こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
新潟県在住のY・Nさんは 既にRCM-438 Ninja NewTYPE‐Rを
所有しておられますが、2台目のRCMとして 丁度シリアル100番違いとなる
このZ‐1をオーダーされました。
2台目のRCMは空冷Z! RCMー538(その3)です!
RCM-438 Ninjaが前後17インチのスポーツ志向な車体だった事から
このRCM-538 Z‐1の方は 雰囲気の異なるノスタルジック路線と言う事で
前後18インチホイールシャシーにて製作中。
SCULPTURE製φ38ステムKITにKYBフォークを装備し、リア回りにも
同じくSCULPTURE製の18インチ専用スイングアームを採用。
ローリングシャシーが概ね組み上がったところで・・・
全ての精密内燃機加工が完了済みとなっている エンジンを組み上げる事に・・・
毎月10機ほどエンジンが組み上がる このエンジン専用作業室は、次から次へと
新しいエンジン仕事が入って来てすぐに所狭しとなりますから、今取り組んでる
エンジンを段取りよく熟して行く必要性があるんです。
Y・Nさんのエンジンは既に腰下が組み上がり済み・・・
23mmオフセットのドライブスプロケットは ミッションのドッククリアランスを
行う為に取り付けた この部屋に常備されてる工具の一つであって、このエンジンに
使用されるものではありません。
シリンダーとノーマルスリーブの圧入が 若干緩かった事から、Y・Nさんに相談し
新しいスリーブに入れ替えております。
おなじみPAMS製 ESTライナーを用いて新規に入れ替えたシリンダーの圧入は
新車時同様の状態となってますから、スリーブ圧入部にオイルが侵入する事もなく
オーバーヒート対策にも一役 買ってくれます (^^)v
半日ほど離れて戻ったら、画像撮れずにエンジンが完成しておりました・・・
湯浅は相変わらずの馬力っぷりで、ここは褒めるべきか 注意すべきなのか・・・
どちら?と言われるなら、まぁ 褒めるべきなんでしょうが (^^;)
完成した流れのままで止まらずに、早速エンジンを搭載。
このRCM-538もオーダー頂いてからだいぶ時間が経っており、また完成後は
入れ替えでRCM-438の方をお預かりし、車検など 里帰り作業を受ける事に
なってるので、予定してた期日に間に合わせるべく 急ピッチ進行しているんです。
え~と 確かこれは、現在のカタログ THE BIBLE‐8に唯一載ってない? パーツ。
このZ系KYBフォーク&40mm取り付けピッチキャリパー用サポートKITは
列記としたサンクチュアリーメカブランド製なんです。
以前からラインナップされてたのに、忘れられてた?・・・
あれ? NOBLESTのホームページの方には出てたかな・・・ ( ̄▽ ̄;)?
リアキャリパーブラケットも同じくサンクチュアリーメカブランド製で、Z用では
ないですが φ250リアディスク用があった事からディスタンスカラーだけ製作し
応用が利いたもの・・・
ボルトオンじゃなかったのに、こちらは忘れられておりません・・・ (;^_^A
拘りの純正サイズウインカーは Y・Nさんからのリクエストで、左右マスター
シリンダーにはBrembo製 RCSラジアルポンプを選択されました。
ウインカーはデザインを重視・・・ マスターシリンダーは性能重視・・・
ヴィンテージバイクらしさ 絶版旧車感を大事にしつつも、操作性や機能面には
最新性能を求めると言う、結構 中村好みのチョイスだなと思いましたね (^^)/
そして・・・
待望の外装ペイントも仕上がっておりましたので、取り付ければ ほぼ完成・・・
いわゆるタマムシですが、ベース色をわずかに濃いトーンに 若干アレンジをした
微妙に見え方が異なるタマムシ!
太陽の下と室内で また見え方の違う、このキャンディカラーはかなり良い雰囲気で
カッコいい!
Y・Nさ~ん!
今週は車両の撮影をして、来週にはいよいよ検査登録 行きますからね~っ!!
= お知らせ =
私中村は 10月1日(木)~2日(金)の2日間、出帳にて不在となります。
出帳中もメールは会社から転送されて来ますので、出先の合間で見ております。
タイムラグはありますが、回答できる内容のものはご返信をしておりますので
何かあればメールにてお知らせください。
ご不便・ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
サンクチュアリー本店 (株)ノーブレスト 代表 中村 博行