こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
おっと いけない・・・ 気を付けないと・・・
本来なら確か 昨日の夜辺りブログ更新するサイクルだった流れだと思うんです。
Zレーサー3号機と Z900RSのパーツ開発に、相当時間を取られてるのが
現状でして・・・
いかん、いかん (;^ ^Aフ~
神奈川県在住 Y・Hさんの、RCM-514 Z1100GP(その7)です。
組み立てや 取り付けと言った作業の大半が終わったので、最後のハードルである
ワンオフものと対峙してる湯浅ですが、このRCM-514、とにかくワンオフ
ものがやたら多く、ここ数日はず~っと 図面 図面 図面 図面 図面・・・ (^ ^;)
まずは図面ありき・・・ と言う仕事の仕方は 自分のスタイルではありませんが
図面がないと正確な製品を造れないのも確かでして、山ほどある単品製作ものを
そろそろ全部造らないといけない段階ですから、しのごの言ってはいられません。
一日中PCに張り付いてた湯浅も さぞかし・・・
フラストレーションが溜まった事でしょう・・・ (^ ^;)
メーター兼 アッパーカウル上ステーを固定するベースブラケッとが出来ました。
この段階ではまだぼんやり構想になっているメーターが どんな仕様になるのか
見えない部分が多いので、どんなものになっても対処が出来るであろうと言う
感じのブラケットにしてあります。
ウインカーは Y・Hさんからのリクエストで、ホンダ純正パーツを流用する事に。
まずはDAEG純正ヘッドライトを固定するライトステーをワンオフし、そこに
これまたワンオフしたウインカーステーを取り付けるのですが、ウインカー本体の
固定部形状が回り留め機能も持った独自の形状だった為 ウインカーの上下向きを
微調整できる様、ステー自体を10度ほど回転できる構造にしてあげました・・・
出来上がってから4つのウインカーがそれぞれ微妙に違う方向を向いてるなんて
RCMでは絶対あり得ないんで、調整機能を持たせてあげるのはとても便利・・・
その分 造らなければならないパーツが増えますが、急がば回れ・・・
あとから調整に苦労する位なら 機能的なものを今造ってしまう方が良作でしょう。
それにしても このRCMー514・・・
ほんと、ワンオフでの造りものが多い・・・ (;^_^A
途中から構想変更になったシートロックのシステム。
確かにZ1000J/R系シートの脱着構造部は 何となくイマイチに思える・・・
RCM A16と同じ様にストライカーを用いてキャッチさせる構造なら 脱着時の
タッチもよく、ロックもしっかり効いて安心感があると言うもの。
シートロックキーシリンダーを固定する為のブラケットをワンオフ製作したりと
ここでも造り物はありましたが、スマ-トだし 操作がしやすくなりましたんで
こりゃあ Y・Hさん、喜ぶだろな~~~・・・ ( ̄▽ ̄)
メーターも構想が決定し、早速メーターパネルをワンオフ致しました・・・
インジケーターランプは見易さと故障の少なさから純正アッセンブリ流用とし
タコメーターは現在仕様変更で計器専門業者さんに行ってますが、スピードも
含めて ここも純正流用のコンビネーションです。
オイルクーラーKITは お陰様で好評のフルフローティングラバーマウント式
ナイトロレーシングのKIT・・・
こんなのがあれば・・・ と言うものが 自社製品であるって、ほんとに助かる。
振動からのクラック対策から解放されたんで 随分と楽になりましたよ ♪ (^^)/
今回このRCM-514には Y・Hさん たっての希望でナイトロレーシング製
スチールメガホンマフラーを取り付けたんですが、アップテールの軌道ではなく
オーソドックスな低い軌道にしたいとの事で、メガホンのテール部を一度切断し
角度を下げて再溶接、再セラコートしました。
ラバーマウント式の固定ステーも、これまたワンオフ製作して対応しています。
さぁ~、最後の作業となる RCMシリアルプレートを取り付けしましょう!
やっと魂が入りましたね・・・
次回 最終回!
Y・Hさ~ん! このRCM-514、スタジオ行き決定ですよ~っ! (^^)v