こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
Z系RCMのオーダーが今も尚 途切れません・・・
MK-Ⅱはもちろん Z-1も入手が厳しくなってしまい、KZ900&1000や
LTDまで値上がりしてると聞きました。
少し前まで何とか買えたZ1-Rも 最近はすっかり出て来なくなって、数年前に
買い溜めておいた在庫車が もうほぼ底をつきそうな状況です。
と言う訳で、今回はZ1-RでのRCM。
神奈川県在住 Y・Hさんの、RCMー552 Z1-Rです!
製作台数が多い = 「あれ? つい最近この作業やったな・・・」 と言う記憶が
連続しているメカニック達・・・
納品された取り寄せパーツの管理も含めて、普段よりも整理に気を使う必要が
だいぶ増えました。
当然 店内も荷物の山になってまして、まぁ・・・ 散らかってること (;^_^A
特にフレームは一番場所を取るんですが、パウダーコーティングされ戻って来た
フレームが常に4~5台分はあり、早く車体を立ち上げたいところ。
でも 車体を立ち上げれば、今度はバイク1台分として工場内で場所を取るので
どっちもどっち・・・
この半年間は、柏に移転して来て 始めて 「狭い・・・」 と感じてまして・・・
引っ越し願望が、ほぼ「やどかり」並みです (^^;)
そんなRCM製作 山盛り日々の中、少し前にある方がご来店。
熱心にフレームの画像を撮っておりました・・・
今回のRCMー552 Z1-Rをオーダーされた、オーナーのY・Hさんです!
お土産に頂いた ”おかき” は、スタッフの方が何人いるのかわからなかったので
缶で持って来ました!との事で・・・
Y・Hさん、お気使い頂きありがとうございます <(_ _)>
サンクチュアリー本店のスタッフ数は自分も含め、今現在 全部で14名です ♪
ちなみに、ほぼ 佐々木が一人で食べました。
と言う訳で、早速車体の立ち上げを始めたいと思います。
それにしても最近の仕事量を物語ってると言いますか、RCMフロアーマットの
汚れる速度が はんぱなく早い・・・
どこかで洗わないとダメですな・・・ (;^ω^)
このRCMー552ではオリジナルのメーターパネルを製作して、ステッピング
メーターを3連装備するメニューです。
ですので RCMシリアルプレートは、そのメーターパネル回りに配置されるため
フレームヘッドには取り付けず、先ずはステアリングロック加工から入りました。
セパレートハンドル仕様となる為、トップブリッジもハンドルポストがつかない
ガル型 TYPE-Ⅱに・・・
ステアリングロックの掛かり具合でガタつきが少ない事を確認したら、本組みへ。
OHLINS製 正立ExMパッケージに、O・Zレーシング製 GASS RS-Aホイールを
組み合わせ、いつもの世界最高峰メーカーパーツでのコンビネーションに!
今回車体各部の配色は オーナーのY・Hさんより「ある程度お任せします!」と
言って下さっており、中村と湯浅で「ディスクインナーはゴールドで行こう!」と
決めました。
外装カラーリングとシャシーの色、そこにブラック/ゴールドのツートンカラーに
仕上げたヨシムラ製TMR-MJN DSFキャブレターが組み合わされば、マシン全体の
カラーコーディネートは かなり! カッコ良くなるでしょう! (^^)/
相変わらず SCULPTURE製スイングアームが 工場になかなか回って来ないので
スイングアームは仮り組みにてローリングシャシーを組み上げて行きます。
ここで最初にやっておかねばならない、ある作業を進めておく事に・・・
Z1-R用、RCMコンセプトシートベースのファイバー加工です・・・
FRPの型がへたって、きちんとした形状の製品が量産が出来なくなってしまった
ナイトロレーシング製のシートベースですが、RCM用にとファイバー加工をして
その都度 用意しているもの。
加工は毎回大変なんですが、やはりこのシートでないとRCMとは言えませんので
頑張っております (^^ゞ
このシートベース加工が終わってないと、外装ペイントの段取りに移れないので
先にやっておく必要があった訳でした。
製作期間を半年としっかり頂いてる このRCMー552ですが、進められる時に
意識的に進めておかないといけません・・・
真摯に向かい合わないと、半年どころか1年とか どう考えてもあり得ない長期に
陥りますから、時間を大切にし、自分に甘える事なく定期的に作業して行きます。
Y・Hさ~ん!
遅くなりましたが、やっとブログでお見せ出来ましたよ~~~! ( ;∀;)
RCMー552は、今までのマシンとは また違ったイメージのRCM Z1-Rに
なると思いますので、期待してて下さいね~~~!!!