こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
最近は帰宅後 グッタリしてるみたいで、さすがに女房から「あなた大丈夫?」と
言われる事が多くなりました・・・
大袈裟な様ですが、未知の領域に入りつつある激務続きは本当の事なんですけど
まぁ それだけでなく、ぶっちゃけ・・・
歳とりましたからねぇ ( ̄▽ ̄)
かの織田信長公の名言の一つに「人間50年」と言うのがありまして。
当時の医療水準や平均寿命を裏付けてる言葉なんでしょうけど、それだけでなく
「人間全力で生きられるのは せいぜい50年よ」と、言ってる様に聞こえます。
やばいスよ・・・
自分、もう55歳ですから やばいスよね・・・ (^ ^;)
グッタリしてる場合じゃないわ!!!
気を取り直して「定休日だろうが自宅だろうが お構いなしにブログを書く!」と
気合いを入れて臨み直しております!
どこまで続くか、どうぞお楽しみに!
遅れに遅れまくって、早や1年越え・・・ (;^ ^A
シリアルナンバー RCM ー534、Z900RSのRCM計画(その12)です!
遅れに遅れてる原因の一つが Z900RS専用に開発しているスイングアームで
このSCULPTURE製スイングアームが とにかく進展しておらずに、頭痛の
タネだったんですが、ここに来てようやく進み出しました。
これまでのSCULPTURE製スイングアームは Z用・Ninja用と唄って
いたものの、どの機種用もリアホイールカラーを製作する必要性があったりする
ブランク性を伴ったものでした。
ですが今回のスイングアームは Z900RSのノーマルリアホイールやブレーキ
パーツがそのままボルトオンで取り付ける構造にしたもの。
故に、従来品と異なる企画だった事から ここまで遅れてしまった訳なんです。
ニードルローラー&ボールベアリングの二重構造は、従来品と同じ構造・・・
溶接しアームが組み上がった後に大型フライスで刃物加工している為、寸法の
歪や狂いがありません。
インサートパーツを全て組み込んだら、まだ簡易的なものですが治具をセット。
まずは ”ピボットありき” で、そこから導き 位置決め出来て溶接する専用治具を
このあと更に多機能化して造ります。
治具も意外に製作時間が掛かる為、まずは簡易的なもので進めて行けるように
したのですが、簡易的とは言っても精度はきっちり求められるものにしました。
また削り出しのサスマウント本体も、溶接される下側 角パイプに掛かる荷重を
狭い面積に集中させない様、ベースプレート状の形にしました。
リアサスがストロークする際、強い突き上げに対して角パイプが負けない様に
する為の ひと工夫と言う訳です。
本溶接開始・・・
この仕上げの工程も 量産品は全て自分が作業する事になるかな・・・ ( ̄▽ ̄;)
トロコイドオイルポンプもそうですが、最近やたらと同じ部品を連続で何十個と
組み立てたりしてるんで、自分が ”何屋” なのか? わからなくなって来てます。
まだリアインナーフェンダーのステーを取り付ける為の加工が残されていますが
スイングアーム本体は 一先ずこれで完成・・・
リアサスマウントは4辺を溶接して、改めてこうして見ると良い感じ・・・♪
下の角パイプ自体も中が空っぽな単重菅ではないですが、サスマウント形状を
ひと工夫して溶接している事で、強度・剛性はかなり確保されているでしょう。
ノーマルリアホイールを取り付け出来ると言う事は、リアキャリパーブラケットも
そのままボルトオンであると言う事・・・
ストッパーを溶接して、ノーマルリアキャリパーブラケットの前後スライド作動が
スムーズであるかを確認しました。
数日後、社内バフ部門で磨きあがったスイングアームを本組み致します (^^)/
いや~~~~ ここまで 長かった!
そして翌日・・・
サンスターディスクでお馴染みの、国美コマースさんから荷物が一つ・・・
ついに完成したんですね
待望していた Z900RS専用の特別なディスクローター。
違い、わかりますか?
これよく見ると インナーがワンピースでスモールハブ構造になってますよね!
このディスクの機能については 次回(その13)で、ご説明したいと思います。