ついこの前まで、シリアルナンバー140番台だったのに、気が付けばもう150番台も後半・・・
この所以前にも増して、”RCM”のオーダーが増え続けている事に、正直驚きを隠せません。
RCMはオートバイに詳しい人が内容を分析すれば、実は非常にお得(安い)であると言う事が
すぐわかります。ですが一通りパーツ交換や作業をする為、結果的に高価な物になってしまう
そのRCMを購入される皆さん 変な話し、普通に”バイクが大好き”調の感じの人達ばかりで
失礼ながら特別お金持ち?といった風には見えません。それ故に私達も「最高の一台を!」と
言う気持ちが強くなります。(一台造るだけでも大変なので、正直体はキツイですけどね・・・。)
さて、RCM-156・CB1100Rの方はどうかと言うと、基礎作業が順調?に進んでおります。
フレームは何と言っても”要”。ここでいい加減な事をしちゃうと、後でかなり後悔します。
補強に入る前の固定冶具が取り付けられ、いよいよこの後、フレーム強化が施されます。
エンジンも担当のクロメカが分解を始めてました。クロの[CBスイッチ]が入った様です。
ヘッドカバーをはずすと、見慣れたDOHCエンジン特有のレイアウトが・・・きれいです。
CBはタイミングパーツ系統の機械構造が、Zに比べて複雑。いかにもホンダらしいです。
クロいわく「カム山もジャーナルもスゴクきれい。もしかしたらホントに距離511キロかも?・・」
メーターの表示距離511キロがホントなら、それはかなり良い条件のベース車だと言えます!
いくらオーバーホールをするからと言っても、ベースエンジンが新しいに越した事ありません。
距離が若い分、鋳造部の熱歪みや消耗が、それだけ進行していないと言う事ですから・・・。
「ぬお~っ!笹賀さんの手は借りねえっ!」 毎回苦戦するシリンダーも簡単に抜けました。
喜びに満ちあふれています・・・・・。(なんか面白くないな・・・)
側面部品をはずしクランクケースを割りに、非常に順調です・・・・・・・かなり面白くありません。
ついに到達されてしまいました。 これほど普通に分解ができたCBエンジンもめずらしい!
「ずいぶん嬉しそうだなクロ・・・おまえ勝った気でいねぇかっ?」 「わけわかりませんっ!」
クロがあまりにも順調すぎてつまらなく、藤本の様子を見ると、なぜかスタビやってます・・。?
「藤本フレームは?」 「すいません・・相羽さんからスタビ早くヤレ!と言われたもんで・・・」
フッ・・順調でない男、藤本・・・さすがです。
つづく・・・。