こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
週末の土日、パシフィコ横浜で開催されたノスタルジック2Daysは賑わいで
盛り上がったみたいですね!
中村は現場に行けず会社で仕事をしておりましたが、現地に赴いたスタッフ達が
後日ブログをアップすると言ってましたので、そちらも見て頂ければと思います。
それでは本題 行きましょう!
東京都在住 H・Kさんからお預かりしたMK-Ⅱ、RCM-633(その2)です!
おもむろに取り付けているのはSUNSTAR製ワークスエキスパンドディスク。
これはSUNSTAR社が誇る最高峰のラインナップなんですが、このディスクに
関してはインナーローターをZレーサー3号機の様に赤アルマイト処理してます。
で、こちらが取り付けしたフロント回り。
O・ZレーシングGASS RS-Aホイールに、OHLINS ExMパッケージ
そしてBrembo GP4-RXキャリパーにAllegriショルトシステム
ブレーキホースと、いつ見ても機能美溢れるゴージャスなコンビネーションだと
う~~~ん・・・ 堪能させられます (^^♪
車体が順調に進む中、エンジンセクションは意外な伏兵の存在を見つけ、それに
時間を取られて予定より遅れが・・・
サンクチュアリー本店から歩いて僅か30秒ほど、内燃機加工部門ディンクスに
来てみれば、昨日には完成していたはずのヘッドと未だ向き合っている?
なるほど・・・
中の二気筒、2番と3番シリンダーのプラグ穴に あきらかな異常が見られます。
これは タイムサート?
銅製に見えるリコイルで修正されたのが しっかり面出しされておらず、突起状に
飛び出してますよね。
こっちのは何だろ? (;^_^A
先程のとはまた別で、おかしな突起状に・・・
プラグを締め込む際のシーリングワッシャーはつぶれると思いますが、不安定な
形状である事は間違いありません。
ここまで来て修正しないのは無いでしょうから、急いで加工する事になりました。
角度盤にヘッドを固定しZ系プラグの角度に設定して、先ずはダイヤルゲージで
プラグホール円周を導き出し
リコイルを正しく入れ替えた後に、プラグ座面をしっかり平坦に削ってあげます。
見逃さず正しく修正してあげれば まだまだ元気に使えるシリンダーヘッドなので
手間と時間は掛かりましたが、これでバッチリ! (^_-)-☆
スパークプラグとて燃焼室のキャラクターパーツの一つですから、締め付け後の
セット長も気にしつつ、御覧の様に再生されました。
これで気持ちよくエンジンを組み立てられます。
そして
自分が休みを取った翌日、ここまで進んでおりました!
どれどれ・・・と、改めて各部を見直し、気になる部分を洗い出します。
オイルクーラーは元々取り付けられていたものを再使用する予定だったんですが
ここはホースだけでも変えましょうと言う事になりました。
何を変えるのか?
別にホースを 黒メッシュからステンレスメッシュにするのが目的ではありません。
ホースの取り回しが気になるんです。
RCMは市販のオイルクーラーKITのホース取り回しと異なるホースワークを
取り入れてます。
よく見て頂くとわかるんですが、実は二本のホースの長さや関係性が逆でして
それに気づいてくれている人、いるかなぁ・・・
変更したホースワークを是非とも見比べて頂けたらと思います。
H・Kさ~ん!
3月10日の納車を目指して最後の工程を、絶賛進行中ですからね~!