こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
台風14号が予想された進路からずれて、関東には直撃しませんでしたね・・・
昨年は千葉県でも、南部を中心に台風の被害が出て 大変な事になりましたから
まずは何よりだったかと・・・
何せ昨年の台風では 柏周辺でも被害があり、ここ本店も停電したほどで・・・
突然の停電に皆 「えっ! Σ( ̄□ ̄|||) 」って 固まりましたが、館内のどこかから
ウィィィィィィィィィ~~~ン と 音が聞こえた直後、パッ!と明かりが灯って
???・・・ よくわかりませんが ? 助かったのを今でも色濃く憶えています。
あとで建築会社に聞いたら
「あ~ あの建物には充電設備があって 非常時でも暫く電機が使えるんですわ!」
との事・・・
知らなかったんで、そりゃ~もう 感動しましたよ~・・・ ( ;∀;)スゲ~
今年は台風の数が昨年より少ない様に思いますが、皆さんも普段からくれぐれも
お気をつけ頂きたいと思います。
鹿児島県から送られて来て作業しております、K・MさんのRCM-539 MK‐Ⅱ
(その3)です!
お持ち込み頂いた車両に 元々付いていた、ナイトロ チタン手曲げマフラー・・・
RCM認定の基本定義の一つに サンクチュアリーの母体であるNOBLESTが
ラインナップしているパーツを採用して製作すると言うレギュレーションがあり
その為 このマフラーはそのまま再使用ができます。
まぁ 今まで購入されたパーツがまた使用できる方が、絶対いいですよねぇ (^^)/
ここからはとにかくひたすら、部品を組んで行く工程・・・
またワンオフで製作しておいたパーツの表面処理を行っておく段階でもあります。
待望のO・Zレーシング製ホイール アルミ鍛造 GASS RS-Aも来ましたので
タイヤを組んで 早速リアホイールの左右ディスタンスカラーを製作・・・
ちなみにホイールはZRX1200用で ドライブチェーンラインを108mmに
設定する為、スプロケットハブのみXJR1200のパーツにコンバート・・・
これでフロントを23mmオフセットドライブスプロケットに交換してあげれば
ボルトオンでチェーンラインが整列します。
メーターも計器専門業者さんによるリビルドが終わって送られて来ました。
メーターを固定する裏のダンパーも純正の新品にしてやり組み上げています。
ご存知な方も多いとは思いますが、このメーターダンパーのガタつき加減が
少ないと 例えリビルドしたてのメーターでも誤作動する事がありますから
ここの振動対策、ある程度の遊びは設けてあげないとダメなんですわ・・・
オイルクーラーKITも元々取り付けされてたものですが、ホース取り回しが
今イチな感じでしたので、ナイトロレーシングのオイルクーラーKITと同じ
ホースワークにしてあげる事に・・・ (^^)v
「何が違うの?」と聞かれれば「全然違いますよ!」と答えるほど 取り回しが
違います・・・
細かい所ですけど・・・ (;^ ^A
ホースはシリンダーヘッドに近すぎてもダメ、離れすぎててもダメ・・・
RCMはブレーキやクラッチも含めて ホースワークに拘るんですが、そこを
よく見てくれている人達も多く「RCMのホースワークが好き!」と言って
くれる方が沢山いるのは、ほんと 嬉しい! (^^♪
ブレーキホースやオイルクーラーホースの取り回しセンスは 機能性も含めて
実はとても大切な要素だと思います。
最後の加工もの・・・
リアフェンダーレスKITの ナンバーステー補強溶接をやっておりました。
???・・・
あれ? ナイトロから補強済みのリアフェンダーレスKIT、出てるよね? と
思われた方もいるかと思います。
疑問はごもっともですが・・・
実はナイトロのフェンダーレスKIT 補強作業は、ここサンクチュアリーの
工場で行ってる内製なので、造ってるの 自分達なんすよ・・・ ( ̄▽ ̄;)
バッテリー上にあったツールケースも 元々取り付けられてたパーツでしたが
ステンレス地金のままでしたのでブラックコーティングにて引き締めました!
リアマスターリザーバータンクもこの機会に サンクチュアリーメカブランド製
タンクステーKITできれいに固定してあります。
こういった部分は基本 便利系パーツを使用する事で簡単ボルトオンなんですが
皆さんどんなパーツにどんな利点や機能があるのか わからない方も多い事かと。
不足していた要素やコストパフォーマンスに優れたパーツ等を 都度お勧めして
より完成度を上げて行くと言う訳です ♪
このサンクチュアリーメカブランド製 ラジアルキャリパーサポートKITも
とにかく人気があります・・・
ラジアルマウントキャリパーをRCMに採用する流れは もはや定番となっており
アキシャル同様にシム内蔵式にした頃から、オフセット調整ができる便利もの
サンクチュアリーのマルチキャリパーサポート構造になっているんです (^_-)-☆
Brembo製 CNCラジアルマウントキャリパーを取り付けました!
ラジアルマウントですから、ディスクローターの径に合わせて専用カラーで
有効位置を調整できるのが いいですね ♪
パッドをローターの外辺りにしてダイレクト感を求めたり、内あたりにして
コントロール性重視にしたりとか、オーダーメイドでカラーを製作するのも
アリだと思います (-ω-)/
8割方 完成した、RCM-539 KZ1000MK-Ⅱ・・・
残すは電装系の組み付けと 外装ペイントの仕上がり待ちで、10月中旬には
完成する見通し!・・・ ちょっと遅れましたが・・・ (;^_^A
鹿児島のK・Mさ~ん!
完成したRCM-539は 次回、最終回でお見せしますね~っ!!!