こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
お盆休みも終わり、今日から平常と言う感じの雰囲気が流れておりますね・・・
そんなタイミングではありますが、私中村 明日火曜日の定休から水曜日にかけて
2連休を頂きます。
ドーン!と長く休めば身を亡ぼすが故、せこくチョビチョビ休んでるんですが
ドーン!と長く休んでるメカが複数人おりまして、だいぶ顔を見ておらず・・・
いつの日か自分もドーン!とが・・・ 夢だなぁ ( ̄▽ ̄)
新潟県在住のY・Nさんは 既にRCM-438 Ninja NewTYPE‐Rを
所有しておられますが、2台目のRCMとして 丁度シリアル100番違いとなる
このZ‐1をオーダーされました。
2台目のRCMは空冷Z! RCMー538(その2)です!
所有しているRCM-438 NewTYPE‐Rが 先鋭的な仕様だった事から
Z‐1の方はノスタルジックな雰囲気の18インチホイールシャシーで製作中。
フレームの加工と同時進行で スイングアームのすり合わせを進行してますが
同時進行にする事でスイングアームの表面処理待ち期間がなくなりますから
ここまでの作業の遅れを取り戻すのに有効だと思います。
SCULPTURE製18インチ専用スイングアームの アーム内幅は240mm。
ちなみにカタログ【The BIBLE】のスイングアームページに表記されてる
”セミワイド”と言う名称のアームが18インチホイール専用アームになるんですが
”セミワイド” = ”18インチ用” と言う図式が どうやらわかりずらいみたいで・・・
すみません <(_ _)>
溶接されてるリアサスマウントは、17&18インチ兼用で同じものになります。
リアサスマウントは同じですが、18インチ用スイングアームには17インチ用に
見られる様な 最初からレーシングスタンドフックを取り付けられる構造になって
おらず・・・
17インチ用アームでは耐久レース仕様のスタンドフックをボルトオンで取り付けて
いるんですけど、18インチ用では昔ながらのオーソドックスなスタンドフックを
取り付け出来る様、そのマウントナット部を削り出してアーム下側に溶接しました。
これで脱着可能なスタンドホルダー部の加工が完了・・・
この後フレームとスイングアームは一緒に梱包されて コーティング工程へと送られ
数日後、両方とも戻って来ました。
目下ドーン!と8日間の夏休み中にて、だいぶ顔を見ていない湯浅メカ・・・
コロナ禍で遊びに制限はあるものの、今頃はきっとのんびりしてる事でしょうな。
もっとも休み明け出勤して来た時が・・・ 大変だろけどね~・・・ ( ̄▽ ̄)フッ
正真正銘のRCMたる 魂の注入・・・ シリアルプレートを打ち付けました。
既に足回りパーツ達は揃い踏みしておりますので、どんどん進めて行きましょう!
まずはSCULPTURE製 φ38フォーク用の、ステアリングステムKIT!
φ38フォーク用ステムは既に廃番になっており、現在は入手不可なんじゃ? と
思われた方もいるかと思います・・・
すみません・・・
本当にわずか数セットだけ取り置きしといた在庫がありまして、それを小分けに
使ってまして・・・
まだ図面も残ってるし、本当はまた生産すればいいんでしょうけど・・・ (;^ ^A
かつては18インチシャシーも数多く製作していたんですが、時代の流れと共に
RCMでは17インチが主流になって 本来は得意科目でもあった18インチ車を
あまり手掛け無くなって行ったと言う経緯があるんです。
最も同じ18インチシャシーでも φ43フロントフォークを採用する場合もあり
そこはケースバイケースなんですけど、このRCM-538ではφ38フォークを
採用致しました。
メーターはカワサキ純正品を専門業者さんにフルリビルドして頂いたもの・・・
同時に施した針下向きの仕様は オーナーY・Nさんからのリクエストです (^^)/
ある程度車体が組み上がって来た所で手を止め、必要な部品でまだ段取りが
出来てないものが無いかを 改めてチェックしてました・・・
そうそう・・・ 「仕事は段取り八分」と言う位だから、それでOKです!
今回リアサスには、敢えてリザーバータンク装備のないOHLINS製の
S36DR1Lをチョイス。
Y・Nさん・・・ なかなか拘りありますな・・・ (^^;)
Y・Nさん リアタイヤは160ではなく、敢えて150/70-18を指定・・・
160の場合 多くは60扁平になるのですが、18インチ車の場合リアタイヤの
太さ勝負ではなく タイヤ直径の方で勝負との事で、70扁平を選択されました。
実はこう見えて中村も、30年ほど前までは当時の愛機Z750FXを転がし
【男は19インチ!】の看板を背に貼って走ってる様なキャラだったんですわ。
今では誰も信じんだろうけど・・・ ( ̄▽ ̄;)
まぁ~ そう言うのもあってですね、18インチでのタイヤ直径に拘る気持ちは
自分もよ~く理解できるんです・・・
18インチ派だった自分を17インチ派に変えたのは 完全にあのレースですね
テイストオブフリーランス・・・
1990年代のテイストでは、当時モンスターエヴォとかの区分けが存在しない
モンスタークラスだけの一纏めで途中からモンエヴォクラスが出来たんですけど
あの頃は17インチの空冷Zが登場して来たばかりで、その走りがまた痛烈!
あまりの迫力にビビリ、思わず・・・ 口にくわえたタバコがポロリみたいな
カッコよくて、シビれちゃったんスよ・・・ (;^ω^)
でも18インチ車の魅力、自分の原点でもありますから よ~くわかりますよ ♪
Y・Nさ~ん!
今現在はエンジンセクションも始まっておりますんで、この後も何とか頑張って
またブログでお見せしたいと思います!
ちょっと先の事になると思いますが・・・(苦笑)