こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
2000年から本格始動したサンクチュアリーのRCMは、この20年間で500台を
越えるシリアルを数える程になりました。
全てのRCMがとても個性的で オーナーさんお気に入りのマシンばかりですが、中には
とてつもなく力の入ったマシンがあり、それらは全て一世一代 オーナー入魂のRCM。
正にそんな称号が相応しいアップグレード仕様のRCM達は、これまでも何台か製作が
されて来ました。
今回ご紹介するこのマシンも 正にそんな入魂の一台で、一年コースで長期製作される
神奈川県在住 K・K さんの RCM-519 Z‐1(その1)です!
すでに昨年の夏頃より お話を頂いていた、RCM-519・・・
秋口からフレーム加工がスタートし、最低限の足回りが組み付けられ 立ち上がった
状態まで進んでいたのですが 中々ご紹介のチャンスがなく、長期製作コースであった
事から 本日初めてお見せする事になりました。
オーナーの K・Kさんは「ブログはいつでもいいですよ ♪」なんて、言ってくれては
いましたが、こちらとしては も~ やきもき・・・ (;^ ^A
少し前に遡りますが・・・
立ち上がったばかりの車体を見に来られた、オーナー K・Kさん・・・
当初はボチボチな仕様でと考えておられたみたいなんですが、せっかく造るなら
納得の行く もの凄いマシンにしたいとなり、アップグレードメニューを構想。
四輪車も好きな K・K さん、車のグラフィックを取り入れた外装カラーリングを
イメージされており、そのビジュアルに相応しい中身(エンジン)を造りたいと
禁断の領域へ・・・ (^ ^;
2020年末頃の完成目指して、妥協無きパワーユニット構想が ほぼ決まりました。
こうなって来ると担当メカの梅田も相当大変でしょうから、中村も沢山出しゃばって
コンビで進めたいと思いました。
そして数日後・・・
K・Kさん、エンジンだけでなく足回りにも拘りがあって、その第一弾がこちら・・・
世界選手権 Moto‐GPやワールドスーパーバイクレースで、その殆どのチームが履く
イタリアの老舗名門メーカー O・Zレーシングのアルミ鍛造 GASS RS‐Aホイールを
イメージしていた指定色でパウダーコーティング。
O・Zの世界的なトレードマークである オレンジのリムステッカーを、オリジナルで
赤のステッカーとし、タイヤを装着・・・
「造形は機能」と O・Zの開発陣が自信もって語る通り、大口径ワンピースモノコック
ハブから弓なり放射される6本スポークの複雑形状と 剛性アップ+軽量化を実現させた
リムの肉抜きが、どうだと映えんばかりにマッチしたペイントで、メカニック達の評判は
すこぶる好評でしたね! (^^)/
ディスクローターも SUNSTARが誇るワークスエキスパンドローターの、それも
“RCMコンセプト” バージョン!
ホイールに組み合わせると、この インパクトあるビジユアル・・・
いや~ 中村好みで・・・ たまんないっすね~~ ( ̄▽ ̄)フ~
更にニッケルクローム鮮やかな Brembo製 CNC ラジアルマウントキャリパーを
奢りました・・・
もはやフロント回りだけ見て、一杯やりながら うっとり出来る・・・ ( ̄▽ ̄)ハ~
K・K さ~ん! 大変お待たせしましたーっ!
こってりした内容を これから時々、ご紹介して行きますからねーっ!!