こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
私中村は本日出帳にて明日まで不在となっておりますが、そうは言ってもブログは
更新しない訳にもいかず、PCをホテルに持ち込んで パチパチとやっております。
いやいや、も~ とにかく 溜まっちゃってて・・・ (;^ ^A
皆さんから無言の圧力? 催促を感じており、休みの日とて自宅でパチパチ・・・
順番は前後するものの溜まった画像は沢山ありますから、更新しない訳には行かず
今も出帳先で勤しんでおります (-ω-)/
ちなみにですね・・・
皆さんから「まだ?」と催促気味の【ゼッケン39最後の挑戦 Round2】は
あれ 一話書き上げるのに精魂使い果たす傾向がありまして、筆者のペース優先にて
やらせて頂いております。
また予想以上の反響を頂きました【Z900RS RCM計画】も肝心のマシンが
進まない事には更新もできず、その辺の状況をご理解頂けますと大変助かります。
何より筆者(自分)も必死でして、また頑張りますのでお許しを・・・ ( ̄▽ ̄;)
さて本題に入りましょう!
鹿児島県から送られて来て作業しております、K・MさんのRCM-539 MK‐Ⅱ
(その2)です!
パウダーコーティングされ戻って来たフレームには、サンクチュアリーオリジナル
フレーム補強ステージⅡが施され、他にも295mmワイドスパンレイダウン加工に
23mm外へオフセットされるドライブチェーンの通過軌道確保 インライン処理が
施工されています。
フレームをしっかり造り込むには、専用治具の使用をはじめ 溶接板金加工の技量が
問われる所ですが、何よりもシャシーの全体像と寸法感が見えていなかればならず
そこが理解できていて 始めて良いシャシーは出来上がるんだと思います。
貴重なSCULPTURE製スイングアーム・・・
年間を通じて100本以上 生産されているこのスイングアームは、相変わらず
慢性的なバックオーダーが続いており、K・Mさんの このRCM-539用は
「よこせ~!」と なかば無理やり押し通してゲットした様なもの・・・ (^^;
これよりリアサスマウント&トルクロッドマウントの溶接を行って、その後は
ブラックコーティング工程へと送られます。
スイングアームが戻ってくるまでにエンジンを完成させたいと言う算段・・・
前回ご紹介をしましたフルリビルドクランクシャフトは 無事クランクケースに
収まり、これよりエンジン腰下組み立てに入るところ。
数回に渡ってクランクケースを合わせては外し、ミッションドックの掛かり具合と
シフトドラム&フォークの変速位置を確認・・・
シックネスゲージを差し込んで測定をしては、精密シムの厚みをコンマ台で変えて
調整と言う 地味な作業が続きます。
間もなく第3ロット目が完売になりそうな ハイプレッシャーオイルポンプKIT。
K・Mさんからリクエスト頂いて交換した この高性能トロコイドローターポンプも
「こっち回せ~! (# ゚Д゚) 」 てな感じで、ギリギリ セーフ!
セーフ・・・
セーフって、 いい響きすよね・・・ ( ̄▽ ̄)
オーバーサイズで入れ替えたライナーは、もちろんPAMS製のESTスリーブ。
同じくPAMSさんが輸入代理店を務めるピスタルレーシング製ピストンKITで
精密ボーリング加工され シリンダーもコンプリート済み!
同日の夕方にはシリンダーヘッドまで組み上がり、大変順調に進んでおります。
このあとハイカムシャフトを組む関係から タペットがインナーシム式になって
おりました。
タイミングホイールを取り付けて、イン&エキゾーストのハイカムシャフトを
それぞれロブセンター基準でバルブタイミングを設定・・・
いいね! 閉店までに、ほぼほぼエンジン作業が完了!
そして後日・・・
スイングアームがブラックコーティングから戻って、早速フレームに取り付けされ
ヘッドカバーを被され 完成したエンジンを搭載・・・
まだホイールが仮り組み転がし用ですが、お昼ごろには御覧の状態に・・・
来週にはどうやら、待っている外装ペイントも出来上がって来そうです (^^)v
エンジンが搭載されますと、いくつもの装備パーツを取り付けして行けるので
ここからはグイグイ形になって行くと思うんですが・・・
鹿児島のK・Mさ~ん!
9月末には概ね完成するかと予想してたんですけど、大変申し訳ありませ~ん!
10月の中旬位まで あともう少しだけ、お時間を頂けますでしょうか~!?
それにしてもMK-Ⅱは、もう本当に買えなくなって来てますね・・・
MK-Ⅱも含めてZ系の場合、車両お持ち込みでのRCMは助かります <(_ _)>