これまでホンダCB1100Rをベースに、RCMを製作した例はなく、今回はそう言う意味では、
非常に記念的なRCMになると言えます。(CB1100RDと言う素材自体、すでにスゴイです)
前回サスマウントやスタビの溶接を施し、ひとまず加工工程が終了したスイングアーム・・・。
続いては、表面処理工程でございます・・・。ノーブレストのバフ研・菊地の出番ですね!
実はウチの社内バフ研部暑には、全国のバイク屋さんからの業務依頼が、沢山来ています。
スイングアームはもちろん、エンジンカバーやホイールなど、様々なパーツが送られて来ます。
菊地の良い所は、作業納期が早く、かつ仕上がりを犠牲にしない点。 値段もかなり良心的な
価格で提供してますので、興味のある方はゼヒ一度、ウチのバフ研を試してみて下さいね!
今回のRCM-156はスイングアーム表面処理を、ヘアーライン仕上げにする事にしました。
これまで鏡面バフか、ブラックペイントのどちらかばかりで、あまりにもマンネリ化しすぎ!・・・
ホンダ車らしさを失わず、より個性的な演出をしようと言う事で、ヘアーライン処理に決定!
どうです?・・写真ではわかりずらいかも知れませんが、非常にきれいな筋目がついてます。
このままでも充分カッコ良いのですが、腐食し易いので、アルマイト処理を施す事にします。
そして数日後・・・ジャーン!仕上がって来ましたー!光沢ブロンズ・アルマイト仕上げです!
写真と実物では、若干色合いが違って見えてますが、シブめのブロンズ色でGOODですよ!
スタビの形状や前側パイプの位置決めなどは、作業するメカにより多少センスが異なります。
そう言ったスタビのシルエットが、鮮明に見えるので、自信作じゃないとできませんね(笑)・・
早速ベアリングを圧入し、アタッチメントやチェーン引きアジャスター等を取り付けて見ました。
アッセンブリーになると、また雰囲気が変わります・・。中村的に、このルックスは好みですね。
ブコツな剛性感と削り部品のコラボが、何とも言えないワンオフ感をかもし出しております。
車体に組み付けて見ましょう! (ん~・・だんだん楽しくなってきましたねぇ~♪ ・・・)
このRCM-156用にキープしておいた、オーリンズの”36PRCLBリアショック”を使って、
組み付けいたしました! こちらが右側からのショット・・・。(イイ~ですねぇ・・シビレます!)
左側です・・。リアサスのレイダウン角度も、狙い通りの軌道に来ております。(スバラしいっ!)
少しずつ形が見えて来ました・・。 RCMの名にふさわしき、CB1100Rになりそうです!
次回はリアサスのバネレートを見直し、更にリアホイールを組み付けして行く予定です。
P・S 後ろに写ってるZ‐1は、先日HPに更新したら、アッと言う間に売約が決まってしまった
RCMのクラフトマンシップ車両、RCM-134です!名古屋のH・Wさん、作業の方は順調に
進んでおりますので、予定通り15日に配達いたします。 楽しみにしていて下さいねっ!