こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
年末が近くなると、サンクチュアリーのホームページ お正月待ち受け画面用の
撮影をしています。
除夜の鐘が鳴ると同時に「謹賀新年」本店スタッフ全員の画像がアップされる
毎年の恒例事なんですが、先日そのスタッフ画像を撮ろうと メカニックの郡を
撮っていたら・・・
「社長、今撮ってるのって何の画像なんですか?」と 聞いて来たので
「あぁこれはいつものホームページ お正月画面用だよ ♪ 」と 答えたら
「何すか、それ?」 と 言われまして・・・
どうやら郡は 一回も見た事がなかったらしく・・・
ブログは見てるけど、ホームページのトップからは入って来てない様で・・・
やれやれ~・・・ (;^_^A
実は先日、社員募集の話をブログでアップしたら数名の方達から問い合わせを
頂きまして、同じ様に「ブログ見て トップ画面に入ったら募集欄があった」と
話しておりましたから、やっぱ皆 見てないんだな~ と・・・ 痛感 ( ̄▽ ̄;)
サンクチュアリーのホームページはブログだけでなく 定期的に更新されている
RCMギャラリーに始まり、販売車両RCMクラフトマンシップのコーナーや
レース活動、母体となるNOBLESTのパーツサイトに、そして最近できた
ばかりのRCM USA A16日本版など、見るもの盛り沢山! ( ˘ω˘ )ウンウン
ブログをご愛読頂いてるのはとっても嬉しい事なんですが、よかったら皆さん
是非ホームページのトップから入って頂いて 色々見て頂けたらなと思います。
さて本題!
RCM-451 Z1-RのオーナーであるT・Nさんが 2台目のRCMとして
選んだのは Z1-R!
ん・・・?
2台目もZ1-R?・・・ (^^;)? を、ご紹介しましょう。
今回「MK-Ⅱのテールカウル仕様で!」と、リクエスト頂いた Z1-R・・・
モリワキさんの昔のモンスター風スタイルである事は、もちろん承知済み ♪
でもシートもMK-Ⅱのものとなる事から テールカウルは簡単でも、シートは
Z1-Rの脱着式ではなくMK-Ⅱの開閉式となる為、ここは結構な加工があり
いきなり時間が掛かっておりました・・・
SS400のスチールプレート材から切り出し、同じくスチールの丸ムク棒から
スリーブを削り出して、シートヒンジを一から製作・・・
位置と角度を合わせて溶接し、MK-Ⅱの開閉式シートが使用できる様にしました。
ノーマルのヒンジはプレス成型で出来ているので、見た目 全く同じ様には造れず
少し感じが違いますが機能には問題ありません。
ちなみにこれだけでも、結構大変な作業です・・・ (;^ ^A
このRCM-551は 前後18インチホイール仕様・・・
リアサスレイダウンも18インチホイールシャシー専用の仕様で、左右の総幅が
260mm前後と言う 17インチの295mmより狭いスパンで設定しています。
フレーム補強は17インチ&18インチ どちらにも対応しているステージ2で
この551では、チェーンライン23mmオフセット対応インライン処理はなし。
実はもう随分前にフレームは完成し 既にパウダーコーティングされ 戻って来て
いたんですが、今まで中々ブログでご紹介が出来ず、今回やっとお見せする事が
できた次第でした・・・
T・Nさん、ほんとにお待たせしまして 申し訳ありません・・・ <(_ _)>
エンジンも これまた随分前にガンコートが仕上がっていて、精密内燃機加工も
全て完了済み・・・
15丁ギヤ採用の サンクチュアリーメカブランド製テンショナーアイドラーが
欠品していて、ヘッドが搭載されておりませんでしたが・・・
来ました 来ましたっ! (^^♪
上が従来の17丁ギヤで、下が15丁ギヤを鉸めてある テンショナーアイドラー。
早速 組み込みする事に・・・
エンジンは1mmオーバーサイズ φ71の仕様で、大掛かりなチューニングなど
特にない、ライフパッケージ・・・
それでも腰下 クランクシャフト芯だし、ミッションドッククリアランス精密シム
調整、クラッチハウジングアッセンブリー交換、腰上はシリンダーボーリングは
もちろん、ブロック&ヘッドのデッキ面研に加え 焼結合金オーバーサイズバルブ
ガイド入れ替えとシートカット、これら精密内燃機加工にプラスで 各対策部品を
組み込んでますから、オーバーホールに重点おいた仕上がりのエンジンであって
完成度&満足度は 高いものになっております (^_-)-☆
2台目のRCMとなる この551は、前後18インチホイールのシャシー・・・
既に所有されている1台目のRCMー451があるのに、何故 2台目のRCMも
Z1-Rにされたのか・・・
ここでお気づきになった方も多いかと思いますが、このRCM-551・・・
角ヘッドカバーが物語っている通り、実は Ⅱ型のZ1-Rなんです!
1台目のRCM-451は 先鋭的な17インチホイールローリングシャシーで
セパレートハンドルの Ⅰ型Z1-R・・・
対して今回製作してる RCM-551は、70年代風のノスタルジック仕様で
前後18インチホイール&アップハンドルの、Ⅱ型Z1-R・・・
同じZ1-R同士でも Ⅰ型&Ⅱ型で違う上に、足回りやポジションなど スペックも
大きく異なる2台のZ1-Rを造ると言うのが、T・Nさんが求めたコンセプト
だった訳なんです!
そんな中でもこだわったのが、この MK-Ⅱテールカウル・・・
テールカウルはMK-Ⅱだけど 2本のラインはZ1-Rと言う、ハイブリッドな
外装ですね!
Z1-Rはタンクだけ見比べただけでも、Ⅰ型とⅡ型で はっきり違いがわかるもの。
今回は更に18インチ専用SCULPTUREスイングアームをバフ掛け仕様で
採用し、細身の前後18インチホイール&タイヤを装備・・・
φ38のKYBフロントフォークに 低目のバーハンを組み合わせ、セミアップな
ライトポジションとした RCM-551 Z1-RⅡ!
RCM-451と並べたら、確かに 全然違うマシンに見えるでしょうね~!!
T・Nさ~ん!
来春には納車できる予定で進んでますんで、もう少しお待ち下さいねー! (^^)/