こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
毎回毎回忙しいと書いておりますが ここ1~2週間は更に拍車をかけた過密ぶりで
だいぶグロッキーになっており、ご無沙汰となってしまい大変恐縮です <(_ _)>
自分は日々メカニック達のマネジメントを管理してるのですが、自分自身が工場で
作業担当する出番も多々あり、また指導やアドバイスなどメカニック7名を相手に
ひたすら奮闘する毎日。
加えて3月中旬発行のアレンジ版カタログ「BIBLE-10.5」のテキスト作成や
今月開催される東京モーターサイクルショーに展示する4台のRCMの準備等など
も~ 目まぐるしいなんてもんじゃありません・・・ (;^_^A
なんすかね
最近は疲れると、夕方遅くに眠くなって来ると言う・・・
歳かな~? ( ̄▽ ̄;)
今日は休みなんですが「今がチャンス!」とばかり、久々ブログ下書きをしてまして
そんな訳で本題に!
神奈川県在住 H・Mさんからオーダー頂いたこのマシン
RCM-598 Z-1です。
500番台シリアルナンバーのRCMは、この598ともう一台569の二台のみで
如何に製作時間が掛かってしまったかを物語っておりますが もう一台の569も含め
この春晴れて二台とも納車の見通しが立ちました。
今RCMのシリアルナンバーは600番台半ばまで埋まってますから、500番台の
マシンを送り出せる事は心の底から嬉しく、ホッとしています (;^ω^)
オーナーH・Mさんは既にRCM-499 KZ900とRCM-568 Z1-Rの2台を
所有されており、二台共に17インチホイールシャシー仕様であった事から 今回この
RCM-598 Z-1は18インチホイール仕様で製作をしました。
ノスタルジックな要素を取り入れたZ系RCMとして製作されましたが、RCMらしく
動性能の追求まで犠牲にしていません。
エンジンには相当力を入れており、今では最も推奨するメニューであるツインプラグに
始まって、ポート研磨&DiNx5.5mmステムバルブ、ヨシムラST-2ハイカムの
組み合わせで充填効率を向上。
クランクシャフトもDiNx十八番のフルリビルドを施工しており、内燃機加工は
全て精密に仕上がりました。
またNew6速クロスミッションも組み込んでおり、ノーマル風のエンジンルック
からは連想できない 大きくギャップのある最新トレンド仕様だと言えます。
4
ホイールはビトーさんのJBマグタン18インチホイールで、リアのリム幅4.50。
どのホイールも4.00(タイヤ幅140)までは、概ねチェーンラインはノーマル
なんですが、4.50リムはタイヤ幅が150~160となる為、チェーンラインが
ノーマルだとタイヤの左サイドウォールとチェーンが干渉してしまいます。
そのため殆どの18ホイールが 4.50リムに関してはチェーンラインを6mm程度
外にオフセットさせたスプロケットハブになっているんです。
チェーンライン、すなわちスプロケットの位置を少し外に出せる様、New6速は
あらかじめ数ミリ(7.5mm)カウンターシャフト先端が長い寸法になっています。
オフセットフロントスプロケットを使わずとも、スペーサーを挟む事で6~7mm
チェーンラインを調整できるのが足回りのカスタムにおいても便利な機能なんです。
外装カラーリングは いわゆる ”茶タマ”
オーナーH・Mさんからは「赤みを抑えた茶色で」と、リクエストを頂いており
理想通の色合いでペイントされました。
既に所有されているRCM-499&568に比べ、このRCM-598 Z-1は
ベーシックな趣向で製作されました。
ですが、ノスタルジックな趣向であっても中身は別モノ。
気軽に乗れる車格とポジション、スタイルなのに、乗ったら過激に面白い・・・
そんなマシンに仕上がったと思います。
似たような仕様のRCMを複数台所有するよりも あきらかに個性の異なるRCMを
複数台所有できる方が、より面白い事でしょう。
何がどう違うのか、好きな時にマイRCMで乗り比べて堪能できる・・・
これ以上の贅沢はありません。
H・Mさん!
この春の納車を逃すことなく、お渡ししたいと思います。
そしてキープ済みのシリアルナンバー RCM-614。
614ものんびりしてると「最後の600番台」なんて事になりかねない? (;^_^A
落ち着いた時にでも また打合せ、よろしくお願いします!
= お知らせ =
RCMオーナーズクラブROCイベント 筑波コース2000走行会ですが
徐々に参加人数も増え いよいよ盛り上がって来ましたっ!(^^)/
最新情報がROC掲示板で見れるそうなので、いつものようにご自分の
愛機シリアルナンバーを入力して掲示板を見て頂ければと思います!