こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
昨日の夜あたりから気温が一段と下がりまして、いやぁ~ 寒い寒い・・・
今年は去年よりも冬らしい気がしますな~ (-ω-)/
寒いと言えば、季節的に活発化したコロナ感染にも困ったもので・・・
だいぶまずい状況になって来てるんで 昨晩ホームページにも記載しましたが
ご来店頂かなくても大丈夫な時は なるべくメールや電話で要件を済ませて頂き
どうしてもご来店希望の時はとにかくマスク着用をお忘れなく、更に入り口に
設置されているアルコール消毒をご使用頂き、ご入店頂きたいと思います。
また、なるべく皆さんの外出に繋がらない様にと 車両の引き取りや配達など
積極的に行っておりますので、是非ともご相談頂ければと思います。
くっそ~~~ コロナには負けんぞぉぉぉ~~~ (--〆)
皆さん頑張って乗り越えましょうね!
大阪府在住 S・Nさんの、RCM-525 CB1100F(その5)です!
さぁ、このRCM-525も 製作期間がだいぶ長期になって来ておりますから
そろそろグイッ!と進展させて行きたいところ。
その為には最大の難関である、エンジンセクションを進めなくてはならず・・・
画像はクラッチハウジングで もちろん新品はメーカー欠品。
でも、実は大きく消耗してる部分があって このまま使用する訳には行きません。
かしめを壊して、非分解構造であるクラッチハウジングを分解してみると・・・
アルミバケット下にある1次減速ギヤが単体になって、本来であれば交換が
できないハブダンパーを取り外す事ができました。
右は古いダンパーで 左が再販されている新品ダンパーなんですが、右の古い
ダンパーの穴が大きく開いてしまっているのがわかりますね。
このダンパーがへたって 緩くなったり硬くなったりすると、クラッチを握って
いない時にエンジン下回りから 「ゴトゴトゴトゴトゴトゴト」と 異音が出ます。
クラッチレバーを握ると異音がだいぶ消え、離すとまた「ゴトゴトゴトゴト」と
なるものは このダンパーがダメになってるクラッチハウジングなので、ここを
分解リビルドしておけるのは とても大きい・・・
こうして新品リペアダンパーが入手できるのが、何よりありがたいですね! (^^♪
クランクシャフトはもちろん、新品なんて手に入りません・・・
今の技巧でダイナミックバランスを取り、メタルジャーナルをラッピングで
鏡面仕上げしました。
メタルも残念ながらメーカー欠品になっているものが多く、手に入る新品で
オイルクリアランスが基準値にあるか プラスチゲージをつぶして測定・・・
ジャーナルラッピングが ほぼ1000分台の研磨とは言え、この瞬間だけは
毎回 「頼む~っ!」 と、つい 祈ってしまいます・・・ ( ̄▽ ̄;)
CB-F/Rのエンジンをオーバーホールすると言うのは、とにかく欠品してる
パーツとの戦いなんですよねぇ・・・
ここで車体セクションに戻りましょう。
RCM CB用に製作、あるいは加工したパーツ達が 次々と表面処理工程から
戻って参りまして、ボルトオンでの作業が如何に楽か しみじみ・・・ (^^;)
リアフェンダーレスKITは、SWIFTさんの製品をRCM用に少しだけ
アレンジして アルマイト処理をしました。
グラブバーもパウダーコーティングで再生をかねてブラックアウトしてます。
先日スタビライザーの溶接を施した SCULPTURE製スイングアームも
この通り、ブラックコーティングされて戻って来ました!
後はまだ入荷して来ないリアサスを取り付ければ、リア回りは ほぼほぼ完成。
何となく、 それらしくなって来ましたねぇー! (^_-)-☆
タコ&スピードメーターも、専門業者さんによるレストアを経て戻って来ました。
あとは予めストックしておいた、可能な限り手に入る新品パーツを惜しみなく使い
とにかく綺麗に、そしてきちんと作動してくれる様 組み立てます。
出来上がったので、早速取り付けました。
ここも既に 専用のメーターブラケットが出来上がっていたので、ボルトオン!
いいですね ♪
中村はこの750Fのメーターデザインで 1100Fのスピード240km表示
フルスケールと言う組み合わせが 一番好きです (^^)/
S・Nさ~ん!
エンジン腰上の精密内燃機加工が遅れており、それらが1月になってしまいますが
どうでしょう・・・ 1月20日、いや 1月末頃には相当形になって来てると
思いますよ~っ!
何とか来年の春には 納車したいと思います!
大阪もコロナ、酷くなってますよね・・・
くれぐれも お気をつけ頂ければと思います。