こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
皆さん、夜何時ごろ 寝てますか?
50代の皆さん 同じだと思うんですが、11時もすぎると眠くないですか?
自分もそうで、若い頃はそれこそ夜中まで遊んでたし、そもそも早い時間に
なんて寝れなくて 毎晩の様に夜更かし。
でも今ではすっかり、12時には就寝してると言う習慣でして・・・
だいたいですね、仕事が終わって帰宅し 風呂入ってビール飲んで夜食を食べて
テレビ見ながら 「ふぅぅ~~~ ( ´ー`) 」 とか、のんびりしたあと・・・
11時頃に パチパチパチパチ始めると言う、この生活。
・・・・・・・・・・・・。
すみません、またグチってしまいましたぁ ( ;∀;)
あぁ・・・
またこれからもグチってしまいそうで、自分が嫌だ (苦笑)
昨年後半からオーダー続きの 何十台と言う新しいRCMで、全く紹介できてない
RCMが とんでもなく沢山ありまして・・・ ( ̄▽ ̄;)
順繰り ご紹介させて頂きます。
東京都在住 M・Sさんの、RCMー560 Z-1です!
フレームは レーザー測定と修正ストレッチが完了した所からスタート・・・
ストリートに最も適しているであろう、オリジナルフレーム補強 ステージⅡを
施しております。
フレーム補強が終わったら、続いてはリアサス取り付け傾斜角度を変更する
レイダウン加工へ・・・
たまに大きく寝かした角度の車両を見かけますが、角度が強すぎるとサスが
ストロークして奥に入った時の腰が弱くなるので 寝かしすぎは禁物・・・
ほんの少し角度が違うだけでも結構変わるので、こんなもんでいいだろ的な
レイダウンはお勧めできません・・・ (-“-;A
また 左右サスマウントの位置や平行度など、左右の精度をきちんと合わせて
あげるため専用治具を用いた加工が必要なのは、皆さんもうご存知ですよね。
M・SさんのRCMー560は、前後17インチホイールシャシーのコース。
リアタイヤ180サイズにする = ドライブチェーンのラインを23mm外へ
オフセットする条件は必須で、それも出来ればリアスプロケット消耗が遅い
530ドライブチェーンで設定したいから、フレームへのインライン処理も
必須科目となる訳なんです。
担当してる佐々木は、この分野の作業において社内でも1~2を競う腕前・・・
昔「フレーマー」と呼ばれた者がおり たまにお客さんから「フレーマー」の話を
されて回答に困る事があるんですけど、良い機会なのでご説明させて頂きますと
実はあれ かなりイジってたネタでして・・・ (;^_^A
この佐々木は 工場長の誠太郎に次いで板金溶接加工のセンスが良く、まさしく
本物のフレームワーカーと言える腕前です。
しかもこんだけ褒めときゃ、もっと難易度の高い加工も またやってくれると言う
とても素晴らしい男なんです ( ̄▽ ̄)
この画像でピンと来た方もいるかと思いますが、このRCMー560・・・
そうです。
RCMー431以来 リクエストが増えた、アメドリさんのアッパーカウルを
取り付ける仕様なんです。
アッパーカウルブラケットを固定するマウントステーをヘッドパイプに溶接し
更に左右ダウンチューブ側面にM8スリーブナットを削り出して溶接しました。
これでフレーム本体の加工は完了しましたが、アッパーカウルブラケットの
端正など まだまだ板金力を問われる加工が沢山あり、それでいつも佐々木が
担当している訳なんです。
佐々木自身はこの仕事、そろそろ嫌になって来てるみたいだけど・・・ (^_^;)
3週間ほど経って、フレームがきれいに塗り上がって来ました ♪
この状態に至るまで地味な工程続きでしたが、大切な基礎工事にあたる部分で
しっかり造り込んでおかないと 後々すんなりと組んで行けなくなるもの・・・
故に丹念な作業が求められ 外注さんの工程も含めるとここまでの作業だけでも
2ヵ月間位の長旅になってしまうものなんです。
ちなみにこのRCMー560は、OHLINS倒立エクスモードパッケージを
取り付ける予定なんですが、ブラックの倒立フォークが日本国内欠品しており
バックオーダーで次回入荷が5月中旬位になるとの事・・・
う~~~ん・・・ これは困ったなと 悩んだ末に・・・
やむなく、中古であった正立フォークを仮組して 立ち上げた次第・・・
倒立フォークが入荷して来るであろう5月中旬まで この正立フォークのまま
殆ど完成と言う状態まで持って行き、最後の最後に入れ替えて完成! と言う
もう際っ際のシナリオ・・・ (^^;)
SCULPTURE製スイングアームだけは 確保できてますが、スタビライザー
溶接する事から、これまた一時的に仮組みアームで・・・
ホイールもひとまず暫定で、仮組みもので転がしております。
前後足回り、現状 全て仮組み・・・
ほんと・・・ ありとあらゆるパーツが足りません・・・ ( ̄▽ ̄;)
ですが、スイングアームのスタビ加工とブラックコーティングが終わり次第
ホイールやブレーキパーツなど 一斉に取り付けし始めたいと思います。
M・Sさ~ん!
全力で頑張っておりますが、RCMと言うマシンの製作工程上 どうしても
時間が掛かる事、ご理解のほど 何卒よろしくお願い致します <(_ _)>
= お知らせ =
只今サンクチュアリー本店では、過去に例を見ない多大な業務と対峙しており
本来であれば3~4ヵ月ほどで完成するRCMも 半年以上と言う製作期間に
延びております。
ゴールデンウィーク前の納車をご希望されているお客様も多く、もちろんその
ご期待に応えるべく毎日奮闘しておりますが、いかんせん 今まで経験した事の
ない多数のRCM製作から工場業務の進行に時間が掛かっておりまして・・・
これからオーダーを頂くお客様も含め 極々本当に特殊な仕様のRCMを除き
半年以上の製作期間が掛かる事、どうかご理解・ご容赦を頂ければと思います。
何卒よろしくお願い致します。
サンクチュアリー本店 (株)ノーブレスト 代表 中村博行