こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
雪、ふりましたね~~~・・・ 皆さん帰宅時など、大丈夫でしたか?
中村はズルッズルで何とか戻りましたけど。
年末年始ブログを更新してから、今回が今年最初の本来のブログ路線・・・
おかげさまで体調もだいぶ良くなったので、早速また飛ばしております!
いずれ失速するとは思いますが・・・ (;^ ^A
昨年はマシンの製作から登録、撮影してからのロードテストとその後の納車まで
日程が非常にタイトで、しかも自分が忙しくてブログ更新の回数が減った事から
本来であれば納車前にマシンをお披露目してオーナーにお渡しすると言う流れが
逆転しておりました。
実車をオーナーが受け取るよりも先に ご紹介するのがモットーだったんですけど
マシンが先に届いちゃうなんて、も~ どんだけドタバタしてたんだか・・・
今年はそんな事のない様にと 年頭からいきり立っている所です。
と、この様な訳で
大阪のY・Nさんの元へマシンが届く前に、何とか間に合ってご紹介できました。
まぁ、これが本来の流れと言うもの・・・ (^^ゞ
それではお見せ致しましょう。
RCMー578 KZ1000MK-Ⅱです。
実は昨年、MK-ⅡのRCMオーダー台数は 過去最大の新記録台数でした・・・
現在サンクチュアリーで提供しているMK-Ⅱのベース車価格は190万円ですが
おそらく日本中どこでも数が少なくて、ベース車価格が280万~350万円と
相当高騰してしまってるんでしょうね。
300万円もするベース車に フレーム修正と補強・エンジンフルオーバーホール
前後足回り・吸排気系・電装系・ボディパーツなど、コンプリートマシンとして
フルメニューを施し 車検を取って消費税まで加算されたら、もうアッと言う間に
800万円越え・・・ なんて、とんでもない乗り出し価格になってしまいがち。
もちろん中には、6速クロスミッションEVOシステムを投入したり エンジンの
メニューに予算をつぎ込んだりする方達もいて、そういったアップグレード仕様の
RCMであれば、800万円~900万円なんて言うケースがあるのも事実・・・
でも 誰しもが皆そんなスペシャルな仕様に出来ると言う訳ではないですし、むしろ
予算に限りがある方達に対して何とか実現できる方法をと、奮闘した昨年でした。
結局、国内の輸入業者さんだけでなくロスのRCM USA社に だいぶ助けられて
何とかなったんですけどね・・・
前後足回りは 世界最高峰メーカーの逸品だけに拘った17インチホイール仕様。
ブレーキキャリパーこそキャスティングですが、こういうワンポイントパーツは
先々、CNC製ラジアルマウントキャリパーに変えるなど融通が利く部分なので
一番最初のスタート時ではよく採用する事が多いんです。
各部のパーツを理想してたものにしたい気持ちは よ~くわかるんですが、そこに
凝り過ぎて高額になってしまう事もよくある事・・・
とにかく今は、何と言ってもまだベース車が残っている内に手に入れる・・・
このテーマに尽きると思います。
オーナーのY・Nさんが、それでもどうしても妥協できなかったパーツの一つが
このOHLINS製ブラックラインリアショックで、いやぁ~ 待ちました (^^;)
今もまだ継続中ですが、とにかく どの業者さんもありとあらゆるパーツが品薄で
何を注文しても だいたい入って来ない・・・
現在も相変わらず数十台と製作されてるRCM達も、パーツ待ちで止まっている
ケースが目立ち、もうお手上げと言った状況が続いております。
このRCM-578も、結局 半年も製作に時間が掛かってしまったのは、それら
パーツ待ちもあっての事・・・
幸いにしてキャブレターやエンジン内部パーツ等は、事前に在庫していたので
それらに助けられた感があります。
エンジンで一番時間が掛かったのは、例のトロコイドオイルポンプかな・・・
まぁ~ 今年も、トロコイドオイルポンプフィーバーは間違いないでしょうから
アレルギーで体調が悪くならない程度に組み立てます・・・ ( ̄▽ ̄;)
以前 一回だけお見せしたブログで「外装のペイント やっちゃった」的な事を
書きましたが、Z1000Hデザインのラインでグラデーションを入れてる所
上下2本あるんですが、最初は下のラインだけに入れていたんです。
上のラインは幅が細いからと配慮したんですが、やっぱり上下共に入っていた
方がバランス良かったです (^^)♪
メタリック風のキャンディオレンジカラーに、Z1000Hのデザインライン・・・
カッコいいですね~!
シートはもちろん、乗車部の幅を狭くしたデイトナ製RCMコンセプトシートです!
もちろんハンドルも、最近ではもう殆どの方がご指名してくると言う逸品・・・
デイトナ製 RCMコンセプトハンドルバー & グリップエンドです!
このハンドルとグリップエンド・・・ ほんとに、いいんですよねぇ・・・
デイトナさん、今年も1年 またよろしくお願い致します <(_ _)>
Y・Nさんとは何度か連絡を取り合って、最終的にオーダーを頂いたのですが
やはりMK-Ⅱが枯渇から手に入りずらい事をよ~く知っており、購入決定まで
ほぼ時間が掛からず 即答で決定された記憶があります。
昨年末の12月にも、3台ほどMK-ⅡのRCMを新規にオーダー頂いた方達が
おられて、オーダー頂けると嬉しいんですが 反面心配と言った心境になります。
今年、何台MK-ⅡのRCMオーダーが入るのかは もちろんまだわかりませんが
ロスのRCM USA社に「年に1~2台でもいいから何とか見つけてくれ!」と
年頭に頼んでおきました。
昨年の後半は、Z-1やZ1-Rも全然見つからなくなってしまったので、それも
心配ではあるんですけどねぇ・・・ (-_-;)ヤレヤレ
まぁでも、Y・Nさんはこうして夢を実現されましたよ!
つい先日「RCMは最初のオーナーが買った時より高い売買されてるよ」なんて
RCMオーナーズクラブ ROCの一人から、たまたま聞かされまして。
え?っと思い 調べてみると、旧いシリアルナンバーの(20年位前)車両にまで
高値がついてるんで、内心(いや~ ないない・・・(苦笑)と思いつつ 同時に
RCMクラフトマンシップの再販売車が出て来ないはずだよ・・・ (;^_^A
と 思いましたね。
Y・Nさ~ん!
大阪にはもう到着してますので、お手元に届くまで もう少しお待ち下さいね~!
RCMオーナーズROCの関西イベントが開催されたら、是非来て下さいねっ!