こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
まだご紹介できてないRCMシリーズ
実は、まだまだ沢山控えておりまして・・・
ま、 そんだけブログ更新回数が 減っていると言う事でもありますね~ ( ̄▽ ̄;)
大阪モーターサイクルショーのエヌマチェンさんブースにRCM-500 カタナを。
翌週 東京モーターサイクルショーでも、同じくエヌマさんブースに500カタナを
展示し、更にデイトナさんのブースでは RCM-534 Z900RSと、もう1台
Zレーサー3号機を展示しようかと思ってまして、その準備に追われて連日に渡り
も~ 社内が、メチャクチャ・・・ (;^ ^A
と言う訳で、またまたブログ更新に影響出ておりますが、ようやくご紹介ができる
この1台・・・
高知県 H・Aさんの、RCM-563 Z-1です!
シリアルナンバーRCM-563と、少し前の車両に感じた方もおられると思います。
実際このRCM-563は 昨年の3月にオーダーを頂いた車両でして、その頃はまだ
563と言う番号が当時の最新シリアルナンバーでした。
ちょうど1年経過したんですが、オーナーH・Aさんからは「1年かけて製作を」と
リクエスト頂いてる車両でして、ゆっくり ゆ~っくり進めて来ました・・・
なんですが、ちょうど1年が経過しまして 今度は少し前より「ピッチ上げねば!」と
今は速度アップしている状況に・・・
結局RCMのオーダー台数があまりにも多すぎて、1年間と言うのが特別 余裕がある
期間でもなかったと言う訳なんです・・・ (-_-;)
どうしてこんなに製作台数が多いのかと言えば、ようするに空冷Z系のベース車両が
もの凄い勢いで手に入らなくなった事から日本中で駆け込み需要が起こり、たちまち
中古車の相場価格も高騰して行ったと言う背景があります。
3~4年前までは60万円代で販売できたベース車が、アッ!と言う間に無くなって
今では あれよあれよと3倍になってしまってますから「手が届かなくなる前に!」と
購入の決断を早目に決めた方達が 沢山おられたんでしょうね。
H・Aさんも そんな判断をされた方達の中の一人かと思いますが、この判断・・・
絶対に正解だったと思いますね ( ̄▽ ̄;)
Z系車両の相場価格が値上がりする前から買い溜めておいた在庫車が何台もあると
以前より何度かお伝えして来ましたが、Z-1に関しては もう完全に0台になって
おりまして、今ですと180万円代で提供できるベース車が もう残りわずか・・・
MK-ⅡやZ1-Rよりも早いペースで Z-1がいち早く厳しい状況になってますから
振り返ってみればH・Aさんの判断は正解だったなと1年経って改めて思いました。
エンジンも大変貴重です・・・
エンジン部品はオークションでも高額落札されてますが、オークションで入手した
シリンダーヘッドやクランクシャフトなど 中には入手後にダメだとわかった個体も
多く、それ故 元々ベース車に搭載されていたエンジンを分解して健全な状態である
事がわかった時は いつも胸を撫でおろしています。
このRCM-563のエンジンは大変良好な状態でして、ホッと一息・・・ ( ˘ω˘ )
このあとガンコート塗装へと送られました。
フレームは一足早くパウダーコートされており、昨年の内に車体を立ち上げ済み。
前後ホイールとスイングアームが転がし用の仮組みですが、セパレートハンドル
仕様である事が一目でわかりますね ♪
正真正銘 RCMの証となる、シリアルナンバープレートも打ち付け済み・・・
RCMは、ついこの前 Radical Construction Manufactureに変わったばかりですが
REAL COMPLETE時代のシリアルプレートが もう懐かしくさえ感じられました。
カワサキ純正をフルリビルドしたメーターを、SCULPTUREのTYPE-Ⅲ
トップブリッジにボルトオン固定・・・
余談ですが、カワサキ純正メーターのオークション落札額も すごく高いですよね。
デイトナ製アルミセパレートハンドルに、スイッチの回り留め穴を開けます・・・
このデイトナ製セパレートハンドルは、バーをクランプ式にしているツーピースの
構造なため、クランプを緩めてバーを回せば 穴の位置を回転方向に関しては調整
できるので、グリップからのスイッチ穴位置だけミスらなければ良いと言う利点が
あって、穴開けに関して若干気が楽な面があります。
いいペースで組み上がって来ました。
とにかく取り付けられるパーツをどんどん取り付ける事で 取り寄せていたパーツが
少なくなり、何が不足しているのか現状把握ができる為 どんどん取り付けて行くと
言う作業は 段取りする上で意外に大事な事なんです。
こちらも相変わらずの不足気味・・・ SCULPTURE製スイングアームです。
最近では17インチ専用アームだけでなく18インチ専用アームも全然足りなくて
業者さん あるいは個人ユーザーさんに、もしくは社内工場にと、社内の製品部門は
毎日てんやわんやしておりますわ・・・ (^ ^;)
スイングアームは外注業者さんによるコーティングが控えているので、なるべく
早目に進めておきましょう。
シーズンに入ったからなのか、今年も継続して 一昨年~昨年の激務が続いてます
サンクチュアリー本店・・・
中村も自分の役割をしっかりこなして行きたいと思います。
H・Aさ~ん!
ブログご紹介まで だいぶ時間が掛かってしまいまして、すみませんでした~っ!
この春に完成させますので、この後 ピッチ上げて行きますねーっ!