こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
今回もまた、納車されてからのブログ更新となってしまいました。
もう ほんと、ダメっすよね~・・・ ( ̄▽ ̄;)
オーナーさんの手に渡る前に、ドーン!ってお見せして納車する趣旨だったのに
今年は後手後手になるケースが多くて、自己嫌悪しております。
もう溢れんばかりにお見せしたい新ネタが沢山あって、それこそ色々な画像が
溜まりまくってるんですけどね~~~
少なくとも完成したマシンだけは、納車後であろうともブログでしっかりご紹介
したいと思いますので。
色々と訳ありで、屋外の画像とスタジオ画像のハイブリッドでお見せ致します。
愛知県在住 Y・Wさんの RCMー566 KZ1000MK-Ⅱです。
車体全体の色使いは渋め路線ですが かなり造り込み感の強いマシンで、こういう
仕様のMK-Ⅱは 最近では久々の製作になった様に思います。
実際カラーリングなどもカッコ良く、中村好み・・・ (^^)
それでも製作期間はバッチリ半年も掛かりましたし、実際に大変な作業でした。
最も個性的なのが、RCMご用達でもあるこのTOMO-FRP製シングルシート。
張り出した側面部は、マシンをバンクさせた際にライダーが乗り易い為の形状で
レーシングマシンのシングルシートをよく見ると 同様に形状になっているものが
多かったりします。
レーシーなフォルムでありながら ストリートでの使い勝手も考慮して、シートの
後部空間を小物入れとして使えるよう、開閉式の蓋も追加工で取り付けています。
こちらはスタジオ画像で、SCULPTUREタイプⅢトップブリッジに組み合わせた
セパレートハンドルと、左右マスターリザーバータンクの水平に取り付けされた
感じが、さりげなく「造り込んでるな~」と感じさせます。
エンジンはオーバーホールに重点をおいたスペックですが、ナイトロレーシング製
最高峰のエキゾースト、ウェルドクラフト3Dチタンを奢っております。
吸気系も、ヨシムラミクニ TMR MJN デュアルスタックファンネルキャブレターを
チョイスしてブラック&ゴールドのツートンカラーでコーディネート。
ワンポイントなアルマイトカラーチョイスで、シンプルな中に遊び心を取り入れた
組み合わせですね ♪
で、こっちはスタジオでのエンジン画像・・・
「全部スタジオ画像で見せれば?」と 思っているかと思いますが、実はスタジオで
撮影した時はスイングアームにスタビライザーが溶接されておらず、それが見積もり
通りだったんで問題ないと捉えていたんですが、Y・Wさんの方はスタビ付きだと
思っていたらしく、スタジオ撮影後 すぐスタビを溶接し、改めて再コーティングして
公園で撮ったと言う、何だか騒々しい展開だったんです・・・ (;^ ^A
これがその スタビライザーが追加されたスイングアームですね(苦笑)
自分も内心(スタビあった方が似合いそうだなぁ・・・)と思っていたんですが
そのお声掛けもせずに、逆に大変失礼をいたしました。
サンクチュアリー本店に来るとわかるんですが、一時的に電話が鳴りまくったり
ご来店者が集中したりする事があって、とにかく息も絶え絶え仕事をしてるんで
まぁ~ 余裕がないんですわ・・・ ( ̄▽ ̄;)
足回りは前後17インチホイールシャシーで、例によって世界選手権シリーズで
装着率ナンバーワンのメーカーアイテムのみで構成。
フロントブレーキキャリパーはもちろん、もはやこちらが主流であろうとも言える
ラジアルマウントで、削り出しブリッジレイアウト構造のGP4-RXが 存在感を
醸し出しております。
今現在もMK-ⅡのRCMは同時進行で数台製作されており、また 見積もり依頼も
Z-1やZ1-Rだけに限らず、相変わらずMK-Ⅱも多く入って来るのが実情です。
空冷Z系のベース車両全般が入手しずらくなって久しいですが、中でもMK-Ⅱは
だいぶ値上がりしてしまい、1~2年前よりも高い金額になってしまってますが
それでも二人の内 お一人はオーダーされて来るので、ここに来て如何に皆さんが
本気なのかを感じさせられています。
確かに、Z1-Rを「カフェZ」と呼ぶなら MK-Ⅱは正に「角Z!」と言う存在。
Z-1こそが元祖ですが、MK-Ⅱは異端児的な存在として魅力を放っていますよね。
このRCMー566で走りに行ったら、さぞかし気持ちいい事でしょう (^^)v
Y・Wさ~ん!
納車後のブログ紹介になってしまって、申し訳ありませんでした~! <(_ _)>
先々ご検討されてる6速クロス&EVO、いいですね!
その時はまたお声掛け頂ければと思いますので、よろしくお願い致します。