こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
先月から今月に掛けお問い合わせを頂いてたRCMお見積もりの皆さんから
複数台のオーダーを一斉に頂きまして、ベース車両のフレームストレッチや
エンジンのガンコート段取りに追われ メカニック全員、大わらわな状態に
なっております サンクチュアリー 本店・・・
そんな中、ライコランド沖縄店さんに展示していたRCMー499もこの度
めでたくオーナー様が決まり、つい最近送ったばかりのRCM-499を
早速戻して代わりに何か送らなきゃ・・・ と、 悩んだ挙句・・・
自分の愛機、RCM-001を送りました・・・ (^▽^;)
販売する車両じゃない方がいいんじゃないですか? と、社員達にも言われて
001に白羽の矢が立ったんですが、まぁ確かに もっともな意見かなと思い
コロナ過でRCMオーナーズROCイベントもないし「まぁ いいか!」てな
感じで決定! (^^ゞ
そんな訳で沖縄の皆さん! 我が愛機 RCM A16R-001は 当分の間
ライコランド沖縄店さんにて展示しておりますので、ご興味のある方は是非
見て下さいね!
それでは本題!
沖縄在住 M・Hさんの1台目の愛機 RCM-265 MK-Ⅱに続き・・・
2台目となるこのマシン 今度はZRXで、RCM-528(その5)です!
このRCM-528も、だいぶ ご無沙汰になっちゃってましたが・・・
前回は足回りパーツをフィッティングした所で終わっていたかと思うんですが
この足回り・・・
何度見ても、シビれますねぇ~・・・ ( ̄▽ ̄)クゥ~
足回り見ながら、一杯 やれますわ ♪
ファイバー加工で形状をアレンジしてた シートベースが出来上がりました。
現在はスポンジ成型の段階に移行しております。
SCULPTURE製スイングアームに ブロックピーススタビライザーを
溶接・・・
同時に今回は、リアキャリパーブラケットをロッドレス仕様にするとの事で
スイングアーム内側にキャリパーブラケットストッパーも溶接してあります。
ここに来て エンジンも一気に進行・・・
ダイナミックバランスを施したクランクシャフトはジャーナルラッピングも
施工されており、メイン&コンロッド大端部の メタルオイルクリアランスを
測定した上で新品に交換・・・
トランスミッションはDAEGの純正パーツを用いて、6速化する事に・・・
こうやって一機種アッセンブリで集めれば 簡単に6速化できるのはいいですね。
ひと昔前までなら、ZRXの元々のミッションに別の機種のミッションを一部
ハイブリッドさせて6速化を実現していましたから、DAEGのお陰で すごく
楽になったなぁ~ と実感しています。
ZRX1100&1200の場合、オーバーホールをかねて6速化を行うのは
とても合理的で有効なメニューだと思います。
4万キロ 5万キロと乗り込んだエンジンでは、ミッションパーツの大半が消耗
している事も多く、どうせパーツの大半を交換するなら同時に6速化と言うのは
コストパフーマンス的にも優れていると思いますね! (^^)v
ZRX1200のメッキシリンダーに組み込んだ ZZ‐R1200純正ピストン。
ZZ‐R1200用に変更する事で 高圧縮化が出来ると言う、これまた以前から
よくやっていたメニューの一つです。
メッキシリンダーですから 4つ用意したピストンを精密測定して、100分の1
レベルの精密単位で それぞれのライナー内径に最も適した気筒位置を見つけ出す
シャッフルセットにて組み込みます。
ピストン側でせっかく高圧縮化したんだから、バルブ回りのシールも 気密性を
上げてあげるのは もちろん当然の作業・・・
ガイドをきっちり交換し、シートカットを施したシリンダーヘッドが搭載され
ワンロッカー式アームのバルブクリアランスシム調整を行えば、エンジン完成!
と言う訳で・・・
このままの勢いで、エンジンを搭載する事に!
すばらしいっ!
画像を撮り損ねしまくるほど、スピーディーでした・・・ ( ̄▽ ̄;)
さぁ・・・ エンジンが搭載されると、いよいよ各装備パーツの取り付けが
進みますから、ここからまた 面白くなって行きます!
沖縄の M・Hさ~ん!!
RCM-528の次回は、かなり進んだ姿をお見せできると思いますんで
期待してて下さいねーっ!! (^^)/