こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
約1週間・・・ 大変 ご無沙汰しておりました。
昨日3回目のワクチン接種をしまして お休みを頂いてたんですが、夜中に副反応で
熱が出て 薬を飲んで、今は何とか落ち着いております。
う~~~ん・・・ 今回は倦怠感が強いなぁ~・・・ ( ̄▽ ̄;)
と言う訳で本日もお休みを頂きましたが、本当は休んでいる場合じゃありません。
自宅でパチパチは出来ますので、全く更新できてなかったブログに勤しんでますが
サンクチュアリー本店・・・ いや(株)ノーブレストは今グッチャグチャでして
明日からは多少具合が悪くとも 何としても出勤せねば・・・
週1のペースでオーダーが入って来ているRCMのシリアルナンバーは、とうとう
600番台が埋まり、次からは601番になります。
その601番も既にお話が来ており、これも来週には決まってしまう事でしょう。
Z系ベース車の保管倉庫があきらかにスカスカになっており、それを補う仕入れが
全然できてませんから、いよいよかなと言う危機感がありますね。
危機感は皆さんとて同じでしょう・・・
今回ご紹介する車両も、そんな危機感を持ったオーナーさんからのオーダー依頼で
【まだご紹介できてないRCMシリーズ】の1台・・・
千葉県在住 M・Eさんからオーダー頂きました、RCMー575 Z-1です!
ついこの前まで「MK-Ⅱが無い~!」と騒いでいたら、今度はZ1-Rが足りなく
なってしまって、「まだ大丈夫かなぁ」なんて油断をしていたZ-1が ここに来て
アッと言う間になくなり、今非常に危機感を持っております。
ようするに Z-1、Z1-R、MK-Ⅱ、そして最近ではKZ900&1000に
Z1000J系 GPz1100と、何年も前から在庫してたベース車が たちまち
無くなってしまって、その速度感に自分達の方が驚かされている程なんです。
このRCM-575のオーナーさん、実はRCM Z-1を購入されるのはこれが3度目。
江戸川区時代からのお客様で最初のZ-1は諸事情あって手離されたんですが、その後
2台目をオーダーされまして・・・
ところがその2台目も諸事情あって手離され、数年経って 装いも新たにこの3台目を
オーダーされており・・・
つまりRCM Z-1を3台所有しているのではなく、RCM Z-1を3回売り買いした
ある意味で強者? それも全部Z-1と言う・・・ (^ ^;)
シリアルナンバーは過去の2台が”REAL”でしたが 今回からは”Radical”に。
正真正銘のRCMである もう一つの証明、RCMシリアルナンバーキーホルダーも
シリアルプレート同様Radicalバージョンが ちゃんとご用意されております ♪
昨年秋から製作が始まったのですが ”急ぎ納期” をご希望との事で、ピッチを上げる
だけでなく段取りも速度アップ・・・
スイングアームの下準備を先に終わらせ、フレームと一緒にパウダーコートされて
戻って来たので、この段階でもう本組みされました。
ホイールはもちろん、世界選手権の誉高き名門イタリアO・Zレーシングホイール。
リアサスもこれまたO・Z同様、選手権シェアNO1 スウェーデンのOHLINS。
どちらもMoto-GPや ワールドスーパーバイク選手権で活躍している圧倒的存在感の
メーカー品ですが、同時にここ1年程 とにかく欠品気味である事も共通してまして
今もバックオーダーに悩まされております。
でも この575、もしもブラックラインリアショックをリクエストされていたなら
”急ぎ納期” なんて到底 無理な話でした・・・
OHLINSブラックラインショックだけは、本当に見通しが立ってませんからね。
マスターシリンダーも世界選手権ご用達、ご存知 イタリアBrembo製ラジアルポンプ。
Z-1のベース車も最近ではだいぶ高額化してしまい、この3台目が一番高かったかと
思うのですが、M・Eさん、どうしても妥協できないんでしょうねぇ・・・
お気持ち わかります、わかります (*-ω-)ウン
外装ペイントも、ひと足早く段取りしていた事から既に出来上がっております ♪
車体に使用しているパーツの大半、例えばOHLINSフォークはNOBLESTの
ExMパッケージだし、ブレーキホースはイタリアAllegriショルトシステム。
オイルクーラーも、ナイトロレーシング製のフルフローティング型ラバーマウント式
ステーを用いたアッセンブリKITで、他にも沢山 社内オリジナルパーツで構成され
それらは事前に内注でキープしてましたから迅速だったんですが、ペイントなど外注
ものだけは段取り良く運んでおかないと、今はとにかく遅れてしまうんです・・・
エンジンのガンコート塗装とて同じ。
これも「それ行け! やれ行け! 送れ送れ!」と、次々ガンコートに送ったんですが
昨年より外注さんが完全にパンクしまして・・・
すみません
やりすぎました (^ ^;)
精密内燃機加工だけは完全内製作業になったおかげで、たいへん順調に進行・・・
今年の春~夏にかけて今まで取り溜めた画像を一杯、見ていて面白く感じるプロモを
今色々と進めてますんで、こちらはもう少しお待ち下さいね ♪
で、唯一心配だったトロコイドローター式オイルポンプですが、こちらも昨年から
しっかり内注キープしていたようで、無事に取り付けされていました。
このトロコイドポンプ、最近Z系のRCMでは ほぼ100%近い割合でオーナーから
リクエストされるんですが、M・Eさんも 妥協できなかったんでしょうねぇ (;^ ^A
仁科自らが撮影、残業してまで組み付けていたヨシムラ製ST-Ⅱハイカムシャフト。
カムシャフトやバルブ回りの充填効率アップは、さりげなく もの言いますからな~
時間と予算があるならZ1000J系ヘッドに交換して、更にZレーサー3号機同様
5.5mmステムのビッグバルブを組み合わせると、もうまるで違うパワーフィールに
なるんですが、そこは予算と時間の兼ね合いもあり、今回はノーマルヘッドベースで
ファインチューニング。
吸排気系の最上級仕様メニューは完全にデータ確立していますので、機会あれば次回
ぜひ、体感して貰いたいですね (^^)/
残業で完成させたエンジンを、翌日 早速搭載・・・
なんか・・・ 本当に急いでるみたいで、鬼気迫る感じがありましたな~ (;^ ^A
フロントホイールだけがまだ入荷していないらしく、近日中にイタリアから発送
されるみたい・・・
でも それを除けば、ほぼほぼ完成が見えて来ております。
3台目ならぬ、3回目のRCM Z-1・・・
今月完成 → 登録、そして月末の納車を目指しているとの事です。
M・Eさ~ん!
この3台目は 何としても手放さない方がいいですよ~っ!
次は・・・ もう本当に買えないと思いますから・・・
あー ダメだ
なんか具合悪いっ!
ここまでよく頑張ったぞ、自分(笑)
すみません 横になります。