こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
サンクチュアリー本店の母体となる(株)ノーブレストは、毎年3月の末日が
いわゆる年度末となるのですが、今年は ”激務” のせいか、来年度に繰り越しと
なる車両が多く、本日は社員総出にて棚卸しと格闘しております。
もう既に終わりが見えていながら、僅差で納車に辿り着けなかったお客様には
4月の納車となってしまった事 本当に申し訳ないと思っておりまして・・・
力およばず ズレてしまいました事、この場を借りてお詫び致します <(_ _)>
逆に納車待ちながら、お客様都合から納車が4月にズレてしまった方達ですが
皆さんご丁寧にも わざわざ連絡下さいまして、そのお心使いに感謝 ( ;∀;)
お客様の都合から遅れているのはともかく、私達サンクチュアリーの都合から
遅れている車両に関しては 本当に心苦しく・・・
だいぶ久々のブログ更新となったこのマシンも、そんな遅れている1台・・・
茨城県在住 T・Sさんの、Z1000RⅡで RCM-533(その2)です!
車体が立ち上がり、フレームマウント固定式のアッパーカウル&ヘッドライト
ステーが取り付けられ 暫定ながらも電装系まで取り付けられた RCM-533。
実はこれ 結構前の画像なんですが、丁度この頃より ”激務” へと突入しまして
どんどん進めたいのに中々時間が取れないと言うジレンマに はまり出します。
よく言いますが、「心亡くす」と書いて忙しい・・・
決して良い事ではないです・・・ ( ̄▽ ̄;)
本組みされたブラックコーティングSCULPTURE製スイングアームに
あわせて、リアホイールカラーを削り出し製作・・・
アルマイト処理と言う外注さんの工程があるので、先に済ませて進みます。
この時点でエンジンは、だいぶ組み上がっておりました。
ライフパッケージ仕様のこのエンジンは もちろん、いつもの精密内燃機加工
フルコースメニューにて仕上げております ♪
ブラックの結晶塗装が施されたヘッドカバーを被せれば、エンジン完成!
いいですね~ ♪
黒の結晶塗装ヘッドカバーは、Z1000J/R系エンジンによく似あうと
思いますね! (^^)/
エンジンがコンプリートしたので、早速フレームに搭載したい所なんですが
アルマイト待ちの あるパーツがまだ届いておらず、2~3日お預けに・・・
表面処理はパーツの寿命や強度に影響する大切な工程なので どんなに手間が
掛かっても必ず行ってるんですが、その時間差から作業が止まってしまう事も
ままあって、やむなく待機と言うのが本当に多いんです。
それでも早めに段取りしていたおかげで、3日後には納品されて来ました ♪
早速エンジンを搭載しましょう!
このクランクケース左右に挿入されているジュラルミン削り出しのカラーが
待っていたパーツで、ブラックにアルマイト処理されて戻って来ました。
本来ノーマルではラバーが入っている部分なんですが、Z1000J/R系の
エンジンは如何にリアエンジンマウント補強をしようとも どうしても前後に
動こうとしてしまうので、近年は構造を見直し この部分をリジット固定する
様にしているんです。
エンジンが搭載されたのでエキゾーストを取り付けたんですが、サイレンサーの
ステー形状が レイダウンされたサスマウント位置の絡みで あまり相性が良くない
事もあり、ならばと新規に造り直しました。
このステーも、このあと下地研磨を施してアルマイト処理に送られます・・・
戻って来るのは 1週間後かな・・・ (;^ ^A
一番捕まってる メーターセクション・・・
メーターパネルをワンオフするのではなく、この純正流用ハウジングを生かして
スタック製ステッピングメーターを上手く取り付けたいとの事で、あれやこれや
やっておりました・・・ (^_^;)
現在は良い方法に辿り着いた様で、どうやら来週には組み立て出来そうです ♪
そして、ここで塗り上がっていた外装パーツを取り付ける事に・・・
T・Sさ~ん!
だいぶ時間が掛かりまして、本当に申し訳ありせんでした~! ( ;∀;)
大変お待たせしておりますRCMー533でしたが、間もなく完成です!