先日RCM-168・Z1-Rをご注文頂いてる、T・Yさんからメールが入って来ていて、見てたら
「カロリーゼロ飴どうでしたか?」と書いてありました・・。はて?飴?・・何のこっちゃと思いつつ
「そう言えば!」と、この前T・Yさんから送られて来た、ETCの入ってる袋を覗いて見ると・・・
は、入っておりました・・(汗)。 「T・Yさ~んっ!気が付かなくて、スミマせ~んっ!・・」
アレっ?・・でもこの袋・・なぜか?開封されております・・???・・。
食ってやがりました・・。
皆さんは、悪さをして耳を引っぱられた事がありますか?・・。中村は、はるか遠いその昔、
まだ小学一年生位の頃に、学校帰りに友達ん家に寄り道し、夜になっても帰らずに遊んでたら
親がすんごい形相で迎えに来て、そのまま耳を引っぱられたまま家に連れて来られ、その後
尻が腫れるまで平手されました・・。T・Yさん、気が付くの遅くなってすんませんでしたね(笑)。
さて、前回ご紹介したスペシャルリビルド・クランク・・。実は淡路のJ&Jさんの手による物です
一端クランクを全分解し、ベアリングを全て新品に交換後、丹念な心出し工程を施こされた後
ピン溶接されてます・・。この手の溶接クランク・・実は以外に溶接後の歪みがヒドイ物が多く、
芯ズレ起こしてるモノばかりだって知ってました?・・。溶接後の振れが、100分の7~8位と
言うのがほとんど!この値では使えません・・。そんなのばっかりだったので、中村は好んで
使って来ませんでしたが、このクランクは別!溶接後の振れも、100分の1~2と優秀です!
そんな訳でこのリビルド・クランクは、J&JさんにRCM用にと、特別な業務提携をして頂いて
いると言う訳・・。ホントに良いモノはこれからもドンドン、RCMに採用して行きたいですね!
早速クロメカの手により、組み込みされております・・。見てると気持ちが良さそうです・・(笑)。
とんとん拍子で腰下が組み上がり、シリンダーはまだ組まれてはおりませんが、この段階で
エンジンをフレームに搭載しています・・。2人共何だか?いつもより軽そうですわ(笑)・・。
あらかじめ表面研磨し、クロームメッキを施しておいた、エンジンマウント・ボルトで固定します
エンジンハンガー等も純正を粉黛塗装し、再利用してます・・。アルミ製の社外品は、もちろん
リクエストがあれば使いますが、特にこだわりがなければ、純正ハンガーを再利用してます。
ちょっとした細かいパーツで、動性能に影響がないモノなんかは、製作工程の途中で使ったり
する事があまりありません・・。機能が特に伴っていないドレスアップ部品なんかは、納車後に
オーナーさんが、量販店さんとかで購入し、取り付けて遊べば良い。と考えているからです。
無事エンジン載りました!・・まだ腰下だけですが(笑)・・ピストンは純正のオーバーサイズ。
絶対的なパワーよりも、絶対的なライフ!を重視した仕様・・。 排気量や圧縮比を上げれば、
馬力はどんどん上がって行きますが、失って行く要素も必ずありますから、最近ではお客さん
の方が、そのあたりの事をよく理解していて、ライフ・パッケージは定着しつつある様です・・。
まぁ、あまり弱腰な発想で組まれるエンジンも、少しさみしい気がしますが(笑)、長いつきあい
になる愛機ですから、ロングライフに越した事ありません・・。それに何度も言っておりますが、
高性能キャブレターとマフラーの組み合わせは、なかなかバカに出来ないモノで、この辺りの
パーツ・マッチングだけでも、そうとうパワー&トルクの向上が、可能となりますからね!・・。
RCM-168 次回は足回りを進めつつ、エンジン腰上も終わらせたいトコです・・。♪