダーコーティングが完了したフレーム・・・ 佇んだ良い姿です ♪
サンクチュアリーオリジナルのフレーム補強 ステージ2を施し、その他にも
23mmオフセットされるドライブチェーンラインに対応したインライン処理、
295mmワイドレイダウン、そしてアッパーカウルステーの中央マウント部
溶接に 左右側面のカウルステーマウント新設など、この後の作業を計画的に
建築的に 加工を施されたフレームです。
ステアリングステムはもちろん、RCMご用達 SCULPTURE製の ”SP”
既にステアリングロックシリンダーすり合わせは完了してるので、シリンダーを
挿入してあげれば 左右でハンドルロックが掛かる状態に出来上がっています。
ここまではボルトオンで進められる構造にしてありましたが、ここから先は
ひと手間・・・ いや、ふた手間くらい 加工が必要なところです。
このアッパーカウルKITは大変良くできた製品で、いつもアメドリさんから
KITを頂いて取り付けしているんですが、そのままだとアメドリさんが製作
してるマシンと全く同じになっちゃうし、ここはRCMらしい個性を加えたく
いくつかモディファイを施す事に。
まずはヘッドライトの出方・・・
ボルトオンで 別に全く問題ないところですが、RCMとして製作する以上
パッと見の印象を変えるべく もう20mmほど中へ内蔵したいと思います。
少し引いて よく見る・・・
カウルの取り付け高さや角度など微妙に変えたいと思いましたが、その為には
カウルステー本体に大掛かりな加工が必要です・・・
悩んでいても どの道やるんだから、ここはスパッと思い切って加工する事に!
まずはヘッドライトケースの取り付けステー部を 新規に切り出して溶接・・・
ライトケース後部がカウルステーの一部に 干渉しておりますが、そこはこの後
カットして逃がしてあげます。
むしろ カウルの取り付け角度を微少に変えて、きちんと取り付け出来る様に
する こっちの加工の方が大変・・・ (^_^;)
アセチレンで炙って きれいに曲げつつ、取り付けられるステーの面の部分が
アッパーカウルのファイバー面にピタッと合う様に動かして行きます。
RCMですからね、もちろん左右共に対象にしてあげるのが鉄則なんですが
あくまでもハンドメイドですから、どんなに精度を追求してもコンマ台での
誤差は出てしまうもの・・・
だけど、そこは腕の見せどころ! (^^)v
肉眼で見て違和感のないレベルまで、ストレッチだけで成型してやるんです。
と、車体と格闘していた夏でしたが・・・
秋になってTW社の6速ミッションと、コウガのロングアウトプットシャフト
ドライブチェーンEVOシステムが入荷して来たもんですから、作業は一気に
エンジンセクションへ・・・
ところがこの頃 奥さんのZ1‐Rの方が急ぎと言う事で、急遽そっちに総力を
注いでいたら、息子さん専用機の方がのんびりペースになってしまいまして
先月あたりからピッチ上げて取り組んでいた次第でした・・・ <(_ _)> スミマセン
T・Oさ~ん!
来週、くれぐれも気をつけて ご来店下さいねーっ!!