こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
レースウィークは非日常的な毎日で、皆さんのブログを全くご紹介する事ができず
本当に申し訳ありませんでした <(_ _)>
とにかく大変なレースでして、決勝の結果はもう皆さんご承知な事だと思いますが
レースの結果はともかく、通常業務の方も相変わらずの忙しさが続いております。
とは言え、だいぶお待たせしてるお客様も多いですから のんびりしていられません。
納期も料金と同じくらい大事ですよね・・・ (^ ^;)
スタッフ一同 気持ちも新たに、仕切り直しにて日々全力で行きます!
それでは本題に!
まだまだ沢山あります【まだご紹介できてないRCMシリーズ】の続きにて
シリアルナンバーを最後の最後に決めたいと始まった、福岡県在住S・Hさんの
RCM-??? MK-Ⅱです!
これは結構前の画像なんですが、既にフレームのレーザー測定&ストレッチと
サンクチュアリーオリジナルフレーム補強ST-Ⅱやリアサスワイドレイダウンを
終えて、車体が立ちあがっているRCM-???
スイングアームやフロントホイールが転がし用の借りものですけど、ここからは
より具体的に進む段階ですので、車体に関しては順調な進行でした。
ちなみに足回りは、かなりゴージャスな選択・・・
O・Zレーシング製ホイールに Brembo製ラジアルマウントキャリパーの
組み合わせは、どちらもイタリアを代表する世界選手権ご用達トップメーカー。
加えて日本が誇るSUNSTAR製ディスクもワークスエキスパンドと妥協無し。
足回りパーツだけは最高のメーカー品と拘っておられます。
一方でエンジンはと言うと、こちらもまた妥協がなくて・・・ (;^_^A
画像はディンクスで施工中のシリンダーブロックの下面研なんですが、他にも
相当な内燃機加工が行なわれており、足回りに見劣りしないコースを選択。
ディンクスも今年一年は全く気を抜ける時間がないほど忙しく、内燃機加工の
部分だけでもだいぶ時間が掛かりました。
他にも・・・
Zレーサー3号機での「戦力パーツ」として、水面下で開発とサーキットでの
テスト検証が進んでいた、トロコイドオイルポンプの追加アップデートパーツ
ビレット深底オイルパンの量産品が完成したのも少し前の事・・・
タイムリーに開発生産されてるパーツを待った事も、長引いた原因の一つです。
コーティング業者さんも、ここ数年は意味不明の忙しさで てんてこ舞いらしく
スイングアームのブラックコートもいつもより時間が掛かりましたねぇ・・・
外注さん達も大変なんだろな~ (^▽^;)
クランクは ディンクス得意科目の一つ、クランクシャフトフルリビルド!
これ 決して安いメニューではありませんが、位相合わせも含めたリビルドは
エンジン回転がスムーズで、とにかく滑らか。
Z系は生誕50年のエンジンですから 今後はクランクフルリビルドも必須の
メニューになって行くかも知れませんね。
そして・・・
こちら!
奔放初登場! 新型 New6速クロスミッションの【量産品第一号】です!
量産品と言われると何となく低コスト型なの?と連想されるかも知れませんが
基本、この手のパーツは試作と量産にすみ分けはありません。
むしろ、量産品の方が熟成していると言えるもの。
開発から量産に至るまで2年も掛かったNew6速でしたが、最初の1年間は
右往左往していただけで、その後 辿り着いた今の試作メーカーさんの元では
約半年ほどで現在に至りました。
最も、その半年間は相当濃厚でしたが・・・ ( ̄▽ ̄;)フ~
New6速クロス、それもこれはロングカウンターシャフトのEVOシステム!
デュアルベアリングホールド式でドライブチェーンからの駆動負荷を受け止める
優れもの。
New6速クロスは、このEVOシステム以外にも18インチホイールに適した
セミロングカウンターシャフト仕様KITも入荷される予定で、お待ち頂いてた
皆さんには12月にデリバリーできる予定です。
こちらも、もはや定番となったトロコイドオイルポンプ。
このオイルポンプ、サンクチュアリーの製品の中ではトップ10に入る人気度で
組み立ての時間に追われる日々を繰り返して来ました。
例えばギヤなど、たった一つでも一部パーツが無いだけで欠品となってしまう為
常に在庫OKな状態を維持できていないのが、大変心苦しいところ。
一たび全パーツが揃うと 一辺に50個~100個ほど出荷し、そしてまた一部の
パーツが無くなると暫く在庫無しに・・・
で、そこに拍車をかけるかの如く、新たなアップデートパーツとして先ほどの
深底オイルパンが登場しました。
既にトロコイドオイルポンプを使用されてるのであれば、追加でアップデート
できるんですが、オイルポンプとオイルパンをコンビネーションKITで同時
購入される場合は パッケージプライスで少しお得な価格になっています。
このRCM-???では、オーナーS・Hさんからのリクエストでオイルパンを
ブラックにコーティング。
ラインナップではシルバーアルマイトのみなので、ブラック化は別料金が必要に
なってしまうんですが、これも良い感じですね ♪
深底オイルパンは現行マシンと同じ構造になるんですが、Zレーサー3号機での
開発テストライドの結果を見る限り、このトロコイドと深底パンの組み合わせは
潤滑系統の健全化において相当有効な手法だと思いました。
S・Hさ~ん!
もう本当に、完成目前ですよ~!
= お知らせ =
今週の23日は祭日ですが、毎月第二&第四木曜の休業日となってますので
終日営業をしておりません。
ご不便お掛けしまして大変申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。