こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
つい先日ブログを更新したんで すっかり安心してたんですが、 恐いですねぇ
気が付いたら10日ほど経過してたんです。
前回の更新日を見て「ギョッ!」とし、慌てて書き始めた次第・・・
何やら同じパターンの出だし(グチ?)で 恥ずかしくなって来ましたが (;^ω^)
まだご紹介できてないシリーズっ!(力入れるとこじゃない)
埼玉県在住 M・Eさんからオーダー頂きました、RCM-585 Z1-Rです!
M・Eさんから2021年9月にオーダーを頂き、あれから早や1年半・・・
実はM・Eさんから「2年近くかけて製作したいんですが」と 最初の段階から
”長期製作コース”をご希望されたZ1-Rで、それ故 今だに製作が続いていると
言うRCMなんです。
最も1年半も経ってから「まだご紹介できてないシリーズ」などと言ってるのは
単に自分のブログ更新数が減っているにすぎず、大変反省しております・・・
M・Eさん、 ここまで大変お待たせしまして申し訳ありませんでした <(_ _)>
既にエンジンが完成し搭載されているのも、ドタバタしてる内に撮り損なって
ここに至っているに過ぎません・・・
自分の場合は、画像を撮り損ねて作業工程の流れが途切れるとブログでの話が
繋げにくくなり、そうなるとますます書き始めるのに抵抗感が生まれるもので
結果、更新も遅れると言う悪循環に陥り易いんです。
なのに、メカは待ってくれないんです・・・ (^_^;)
と言う訳で、順番が多少前後しますがディンクスへ
実はディンクスも今年に入ってから変わって来てまして、沢山の業者さんから
内燃機加工の依頼を頂いており、かなりフル回転の日々が続いてます。
基本 とってもありがたい事なんですが、ディンクスでは四輪エンジンの業務も
やっており、それがまた結構な量が入って来てるので、二輪&四輪あわせると
日々フル回転になっちゃうと言うオチなんです。
それでも ”手を抜かず&納期も遅れず” のモットーは貫くと、現場の技術者達は
真剣な眼差しで語っており、中村も大いに刺激を受けております。
スリーブ交換の必要性が問われる個体が増えたのは確かで、このRCM-585も
ブロック加温させると緩くなる傾向があった事から「今やっておきましょう」と
一端古いスリーブを抜いてブロック下穴を僅かにボーリングし、新しいスリーブの
入れ替え後にボーリング加工・・・
仕上げはもちろん、CNCの最新鋭機 H85Aを用いた精密ホーニング仕上げで
フィニッシュしてます。
クロスハッチの性格まで制御できるH85Aは、見れば見るほど優秀なマシンで
ちなみにプラトー仕上げは標準メニュー。
ホーニングの精度追求は最も重要な内燃機加工の一つと言えるでしょう。
シリンダー内径値が緻密に仕上がっていて 始めて、ピストンリング合口隙間の
値も正確に測定できると言うもの・・・
シックネスゲージの入り方、摩擦の抵抗感まで気にされるメカニックの方なら
ホーニング仕上げの完成度にも拘られていると思いますが、この点においては
RCMも徹底的に拘っているんです。
画像が飛びまくって申し訳ありません・・・ (;^ ^A
おなじみ、Z1-R用のRCMコンセプトシート加工が始まります。
こらこら! マスクしろって! (# ゚Д゚)
確かに昨日からマスク着用義務がなくなって、中村もコンビニやスーパーなど
どこでも全く着けずに入店してるけど、さすがにここは着けるべき・・・
ファイバー製品の加工時に関しては、永久にマスク着用です。
そして またこれ・・・ ( ̄▽ ̄;)
素手で溶接するの、何度やめろと言った事か。
佐々木は手袋すると感覚が悪くなるみたいで どうにも言うこと聞かないんですわ。
佐々木の話はやめましょう。
外装ペイントは M・Eさんからのリクエストで、メタリックシルバーに!
ツブ目が見える メタリック感を強調したシルバーにしてますが、ツブ目を粗く
しすぎると別の路線に行ってしまうので、さすがにホドホドとしました。
だいぶ形になって来てますねぇ~ ♪
ミラーは、いつもZ1-RのRCMによく使用しているタイプのカーボンですが
アッパーカウルではなく、ハンドル上に取り付けしました。
これが意外にも、いい感じでして (^^)/
何がいいって「なんだか いい感じだったんです!」としか言い表せないですね。
ボキャブラリー不足で恐縮です。
メーターは、05 Z1000の純正 液晶デジタルメーターです。
樹脂製でコンパクト、とても軽いのでZ1-R最大の泣き所であるマスク回りの
重量が大幅に軽量化されており、確実にハンドリングは軽くなります!
このあと特注2パルスでの点火ピックアップを接続して、シャシーダイナモ上で
ヒーラーを設定し、スピード誤差を調整する事で正確な表示に仕上がります。
液晶モニターの見え方は非常にきれいなので、気に入ってくれる事でしょう ♪
途中から変更になったキャブレターは、ヨシムラミクニ製 TMR-MJNのφ38!
もちろん デュアルスタックファンネル仕様で、今回はオリジナルアルマイト処理を
せずに取り付けです。
M・Eさ~ん!
3月末には完成すると思いますので、楽しみにお待ち下さいね~!!!
いや~
ブログ一本、書けましたよ~ (^^)♪