こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
昨年の秋口頃から最近にかけて、とにかく今まで経験した事がない程のRCMの
オーダーが数十台も入りました。
少し前のブログでも「まだ紹介できてないRCMが何台もあり」と書いてますが
今回ご紹介するマシンも その内の1台でして・・・
今まで中々ご紹介が出来ずに、本当に申し訳ありません (^^; スンマセン
新潟県在住 K・Tさんの、RCM-511 MK‐Ⅱです!
フレームのレーザー測定&ストレッチから始まり、STAGE‐Ⅱのフレーム補強や
295mmワイドレイダウン加工を終えて 既に立ち上がっている車体・・・
中村が不在な時に限って 担当メカ佐々木が作業してたと言う、タイミングの悪さも
手伝い、これまでの工程を画像に収められずに来てしまい、大変恐縮です <(_ _)>
数が激減し 入手が厳しくなった空冷Z系車両の中でも、特にMK‐Ⅱは見つけづらく
エンジン内部の消耗 ダメージが深刻だったりすると相当手こずるんで、ビビりながら
各部を確認し作業を進行・・・
特にこのコネクティングロッド大端部ベアリングは、摺動部にゴロゴロ感があると
エンジンを火入れした際に かなり気になるメカノイズが出ますから要注意・・・
これはダメだと判断されたクランクは 一端全分解をしてベアリングを新品に交換し
気筒間の位相もあわせて キッチリ再組み立てるんですが、このクランクシャフトは
非常に良い状態でしたので 芯だしのみでOKでした (^^)/
画像が撮れませんでしたが、いつもの様にミッションドッグ噛み合いクリアランスを
工業用精密シムを用いて コンマ単位で調整を施し、上下クランクケースを合わせたら
サンクチュアリーメカニックブランド製 クロモリ10mmシリンダースタッドボルトを
植え込み、エンジン腰下の完成!
サンクチュアリー本店は 年末年始の7日間とレースの時だけお店を閉めるんですが
その以外は年中無休で営業しており、みんな交代制で休みを頂いています。
佐々木の休みは月曜で、中村の休みが火曜なんですが・・・
水曜日 出勤してみたら、こうなってました・・・ (;^ ^A
エンジンコンプリート・・・ て ゆーか、 搭載っ!
オーナーのK・Tさん、よもやここまで進んでるとは 思ってないだろなー (^^;
ハンドルスイッチの取り付けをするべく、左右 回り留めの穴開けを施し・・・
OZレーシング製 アルミ鍛造 GASS RS-Aホイールに、タイヤを組んでバランス調整。
それにしても このOZホイール・・・ いつ見ても素晴らしい・・・
性能とビジュアルを両立してるのは さすが世界選手権採用率 ナンバー1のホイールと
言ったところ・・・
本当の一流メーカー品にしかない 迫力と貫禄を感じますね ♪
メーター&ステアリング回りも、コンプリート!
左右マスターシリンダーは おなじみ、Brembo製ラジアルポンプマスター・・・
このラジアルマスターはここ数年 殆どのRCMで採用されていますが、ぶっちゃけ
一度これ使うと も~~~ 戻れません・・・
予算を回す事が出来るなら、絶対おすすめしたいパーツの筆頭と言えるものなんです。
点火系にはASウオタニSP‐Ⅱを取り付け、各配線を確実に確認しながら繋げます。
ブレーキキャリパーの取り付けとホースワークがまだですが、足回りが概ね完成!
K・Tさんが めっちゃ悩まれた外装ペイントも、現在進行中です!
K・Tさ~ん!
5月の連休明け 納車目指して、頑張っておりますからねーっ!!!
他にもまだ ご紹介しなきゃならんRCMが、沢山あるんですが・・・
皆さん順を追って お見せして行きたいと思いますんで、暖かく見守って下さいね。
只今 中村、熱ダレ中なんで・・・ ( ̄▽ ̄;)