RCM-155・Z1000R同様、今から期待の大きい一台が、同時進行中のRCM-156
CB1100RDです!(サンクチュアリーでは記念すべき、初のCB1100RでのRCMです!)
今回はアルミのセパレートハンドルに、グリップエンドを取り付ける為の、溶接を施してます。
市販されているハンドルの大半は簡単な構造で、簡易的なグリップエンドしか取り付けできず
それも多くがアルミ製の軽量タイプ・・。ドレスアップ性は強いのですが、軽い物だと付けても
走行中に、ハンドルに伝わって来るバイブレーションを、殆ど消す事ができません・・・。
その為、溶接性の良いアルミA5052の丸ムク棒から、ネジ切りしてあるスリーブを削り出し、
ハンドルバーのパイプエンド部に、軽圧入させ溶接します。(今回ネジ径はM6にしました。)
これで重量のある純正のグリップエンドが、スクリューでしっかりと固定する事ができます!
用意しておいたホンダのグリップエンド。VTR1000の純正部品です。(コンパクトで重い!)
何を使うかはあくまで個人の好みですね・・・。中村はあまりデカイ物は好きではありません。
VTR用に専用設計された形状で、このままだと取り付け出来ないので、旋盤で少加工します
ステンレスのテーパーヘッドスクリューで、ハンドルバーに取り付けました。 イイ感じです!
些細な作業ですが、RCMはこう言うトコにすごくこだわります。 乗り心地が全然違いますし、
ボルト・オンで、後々簡単に出来る作業じゃありませんから、最初っからやっておくのです!
ハンドル回りを仮り付けし、この段階でアッパーカウルブラケットも、仮り付けしておきます・・。
CB1100Rの純正メーターは、何ともヤボったいので、違うモノを流用する予定なのですが、
カウルやブレーキマスター等との、位置関係を見なくてはならないので、一端狩り付けです。
これは以前撮っておいた加工前のシート・・。レザーが汚れている上に、破れまでありました。
で、こちらが出来上がってきたシートです・・。今回はストイックなブラック仕様にしてみました。
待望の外装が塗りあがって来ましたので、特別にチョットお見せ致します!カラーパターンは
RDそのモノなのですが、パールやキャンディの部分を、より深みのある感じにアレンジした
オリジナルです!純正カラーなんだけど、何故か魅かれる美しさがある!何で?・・みたいな
仕様ですね。 (う~ん・・・自分で言うのも何ですがコレ・・・メチャメチャかっこ良いですわ!)
今の所このRCM-156車は、当店デモ車の為、まだオーナーさんが決まっておりませんが、
CB1100R好きでカスタムフリークの方だったら、間違い無く、かなり気に入ると思いますよ!
完成をお楽しみにしていて下さいねっ!