こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
ノーブレストのブログの方で、おなじみのカメラマン富樫さんがピンチヒッターで
東京モーターサイクルショーブログを書いてくれてますね。
事の発端はもちろん、中村がなかなかブログ更新できなくなった事からなんですが
「そんなに言うなら書いてみなよ!」みたいなこと、自分が言っていた体になって
おりますが、 いやいや そんな事言ってませんよ。
本当は「もう限界だから助けて」と 言ったんです・・・ ( ̄▽ ̄;)
実際もう訳わからん忙しさなもんですから、引き続きノーブレストのブログの方は
次回 RCMオーナーズクラブROCの関東ブロックリーダー吾希人が、パートⅡを
引き継いで更新する事になっております。
自分のブログだけでなく、そちらも是非・・・
いやいや! そっちに こうご期待! (^ ^;)
まだご紹介できてないRCMシリーズ!
岩手県在住 H・Sさんの、RCMー579 ZRX1200DAEGです!
「脱!空冷Z」とか言って、 全然脱どころか 逆にオーダーが増えてるZ系RCM。
いかん、いかん・・・ (-“-;A
間もなくZ系車両は入手できなくなるだろうから、水冷エンジン車のRCMに力を
注がねばと、息巻いて頑張っております。
このZRX1200DAEGは、オーナーH・Sさんが既に所有されていた車両で
それをお持ち込み頂き、RCM化がスタートしました。
作業自体はこの春の納車に向けて だいぶ進んでいたんですけど、今回のブログにて
ご紹介するまで随分時間が掛かってしまいました・・・
SCULPTURE製スイングアームに ブロックピースタイプのスタビライザーを
追加溶接してブラックコーティングしたものを装備。
ホイールはもちろん、世界選手権の場で磨かれた最高峰のメーカーである イタリア
O・Zレーシング製ホイールです。
余談ですが、このO・Zを「オズ」と呼ばれる方がたま~におります・・・
まぁ 確かに間違ってはいないんですけど、本当は普通に「オーゼット」と呼ぶのが
正しい呼び方でして・・・
ちなみに母国イタリアでは「オーゼータ」と発音されてます。
マメ知識でした ♪
こちらも同じくイタリアの最高峰メーカー Brembo製のブレーキマスターシリンダー。
RCMは使用するパーツのメーカーに、とことん拘っています。
採用のキーワードは ”世界最高峰のレースで数多く使われているメーカー品である事”
ワークスチームを始めとした、世界中のトップチームが採用してるパーツと言うのは
そのパーツの最たる高性能ぶりはもちろん、耐久性や安全性など ありとあらゆる面に
おいて群を抜いて世界一だからであり、故に 多くのチームが使っている訳で、なにも
ネームバリューとか見た目で選んでいる訳ではないんです。
信頼性において世界一と、誰しもが認めるメーカー品こそがRCMに相応しい・・・
そう考えているからこその選択なんです。
メジャーメーカーの製品には、他メーカーさんからオプションパーツが出るなんて
事も多々ある事・・・
左右レバーは、ダートフリークさんから発売されているZETA RCMコンセプト
フライトレバーに変更。
RCMらしさの演出に チラリ配慮した選択ですね ♪
ブレーキ&クラッチホースは、その場で車体に合わせてホースを作る ”かしめ式”
イタリア Allegri製 ショルトシステム。
このAllegri製ホースも、とにかく数々のトップレースで愛用されている
メジャーメーカーの製品で、ここ数年はコロナ禍からイタリアに行ってませんが
工場に行くと「ホースだけでこれだけ大掛かりな設備なのか」と、驚かされます。
エアーと油圧で作動するオリジナルの鉸め機、フィッティングクランパーを用いて
その場で バババッ!とスリーブを鉸めれば、フルードリークの心配がなく、かつ
車両を目の前に合わせて鉸めているので、ベストなホースワークが用意に出来ると
言う「もうこれ無しでRCMは出来ない!」とまで言わせるほど、ありがたいもの。
このAllegri社も老舗メーカーで、長年4輪&2輪で培ってきたノウハウが
豊富な信頼性の高いメーカー。
”メーカーで選ぶ”は、そのパーツの性能面や耐久性だけでなく、利便性や整備性に
おいても選ばれる理由がちゃんと存在している様に感じますね。
ロードレースの世界選手権 MotoーGP、ワールドスーパーバイクレース、そして
各国の選手権など、いつも言ってる【O・Z】【Brembo】【OHLINS】の
3種神器は世界中で認知されている 最高峰に君臨するメーカーであり、更に加えて
【Allegri】も同様に世界シェアをリードするホースメーカーですから、その
製品における絶対的信頼度は 正に築き上げられたものだと常々感じています。
人と違うものがいいと言う気持ちもわかるんですが、いくら何でも性能で劣るものを
使うってのはどうなの?・・・ と、言ったとこですか (;^ ^A
どんなに優れたパーツであれ、きちんと組み付けられなければ 意味がありません。
時にはきっちりマニュアル通りに、時には反マニュアル的に・・・
そんな心がけで作業を進めていた最中、待望の外装ペイントが仕上がって来ました。
H・Sさんが何度も悩み、担当メカの佐々木とも相談して決めたカラーリング・・・
一見 純正風ですが、貼り付けデカールではない ペイントでのライングラデーション。
クロウト好みだと思いますよ (^^)/
H・Sさ~ん!
「なかなかブログに出て来ないな~」 なんて、思っておられた事でしょう・・・
今サンクチュアリー本店では、とにかく相変わらずのRCMオーダーラッシュ続きで
中村が完全崩壊しており、まだ他にも一度もご紹介できてないRCMが沢山あります。
そんな訳で、大変お待たせしまして申し訳ありませんでした <(_ _)>
それにしても ”まだご紹介できてないRCMシリーズ” が、紹介し終わるどころか
むしろ数が増えて行ってるのは 何故?
・・・・・・・・・・・・・。
皆さん
どうか、気長にお待ち下さい (^ ^;)