こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
大分県在住 H・Uさんの、RCM-640 Z-1(その2)です!
製作がスタートしてから随分と時間が経過しているRCM-640 Z-1・・・
これは今年3月時点での画像で、ローリングシャシーが立ち上がった所ですね。
このフロントブレーキキャリパーはBrembo製CNCラジアルマウントで
GP4-MSと言います。
完全新型モデルで、今後の基準になる様な そんな存在のキャリパーなんですが
お値段もハンパじゃない、生唾ゴックンな逸品 (^_^;)
この画像 いいなぁ
RCMご用達の、OHLINS・Brembo・OZレーシングホイールと
Moto-GPテイストをプンプン感じる絵ですねぇ ♪
SCULPTURE製リアスイングアームの表面ポリッシュ工程も終わっており
普通に転がせる状態に。
ここがキリよい所と判断しまして・・・
サンクチュアリー福岡店へと移動したのが4月の中旬位。
オーナーのH・Uさんが大分県在住と言う事と、担当メカが梅田だった事から
福岡店で作業を継続しようと相成った次第でした。
とは言え、本店側が担当しなければならない工程がまだ残ってましてね・・・
こちらは内燃機加工部門ディンクスの工場内。
RCM-640の組み立てクランクシャフトが完全に分解され、各部のパーツは
ノーブレストの研磨部門にて軽く磨かれております。
ディンクスでは昨年から、このZ系クランクリビルド作業が日に日に増えており
最近では「随分あるね~」ってな量になりつつあります。
どこで聞きつけられたのか? 新規ユーザーさんからクランクリビルドをご依頼
頂くケースも多く、もうパンク寸前・・・ ( ̄▽ ̄;)
そんな厳しいスケジュールの中で、何とかH・Uさんのクランクを始めました。
今回のリビルドは H・Uさんからのご希望で、コンロッドコンバートのリビルド。
ディンクス鍛造コンロッドの出番です!
コンロッドの材料としては高級材に指定されているSAE4320を用いて
ブランク品を専用の型から鍛造で製法。
外部形状の刃物加工と 大端部&小端部の内径加工しろを残した切削加工後、
浸炭焼き入れを施して、最後に大端部&小端部の穴径を精密仕上げした逸品。
高強度・高剛性でありながらも軽量と言う、申し分ないコンロッドです。
コンロッドの部品としての品質の良さもさながら、なんだかんだ言ったって
リビルドの技術や経験値が最後にはものを言うもの・・・
パーツ単体での品質や性能は当然のごとく重要なんですが、だからと言って
”パーツありきではない” と 言う事なんです。
DiNx鍛造コンロッドコンバート クランクフルリビルド、コンプリート!
H・Uさん、ほんとに大変お待たせ致しました <(_ _)>
これより福岡店へ納品いたします。
一方、自分はと言うと・・・
これまたトロコイドオイルポンプ同様、社内で組み立ててアッセンブリにする
自社製品【サンクチュアリーメカブランド New6速クロスミッション】を
コツコツ組み立てしておりました。
このNew6速クロスも今回RCM-640に採用が決まっていたものなんです。
リアタイヤ180以上サイズに適合したドライブチェーンラインに設定してある
サンクチュアリーコウガのパテント取得品、New6速クロスEVOシステム!
17インチワイドホイール仕様のZには、やはりこれですよね~! (^^)/
こちらも福岡店へ発送です。
既に、トロコイドオイルポンプ&深底オイルパン コンビネーションKITも
キープ済み!
スペシャルアイテムが一気に揃ったので 福岡店は今週から更に忙しくなる?
う~~~む
既にもの凄い忙しいらしいので、大丈夫なのか・・・
心配だな~ (;^_^A
H・Uさ~ん!
ここまで相当お時間を頂いてしまい、本当に申し訳ありませんでした <(_ _)>
福岡店梅田はオープン以降、相当がんばって進めておりますので、もう少しだけ
お待ち下さいね!