こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCM-445 MK‐Ⅱのオーナーである、高知県在住 N・K さんの
2台目のRCM、これまた角Z RCM-508 Z1‐R 最終回・・・
ご紹介しましょう。
RCM-508 Z1‐Rです。
N・Kさんにとっては445MK-Ⅱに続き、2台目となったこのZ1-R。
モチーフとなったのは RCM-464 Z1-Rの初期バージョンで、まんま
ほぼ同じと呼んでもよい仕様になっております。
464と大きく異なるのがこの3連メーターで、純正メーター流用ベースで
タコ&スピードメーターのパネルをZ用のレンジに書き直し、この角度だと
見えにくいですが 水温計を燃料計へと加工コンバートしております。
中央のメーターがホワイトで、他2つがブラックと言うメーター色の配列は
90年代レプリカマシンを彷彿させており、何となくそそられますな (^^)/
エンジンは精密内燃機加工を全て施した フルオーバーホールに対策部品を
組み込んだ RCMライフパッケージメニュー。
キャブレターはもう定番となりつつある、ヨシムラミクニ TMR-MJN
デュアルスタックファンネルで、オリジナルのアルマイト処理を施した
ボディカラーがオールブラックのエンジンにマッチングして独特の迫力を
醸し出しています。
エキゾ-ストはもちろんナイトロレーシング製のチタン手曲げで、発色の良い
ヒートポリッシュ仕様をチョイス。
オイルクーラーも同じくナイトロレーシングのKITで、オリジナルの一押し
フルフローティングラバーマウントステーを採用したクラック対策品・・・
クランクケース上のオイルラインアダプターもナイトロ製の削り出しもので
各種センサーはそこに集中・・・ センサー配線も中通しで 外からは見えない
シンプルなKITです。
1台目のRCM-445 MK-Ⅱがアップハンドル車であるのに対し 2台目と
なったこのRCM-508 Z1-Rはセパレートハンドル車で、低めの位置に
取り付けされたアッパーカウルを含めてカフェレーサーチックなイメージでの
仕上がりになっていますね ♪
ブラックコートされたスタビライザー付きSCULPTUREスイングアームに
ワイドタイヤ化された車体に有効なナロータイプチェーン EK530RCM。
ホイールはもちろん、世界最高峰 Moto-GPレ-シングマシン達の足回りと同じ
イタリア O・Zレ-シング製 アルミ鍛造 GASS RS-Aです!
如何に足回りパーツが優秀なものとて、車体そのもののディメンション設定や
セットアップが整われていなければ マシンの動性能は上がらないもの・・・
でも 同じように造り込まれ、同じ様なセットアップを施された2台のマシンが
あったとしたら その2台で使用されているパーツの違い、性能差は出て来る。
自分の大切な愛機に採用されてるパーツが 世界レベルでのトップメーカー品で
ある事・・・
単純な事だけど、実はとても大事な要素だと思いますね。
ブレーキ&クラッチマスターシリンダーも当然、Brembo製ラジアルポンプ。
中村もそうですが もう重たいクラッチマスターなんて 無理!・・・ (^^;)
フロントウインカーはこの位置に取り付けしたいが為に 専用ブラケットを
ワンオフして拘ったもの。
カウル側面に穴開けをして 手っ取り早くカウルウインカーを付けちゃえば
簡単なんでしょうけど、それじゃ造り込みを売りにしてるRCMとは言えま
せんから、例え遠回りになっても ひと手間惜しむ事はしません。
ビーター製アルミタンクは、製作の途中に N・Kさんからリクエスト頂いて
仕様変更になったもの・・・
464初期バージョンと同じキャンディブルーのペイントも、N・Kさんは
お気に入りのカラーリングみたいです (^^)v
Z1-Rを始め、やっぱり空冷Zはカッコいいなぁ~と 改めて思いましたね。
でも、本当にZのベース車が出て来なくなりましたよ・・・
Z1-Rもそうだけど Z-1もだいぶ厳しくなって来ていて、もしかしたら
Z-1のRCMクラフトマンシップも間もなく最後を迎えるかも知れません。
まぁ・・・ MK-Ⅱよりは若干ましかな・・・ (;^ ^A
N・Kさ~ん!
もしかしてもう車両届いてるんじゃないですかね~!?
遅ればせながらですが、RCM-508 ご紹介させて頂きました!
今後共よろしくお願いします <(_ _)>