こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
「結構マメに更新できてるよなぁ~」などと自負しております、今日この頃
レースが終わったので、自分もだいぶマイペースを取り戻しつつあるんですが
仕事自体は相変わらずの山盛りで、ニッチもサッチも行きません・・・
自分達の業務は仕事と言っても楽しい内容なので 辛いと言う感覚は無いですが
40代ならともかく、齢57ともなると気力&体力がついて来ないんスよね~
いや~
前途多難だ・・・ ( ̄▽ ̄;)
本題入りましょう!
神奈川県在住 T・Kさんの、RCM-604 CB900-Fです!
いきなりオーナーさんの来店シーンから始まってますが、このRCM-604も
それこそ結構前にオーダー頂いた1台で、かれこれ1年が経過しておりました。
CB-F系RCMは、とかく時間が掛かる・・・
それは本当の事なんですが、ブログでお見せ出来てませんでしたから さぞかし
やきもきされてたのではと察します。
自分の力不足にて申し訳ありませんでした <(_ _)>
とは言え、何もやって来なかった訳ではありません。
現時点でフレームはパウダーコーティングされており、エンジンもご覧の通り
全てガンコート塗装まで仕上がり、一部 内燃機加工も出来上がっておりました。
クランクシャフトはDiNxにてジャーナルラッピング&ダイナミックバランスが
完了済み。
このクランクのメニューは、DiNxが得意とする数ある中の一つでもあります。
バルブガイド入れ替え&リーマ加工に バルブシートカット加工もコンプリート。
デッキ面研も施し済みで、シリンダーヘッドの精密内燃機加工もフィニッシュ。
シリンダースタッドボルトの折れ抜きと シリンダーボーリング&ホーニングが
まだですが、それも間もなく仕上がる事でしょう。
RCMを製作する上で どうしても最初に取り掛かる「フレーム&エンジン」の
基礎工事的な作業に時間が掛かりましたが、この最初の工程が終ってしまえば
折り返し地点を越えた様なものですから、ここからは進展著しいかと思います。
ご来店され 担当メカの梅田と打ち合わせしている内容は、外装カラーの相談。
選択肢としては幾つかありまして、先ずは定番の「ノーマルのカラーリング」
そしてノーマルをベースに少しいじった「ノーマルのアレンジカラーリング」
全く別世界の「フルオリジナルカラーリング」の3つに分類されるでしょう。
T・Kさんは今回「ノーマルのアレンジカラーリング」をチョイスしました。
CB-F系では始めてトライするカラーでしたので、果たして結果がどうなるか
こればっかりは出来上がってみないと何ともで
う~ん・・・
いざ
勝負ですな (;^_^A
で、その外装ペイントを出す前にやっておくべき作業が このシートベース加工。
RCMがシートのフォルムに拘りを持っている事は もう皆さんご承知な事かと
思いますが、このCB-F系のシートに関しても強い拘りがあり、前側の部分を
カットしてコテで溶かして形状を変更しています。
要するに肉抜きをしてレザーを作って張る際に、レザーをピーンと張らないと
パリッとせずダラっとしたシートに見えちゃうんですが、レザーを強く張ると
前側の部分も強く引っ張られて、シートとタンクの間に隙間が出来てしまう。
それがどうにも気に入らず、それならレザーを強く張って丁度良い形状にして
しまおうと、こういった加工を施している訳なんです。
純正のスポンジ自体は、御覧のようにスポッと簡単に取り外せるので便利。
ズラだな (^ ^;)
シートベースの加工が終ったので外装パーツをペイントに出し、これにて地味な
段取り作業は一通り終了!
と、言う訳で
いきなりバイクらしい姿になって、どんどん進んで行きます!
RCMの ”魂” 注入 シリアルプレートも打ち付けましたよ!
それにしても最近、なぜか? CB-F系が多いんですよねぇ・・・
いや~ CB-F系は大変なんですよ~ ( ̄▽ ̄;)フ~
T・Kさ~ん!
なかなかブログでお見せ出来ず、申し訳ありませんでした~!
ここからは今までと違う速度で進んで行きますので、楽しみにお待ち下さいねー!
= お知らせ =
12月10日に年内最後のROCイベントを開催しますと、世話役から連絡が
ありまして、自分のブログにてお知らせさせて頂きました。
イベントの詳細は既にROC掲示板にUP済みですが、ROC公式のLINE
(サンクチュアリーは介さず、あくまでもRCMオーナー間によるもの)にも
案内を載せてあるとの事です。
今年最後のROCイベント! 皆さん是非 ご参加下さいね~ (^^)/