名車CB1100RDを、何の惜しげもなく手を加え(笑)、RCMとして新生させるこの企画・・・。
真の”R”称号にふさわしき、高水準なレベルの動性能を、コイツには与えてみせますよっ!
と言うわけで、17インチホイール化は、外せない必要不可欠な要素・・。ハイスペックラジアル
タイヤの恩恵を取り入れるべく、新世代鍛造ホイールO・Zを、贅沢にも奢る事にしました!
最近スポパケ三昧の藤本・・・「アルミなのに、重さがマグと全然変わらないっスね~コレ!」
軽いのに高強度なのがO・Zホイール!・・「そこんとこが重要なんだからなー、藤本おーっ!」
タイヤを組み込みましょう・・・17インチったら、もうコレしかありません!そう、ピレリですっ!
日本では18インチタイヤの需要が多くありますが、欧米では17インチタイヤが圧倒的に多く
その為、世界市場は17インチが主流!おのずとタイヤメーカーの開発も、17インチにのみ、
力が入ると言う訳!・・・。故にハイスペック・ラジアルタイヤの、最新性能を体感するのなら、
実は17インチに限った話なんです!・・(17インチタイヤの進化は、ホントに凄いんですよ!)
今回使用するO・Zホイールは、ZRX用をチョイス。その為ホイールカラーを単品製作します。
左右端面部ハイトを、専用測定具で計測し、ホイールセンターやチェーンラインを算出します
スイングアームは左右完全対称・・・内幅は、チェーン引き部分の厚みを引いて、254mm。
左右対称にする訳ですから、単純に÷2で、 左127mm、右127mmのハイトになります。
ホイールセンターがバッチリ決まったトコロで、今度はリアショックのスプリングを交換します。
イエローのコイルが元々ついてたモノ・・・。今回は左のブラック・コイルに、交換いたします。
元々のイエローコイルは、バネレートが16-26N/mmと、少々ソフトなスプリングだった為、
18-27N/mmのスプリングに変更し、バネレートを少し上げます。(色は単なるシュミです)
この手のカスタムバイクでは、サスの仕事は重要で、乗り心地を始め、ハンドリング等全てに
大きく影響してきます・・。巷でよく聞く、ただ単に17インチホイール化した、カスタムバイクが
何となく走らないのは、車体の姿勢も含めて、サスの役割が機能してないケースがほとんど!
RCMだけは、この辺の味付けまで含めて、一つのセット作業と捉える仕上げをしています。
レイダウン後のリアサス角度設定で、サスの入力性格が異なりますから、それに合わせた
バネレート選択が必要となります。 そう言う意味では今回のスプリング選択は、初期の基準
を想定した上で設定したと言う事です・・。 まぁ、機能性はもちろん言うに及ばず大事ですが、
何か見た目的にも、中村的にはカッコ良くなった様に感じます・・。(そーゆうの大事っスよね)
いやぁ~・・藤本が協力的になってくれたんで、おかげで順調だわ~・・ 「ハッ!」・・・
そういえば藤本って”順調でない男”じゃん・・・・うぅ~(汗)・・・。