こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
ゴールデンウィークは出勤しておりましたが、あけた翌週、火曜の定休に繋げて
4連休を頂き、関東から遥か遠く離れ RCMオーナーであるM・Hさんの元へと
遊びに行きました。
大変なおもてなしを頂き、運よく天気にも恵まれ、ありがたいひと時を過ごせて
M・Hさんには感謝の気持ちでいっぱいです!
そんな訳で、 こんだけ遅れましたけど ブログ・・・ ( ̄▽ ̄;)
なんせ、更新しようと持って行ったPCを ほとんど開けませんでしたから(苦笑)
不名誉ながら恒例の? ”すでに納車しております” シリーズ、第2弾っ! ( ;∀;)
岩手県在住 H・Sさんが所有されていたマシンを お預かりしてRCM化しました。
ご紹介しましょう。
RCM-579 ZRX1200 DAEGです。
タイトル通りに納車しているのですが、納車してから2週間位 経ちますかね・・・
RCMはブログで 最後までその全貌を見せず、納車前にドーン!とお見せするのが
慣習だったんですが、ここ1~2年のRCMオーダーラッシュから ブログがついて
行けずに、最近ではこうして納車後にご紹介をするパターンが続いております。
このパターンを何とか打破せねば!と頑張っているのですが、なかなか挽回できず
現在に至っております・・・
ほんと、マジ 何とかせんと・・・ (;^ ^A
このRCM-579 DAEGは、元々オーナーのH・Sが所有されていたDAEGを
お持ち込み頂き、バリッとRCM化したマシン・・・
空冷Z系車両が高額化し、今後はますます手が届かなくなる状況が予想される事から
【脱!空冷Z】を掲げ、徐々に移行して行こうと決めた最中での製作依頼でした。
まだ走行距離が若くコンディション良いエンジンであった事から、エンジンのオーバー
ホールは行わない形態で製作しました。
マフラーにはH・Sさん拘りのエキゾ-スト、ナイトロレーシング ウェルドクラフト
3Dチタンを装備しています。
RCMコンセプトパルシングカバーはダミーではなく、正しく本物の証ですね ♪
SCULPTURE製スイングアームは、ゼファー1100用のラインナップを
ピボット部の寸法をアレンジして流用しました。
7N01リブ付き角パイプ+ブロックピースの下スタビライザーを追加で溶接し
ブラックコートしたリア回りは、DAEGの外装ボリューム感に負ける事のない
マッチングしたシルエットになりました。
前後ホイールはもちろん、世界選手権での採用率1位のO・Zレーシング製です。
その他にもOHLINS正立ExMパッケージや、サンスター製RCMコンセプト
ディスク、そしてナイトロレーシング製パーツで固め RCMのレギュレーションを
しっかり満たしており、シリアルナンバーを取り付けるに相応しい仕様へと転身を
果たしました。
オーナーH・Sさん、もう一つ拘ったのが この外装ペイント・・・
画像を見ていてノーマルだと感じておられた方達が多いかと思いますが、実はこれ
オールペイントしておりまして・・・
普通ノーマルだとグラフィックラインがデカールになっているんですが、それらを
全て塗装で行っているんです。
よく見ると深みがあり「なるほど」と言う仕上がりになっている訳なんです (^^)v
左右マスターシリンダーも、Brembo製RCSタイプラジアルポンプに変更し
さり気なく、ダートフリーク製ZETA RCMコンセプトフライトレバーに交換を
していますね・・・
ちなみにH・Sさん、最後にRCMコンセプトフロアーマットも購入されてまして
私達サンクチュアリーがリリースしている訳ではない、他の業者様のRCM製品も
大切なアイテムとして認識されておりました。
リリースしてくれる業者さん、そしてご購入頂いた皆さん、とてもありがたいなと
感謝しております <(_ _)>
ZRX DAEG位の年式車両だと、まだ乗り込まれていないフレッシュな個体が多く
空冷Z系の様にエンジンフルオーバーホールが絶対必要と言うケースにならないのは
高額化しない大きな要素・・・
その昔、やはりNinjaがエンジンフルオーバーホール無しでRCM化できていた
あの頃のスポーツパッケージとして仕上げられるのは、利点だなと感じましたね。
水冷マシンのRCM比率は、今後少しづつ上がって行くだろうと予想しています。
ZRX1100&1200にDAEG、そしてZ900RSも含めてですね・・・
シリアルナンバーで数えるところの700番台なんかは、もう空冷Z系RCMの
姿がなかったりするかも知れませんね。
改めて ”RCM” としての定義「レギュレーション」を書いて見ましょう。
大半の作業をサンクチュアリーで行って製作された事。
ナイトロレーシング・SCULPTURE・サンクチュアリーメカニックブランド
O・Zレーシングホイール・Allegriと言ったメーカーパーツが多用され、
サンクチュアリーのデモ車として相応しい仕様である事。
また旧年式の車両においては、リフレッシュ作業(オーバーホール&レストア)が
同時進行で施されている事などです。
今回のRCM-579 DAEGは、立派にRCMとしての定義を満たしておりました。
H・Sさ~ん!
ブログでのご紹介が遅くなりまして申し訳ありませんでした~!
イベントが活発な世の中になって来たら RCMオーナーズクラブROCイベントにも
ご参加下さいね~~~!!!