皆さん、あけましておめでとうございます。
サンクチュアリー本店、株式会社ノーブレスト 代表の中村です。
2021年が始まりました。
いつも新年の始まりには気持ちが高揚するんですが、今年ばかりはどうにも
コロナ禍で気持ちが沈みがちです。
新型コロナウィルスの感染拡大は、この年末年始も全く収まる気配を見せず
増える一方・・・
良くなるどころか 悪くなる一方のコロナ禍で、元気のない年越しでしたね。
あけて元日。
いつもなら初詣とお焚き上げで参拝に赴くんですが、今年は自粛するべく
別の日にずらす事に・・・
コロナ禍から色んな習慣が変わって 憂鬱な気分で新年を迎えております。
でも自分達の業界的には、まだ他にも険しいテーマがありまして・・・
一番の難題はとにかく、日本もガソリン時代の終焉に向かい始めたと言う事。
新年早々 難しい話をしたくはないんですが、現実を直視したなら避ける事が
出来ない事実なので、むしろ「オープンに向き合うべき!」 と 自分の場合は
今ふつふつと闘志が沸いて来ています。
温室効果ガス排出ゼロを目指して、昨年公表されたグリーン成長戦略・・・
日本政府は 2050年を目標としたカーボンニュートラル宣言をしましたね。
それに準じて2035年には、ガソリン車の乗り物がもう造られなくなる。
オートバイも2035年までの「100% 非ガソリン化」が公表されました。
まぁ とは言え、既に登録されてるガソリン車は個人の私財・私物であるから
急遽突発的にある日乗れなくなったなんて展開は さすがに無いかと・・・
リレーのランナーがバトンを渡す様に、EV&ガソリン どちらも走りながら
切り替わって行くんだと思うです。
問題はガソリン車撤廃への宣言と目標が公に示された事で、今までうやむや
だったものが正式に発信された訳であり、ついにスイッチが入ったと言う点。
脱炭素社会、ガソリン車撤廃への国家公式方針が本格的に宣言された・・・
これが今までと大きく違う点であり、社会全体が具体的にその方向で進むから
インフラも動き始めるし、いよいよ始まるんだと言う覚悟が必要なんでしょう。
大手メーカーは2035年を待たずに EVを市場に投入して来るかと・・・
東京都が目指す2030年より、もう少し早い可能性もあると捉えています。
市場がガソリン車を求めていても、メーカーが造らなくなれば流れは変わる。
いわゆる ”主流” ってやつ・・・
”主流”が変われば 否応なしに新たなニーズが育つだろうから、いくらEVに
アレルギー反応を出していたとしても切り替わりは加速的に進むでしょう。
でもその現象って、 これから10年 あるいは15年後の事ですよ・・・
その頃一時的に ガソリン中古車市場が高騰するなんて可能性も考えましたが
それでも 賞味期限切れが近くなった品物の値打ちが辿る末路って想像したら
ある日突然、半額シールが貼られちゃったりして・・・ (;^ ^A
10年なんてアッと言う間な事 知ってますから、もう考えないと行けない?
いや
動かないと行けない。
今年は ”節” と名づけたく 決めました。
節目、時節の ”節”・・・ 節々の ”節”・・・
優しさを連想する響きの言葉ですが、変わり目と言う意味合いでは 意外にも
畏怖さを秘めている言葉だなと感じます。
昨年末のブログでも書きましたが、本格的なガソリン時代の終わりに向けて
短期3年後、中期6年後、長期10年後の それぞれ目標をイメージ化・・・
残された時間はわずかですが、このまま同じ歩調で進むつもりはありません。
会社としては少しずつであっても成長をし続けたいし、内側にも目を向けるなら
この1~2年で加速的に良くなった社員への福利厚生や待遇をもっと充実させる。
数年前から始めていた退職金制度も以前より徐々に増額アップさせて行きたいし
それらを現実化する為に必要な事を3年、6年、10年で分けて計画化しました。
直近の3年に関しては
アメリカ LAの会社 RCM USA Incも もう少しテコ入れしたいんですが
なんせ渡米できない時期ですから、これは少し先延ばし・・・ ( ̄▽ ̄;)
既にカリフォルニア州で認可取得している A16の後継、水冷エンジンの車両
RCM LC-02へと行きたい所なんですが・・・
時代を考えると そこは端折って、すぐE-RCMプロジェクトに行くべきか?
少なくとも短期3年間は、現行車両へのシフト重視で行く・・・
特にZ900RSのRCMとオリジナルパーツの開発には、久々力を入れます。
同時に水冷のちょい旧車、NinjaやZRXなんかにも力を入れて行きたい。
元々自分はサイドカムチェーンエンジンで育ったメカだし、気持ちだけでなく
技術・ノウハウにも自信がありますから 新しいRCMを造りたいかな! (^^)/
そして今年は何と言っても 空冷Zによるレース「ゼッケン39最後の挑戦」を
終わらせる事で、筑波57秒台ラップを目標に幕引きを果たす。
大好きだった空冷Zで思い残す事のないよう、やり切る事・・・
まずこれが終わんないと 次にステップできないんスよね~・・・ (;^_^Aフゥ
「E-RCMプロジェクト」は すみません、まだ暫くは未公開にて進みます。
しかるべき時が来たら、何をどうやろうとしているのか・・・
段階を経て徐々に発表して行きますので、それまでしばし お待ち下さいね。
コロナ禍だけでも頭が痛いのに、業界自体も問題は山積み・・・
でも、負けてはいられません。
自分の退職時期である10年後に大きな変化が起こるなら「じゃ皆、お疲れ~」
「あと俺には関係ないし、も~知らんから 頑張ってね~ ( ̄▽ ̄) 」 なんて
無責任な気持ち・・・
一切 なし!
逆です・・・
逆ですよ・・・
逆に闘志が沸いているんですから。
その時代のNOBLESTの社員達に途中で託すのは間違いないでしょうが
それまでは 自ら切り開かなくていいと思える道であっても登る・・・
引退する人間が 何かと色々持って帰って来てもしょうがないしねぇ (^_^;)
最後に自分の持ちうる力を全て注ぎ、残さず 託して行きたいと思います。
サンクチュアリークライマックス章は、まだまだこれからが本番!
今年の気合いの入り方は、かつて無いほどにテンション高いです!!
コロナ過や時代の変革なんかに負けず、はりきって頑張りますよーっ!!!
皆さん今年も どうぞよろしくお願い致します <(_ _)>