こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
今年は「駆け抜けて行かねば」と心に決めた年始に、夜な夜なPCでテキストを
書き続けていたせいか、今のところスタートは順調?
な、気がするんですが・・・
どこかで息切れして失速し出すかもしれませんが、その時はご容赦下さい (^_^;)
早速本題に入りましょう!
昨年の末、もうそれこそギリギリのスライディングで納車が出来たRCM。
茨城県在住 M・Wさんからオーダーの頂きました、このマシン・・・
ご紹介しましょう。

RCM-651 Z1です。

一度パウダーコートされ、立ち上げで組み立てられた車体を 直後に分解し
一部オプションの追加工を施して、再パウダーコートされた経緯の車両。
しかも一度組み立て完成し フレームに搭載されたエンジンを、直後に再度
エンジン下ろして分解し、一部ガンコートをやり直したと言う経緯・・・
どれもオーナーのM・Wさんが「予算掛かってもいい」と、拘った事から
「こんな事をしたのは後にも先にも、このRCM-651だけ」と (;^_^A
そんな 印象深い一台でした。

足回りは、RCMのアイデンティティーとも言える前後17インチホイールの
シャシーで、リアタイヤはデフォルメされた90年代コミックスばりタッチの
ワイドタイヤ。
あの漫画も この漫画も、当時 週刊誌の発売日が待ち遠しかった、かのマンガ。
劇中で描かれた主人公達のマシン、足回りをよ~く見れば、正にこのサイズで
あるかの如く 気づく事かと思います。

そんな足回り
世界が誇る、誰しもが知るトップブランドメーカーアイテムだけで構成された
これまたRCMらしいハイエンド仕様。
トップブランドとは高飛車な存在である事ではなく、信頼ある一流を意味した
例えであり、そこには真実本物たる製造技術と性能が裏付けとしてあります。
トップブランドたるメーカーって、本来 そう言うものですよね。

エンジンは、これまた絶対の信頼を寄せる内燃機加工部門ディンクスによる
精密仕上げの集大成で、最近のRCMでは相当高い確率でご要望を頂いてる
クランクシャフトのフルリビルドを施工。
フルリビルドしたクランクのZに乗った事がある方にしかわからない、あの
エンジン振動の少なさ、メカノイズの少なさ、そしてピックアップの鋭さ。
クランクコンディションが劣悪化した個体があまりにも多いだけに、今後も
ディンクスでは このフルリビルドが途絶える事がないと思われます。

ハイパワーありきではなく、扱い易さとバランスに重点を置いたメニューの
エンジンにはNew6速クロスミッションを組み込み済み。
ロングカウンターシャフトを用い、フラットなドライブスプロケットのまま
190リアタイヤのチェーンラインに設定できる、EVOシステムです。

フラットなドライブスプロケでも、ノーマルから21mmオフセットされた
位置にドライブチェーン軌道が来ている事に変わりはなく、タイヤサイドと
チェーンとの僅かなクリアランスに有利な カスタムマシン向きナロータイプ
EK530RCMチェーンを用いています。
リアタイヤのセンターとドライブチェーンラインのアライメントを正確にし
フレーム、チェーン、タイヤ、それぞれに最低限必要なクリアランスを保つ
ためには 欠かす事の出来ないアイテムだと言えるでしょう。

この画像では判別しずらいですが、ドライブチェーンラインEVOシステム
ならではのジュラルミン削り出しデュアルベアリング式ミッションカバーは
遊び心でのワンポイントアクセントで黒金ツートンカラーにアルマイト処理
仕上げしています。
チラリ覗いたらEVOだったと言う、ちょっと マニアックすぎすかね (^_^;)

SCULPTUREヘッドライトステーにはウインカーとヘッドライトとを
共締めするのではなく、僅かだけ下に固定する為のフロントウインカー専用
サブブラケットがあります。
これはセパレートハンドル化した際に 左右マスターレバーとウインカーとの
クリアランスを適正にする為の機能で、隠れた優れもの・・・
違和感ない距離感を保ったパーツ間の構成からは、機能美を感じされられる。
こう言う ちょっとした細工・・・
大した事じゃないと思うかも知れませんが、意外に大事だったりするんです。

昨年のブログでご紹介した、アルミでのワンオフ 特注シートベースの細さ。
これもその細さをお伝えできる画像がありませんが、跨った瞬間 誰しもが
「足つきいいっ!」って感じられるシートになっています。
もっとも・・・
それが、一度立ち上げた車体を分解して2回もフレームをパウダーコート
する事になった原因なんですけどね・・・ (^ ^;)

製作開始から完成まで、かれこれ1年近くかかってしまったRCM-651。
ここ1~2年ほど、サンクチュアリー本店は 業務が慢性体に回っておらず
納期に時間が掛かる傾向で、本当に申し訳ない事だと恐縮しております。
とは言え、どうしても即席で進められるような類のマシンではない事・・・
どうかご理解と、ご容赦を頂けたら ありがたいです。
M・Wさ~ん!
次はバーハンドル化? あるいは
フレームに追加溶接したマウントボスを利用しての、アッパーカウル装備?
連日ドタバタ続きで瀕死気味?のサンクチュアリー本店ですが、可能な限り
ご要望にお応えしたいと思っておりますので、よろしくお願いします!





